連日の猛暑日…
もう「暑い」という言葉しか出てこないような日が続いています。朝起きて室外の気温計がすでに30℃を超えているのを見ると、まだ外に出てもいないのに眩暈が起きます。
先日、我が家の温度計は室外気温が(最大瞬間だとしても)44.7℃に達したことを記録していました。
空気が風呂のお湯より熱い!
こういう日は夜になっても気温が下がらず、この日の室外の最低気温は29℃を超えてました。ここんところは雨も降ってないので気温が下がる要素がありません。
今の家に引っ越して20年を超えましたが、我が家は北にも南にも窓があるので、うまくいけば風が吹き抜ける間取りになっています。ただ、ここ数年で北側にも南側にもちょっと背の高い建物が建てこんでしまい、特に北側の建物は致命的で風通しが絶望的に悪くなってしまって、加えて隣の建物の一階にあるコンビニの空調室外機が設置されて延々と稼働しているので余計に暑いような気がします…
運動中に水は厳禁だった
今の若い方々には想像もつかないかもしれませんが、昔は「運動中に水を飲んではいけない」という習慣がありました。
当時の体育科教諭や部活の顧問もそれを当たり前のように信じていましたので(指導を受ける方も当たり前と思っていました)、かつて運動量多め+激しめな競技の部員だった私は夏の炎天下の練習中は水を飲めなかったのです。今考えればよく死人が出なかったものだと思いますが、体感的には天気予報の最高気温が当時より3~5℃ほど高くなっている気がします。今この時代に当時のような運動を給水なしでやったら部員の何人かは救急車で運ばれているでしょうし、下手したら命を落としているかもしれません。ひどい時は汗が出なくなりましたからね…あの夏場の部活で水が飲めなくてスポーツが嫌いになった人は少なからず居ると思います。
これは、
- 汗とともに失われた電解質も併せて補給しなければならない
- 単に水を飲むだけでは吸収が良くない
- 水だけを大量に飲むと体内の電解質濃度が薄くなって低ナトリウム症を起こす
という考えがベースだったのかもしれませんが、それなら塩水でも摂れば良かったような気もします。ちなみにポカリスエットは1980年に発売を開始していますが、それ以前は日本にスポーツドリンクというのは無かったのです…。もっとちなみにですが、「おーいお茶」は1989年です。
日本は好きだけど「夏」は異常…
昔旅行で行ったことのある欧州地中海系の夏は、気温は高くても湿度がめちゃめちゃ低いので、汗をかいたことに気づかないという結構怖い経験をしました。汗をかいたことに気づかずに知らない間に脱水してるって感じでした。顔や唇が渇いてカサカサになりましたし…湿度が低ければ快適というわけでもありません。昼間歩き回って普通にのぼせました。
旅行で行ったことのあるハワイやグアムは、湿度は高いのですがなぜか風が涼しいので意外と過ごしやすかったです。そして夜になると海風が気持ちいい…
東南アジアの都市部は結構暑かったですが、はっきり言って夏の日本の都市部は南国よりもよほど暑くて暮らしにくいと思います。どこよりも暑苦しい!
ちょっと昔(ずいぶん前?)、まだ私も元気で夏は毎年のようにロックフェスとかにも出かけていた時期もありました。
せっかくなのでステージ近くで観たいと前の方に行くと、空からは太陽、地べたからは照り返し、そして何より揉みくちゃになる人いきれで嫌というほど汗をかくことになるのですが、お目当てのバンドの終わった後、いやな頭痛と足がもつれるような状態になったことがあります。あれ、熱中症になりかけだったと思うのですが、こうなると気持ち悪くて「水を飲みたくなくなる」んですよね。
脱水しないように水分を摂ればいいと思われがちですが、気持ち悪くてそれどころじゃないんです…あの時は首とか脇を家から持っていっていた冷凍した保冷剤で冷やして休んで少し回復したところでようやく水分が摂れるようになりました。その後、屋台で食べた「冷やし梅茶漬け」の美味しかったこと。白いご飯にお茶漬けのもとと梅干を入れて冷たい水をぶっかけてるだけだと思うんですが、身体に沁みました。
外気温が35℃を超えてるような時はもう外に出てはいけません。
ワンコの散歩もいけません、外飼いしている猫ちゃんは室内へ入れてあげてください。人間はエアコンの効いた部屋で床でゴロゴロしていましょう。テレビ観たり本を読んだり昼寝したり。冷たいものばかり摂るとお腹によくありませんが。
夏のビールは美味しいですが、ビールは利尿作用があって飲んだ以上に排出されるので水分補給には不向きです。ビールを飲んだらそれ以上に他の水分も摂りましょう(お腹がたぷたぷになりますが)。ポカリスエットは、もともと点滴を作っていた大塚製薬が開発した製品ですし個人的には大好きです。

コメント
ポカリスエットの前にゲータレードってスポーツドリンクが販売されてましたが、アレはアメリカ製でしたね。
どちらも販売当初は随分と不味かったような記憶が…
今は猫用の経口補水液まである時代。
色々と便利になっていますが、たけさんが仰るように猫も人も「暑い時は無理しない」がイチバンかと(笑
猫乃三時さん、こんにちは。
ゲータレードはアメリカでは歴史もあるしNFLやMLBでもメジャーですけど日本ではホントに売れないですねー。味は確かに微妙な気がします。
猫のポカリスエット(笑)は次男猫にもシリンジで与えていましたが、あまり好きではなかったようですが、あれをしっかり飲んでくれていれば輸液しないで済むのに。
もう暑い時は何もしない!外に出ない!これが一番です…