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【日記】入社6カ月で“希望退職”迫られたホテル勤務22歳

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切ないニュースが増えてきた

本当にこういうニュースが増えてきて切ない…

ネットではなく、リアルな旅行代理店とかはもともと厳しい業界でしたが、ホテルとかはインバウンド需要も高くて、去年までは「東京に出張に行こうと思ってもホテルが取れない、高い」と言われていました。都心のラグジュアリーなホテルはもちろん、ビジネスホテルも海外からの旅行者がいっぱいで、都心の立地が良いビジネスホテルなんかでも狭くても1万円では足りないような状態でした。実際、ホテルの前には旅行者を乗せて都内観光に出かけるバスがいつも止まってて、JR東日本の京葉線なんかは、早朝からディズニーランドに向かう人種いろいろ年代いろいろな方が乗っていたものでした。

なので、「ホテル業界を選んだ先見性の無さのせいだ!」とは全然思わないんですよね…

1年前、新型コロナは中国限定だった

中国で新型コロナの感染が疑われた症例が出たのは2019年の11月ほんの一年前だったんですよね。この頃には多くの企業は学生に内定を出していて、大学卒業を前にした学生さんたちは4月からの新しい社会人生活に不安以上の期待を寄せていたはず。それが入社前にコロナが感染爆発し、入社しても仕事がない、6か月後には退職に追い込まれるなど誰が想像したよ…と思うと気の毒でなりません。自分が新卒社員6か月目の時には、まだまだ社会や会社を信用し切ってましたからね…彼は記事のなかでは以下のように発言しています。

「現場で働いている同僚は、優しい人ばかりでした。ホテルの経営を考えるとしょうがないという気持ちもありますが、社員を大切にしないような会社のやり方には、納得できない」

会社は必ずしも社員を大切にはしてくれないこともありますが、それに気づくのはもう少し後でもいいと思います。この時期は先輩にくっついてあれこれ学んで日々できることが一つづつ増えていくということを学んで欲しい時期なのに。それにしても「ホテルの経営を考えるとしょうがないという気持ちもある」とは、大人な発言です…感心します…。

前途ある若者にこういうセリフを言わせるのは、本当に切ないです。ただ、今、こういう状況で苦しんでいる方はたくさんいらっしゃるでしょうけど、今の自分でしてあげられることは何もないのが本当にツライです。

この経験が、この先の人生において、何らかの良い影響がありますように。

したくない経験はたくさんありますが、

無駄な経験はありません

 

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