歩くのはいいぜ!
エレファントカシマシの「友達がいるのさ」という名曲がありまして。
「東京中の電気を消して夜空を見上げてえな」というかなりのパワーワードから始まるこの曲。最後の「出かけよう 明日も 明後日も また出かけよう」というフレーズは力強くも優しい…夜の日比谷野外音楽堂で聴くと最高なんですよ。
まあ、東京中の電気を消すととんでもないことになるのですが、最近の私は夜の街をすたすたと歩いています。(繁華街をウロウロしているわけではありません)
以前、職場でのBCP(事業継続計画)の一環で、災害発生時に公共交通機関が止まった場合の帰宅ルートを提出する機会があったのですが、Google mapで距離を出してみたところ、「歩けなくはないな…」と感じたことがきっかけでした。
というのも、東日本大震災があった日、私は幕張メッセ近くのオフィスに居たのですが、京葉線(JR東日本)やその他の路線は早々に運休になって帰れなくなっちゃったんですよね…同僚の車に乗せてもらえたのでその日のうちに帰宅することはできたのですが、いつもの帰宅ルートが使えない時の帰宅プランは結構重要だと思っています。
初回は失敗…
一度歩いてみようと思ったものの、その後はなんだかんだとぐずぐず…
そして、最初のチャレンジは昨年11月の末。Google mapである程度の帰宅ルートを頭に入れて出発したのですが、職場の近くは生活圏ではないので、駅からのルート以外は知らない道。道路標識とか記憶を頼りにせっせと歩いたのですが、途中で「こっちの方が近道じゃないか」と選んだルートが大失敗で、想定距離の1.5倍くらいになってしまい…結構へとへとに。
その反省を踏まえ、2回目はGoogle Mapによる音声ガイダンス付きで歩きました。確かに、ほぼ最短ルートで帰ることが出来ました。
が!
最短ルートには銀座を突っ切る道が含まれるのですが、今、夜の銀座は外国人観光客でごった返しており、とにかく歩きにくいのです。団体さんがいい気分で道をいっぱいに使って歩いているので…距離よりも疲れるのです。皆さん、今、銀座を歩くのはそれなりに覚悟が要りますよ。
ナビなしでルート改善
その後も週に1~2度、てくてくと歩いて帰宅しています。今では、Google mapの助けを借りずに歩いています。災害時に使えるとは限りませんので…
イヤホンで音楽を聴きながら頭を空っぽにしてひたすら歩くのは、どうやら私には合っているようです。基本的な帰宅ルートに沿って、歩きやすい道、信号にひっかかりにくい道を選びながら1時間くらい歩くと気分がスッキリします。
あと帰りに寄りたくなるお店を探すのも楽しいです。一時期、すっかりハマっていた台湾まぜそばのお店もそうでした。
今では、仕事が終わってジムに行くような感じになっています。お金もかかりませんし!速足で連続して歩き続けるのはいい有酸素運動になるようです。
これ、続けると確かに夜の眠りが深くなったような気がします。また、食事の量を減らしてもなかなか落ちなかった体重がすとんと落ちました。体脂肪も!
継続のカギは、結果の可視化かと。私はスマホにアディダスのランニングアプリを入れてます。私の場合、1キロ6分以内のペースを目標にしています。ラップタイムを聞いてペースを上げたり落としたり。
スマートウォッチはあった方がいいですね。歩数も計れますし、脈拍数の記録がとれるのも良いです。
夜の景色を眺めながら歩くのはホントにいいもの。夏になると汗をかくのでやらなくなるでしょうから、今のうちに。
オフィスカジュアルというのも大きいです。スーツに革靴だとなかなかこうしたことは出来ないかも。
皆さんもちょっと意識して歩く距離を増やしてみることをおススメします!
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