記事内に広告が含まれることがあります。

【猫】健康診断をお忘れなく

1 猫
この記事は約9分で読めます。

猫さんにも健康診断が必要!

にんげんも会社勤めであれば年に一度の健康診断が法律で義務付けられています。お仕事をしていなくても、行政とかから健康診断を格安で受けられることが多いようです。この(無料もしくは格安で受けられる)健康診断という制度、どうも日本ならではの制度だそうです。ありがたいことで…

まあ、実際は私くらいの年齢になると健康診断ではバリウムを飲んでのレントゲン撮影があり、これが億劫でしょうがない…絶食に加えて水も飲めないので病院につくころにはヘロヘロになっています。特に夏場の健康診断はシンドイ!

しかしながら、にんげんは調子が悪いと自分で病院に行くことが出来ますが、猫さんは「調子悪いから病院行く」とは絶対に言いません。むしろ、調子が悪いところを隠すのが猫です。猫さんが調子が悪そうにしていたらよっぽどです…その時は即、まっすぐ病院に連れて行ってあげてください。

むしろ、猫さんに元気で長生きして欲しいと思っているのなら、健康診断はしっかり受けさせるべきです。猫さんは、長生きすると慢性病を患うことが増えます。慢性腎臓病などの臓器の病気やがんなど…それらも早期に発見して対応すれば、猫さんのQOLは格段に上がります

三兄妹の慢性腎臓病も、長女猫の皮膚がんも、健康診断をしていたからこそ見つかりました。長女猫は手術して余命を全うしました。命あるものとのお別れは避けられません。ただ、元気に長生きして欲しいと飼い主さんが望むなら、定期的に健康診断に連れて行ってあげてください!

姫ちゃんの健康診断

姫ちゃんが我が家に来たタイミングで毎年、健康診断には行っています。

成猫だったら年に1回、シニアになったら年2~3回程度の健康診断が推奨されています。猫さんはにんげんの4倍の早さで歳をとる、と考えると年1回でも少ないかもしれませんね…

血液検査で脂質の検査でしっかり検査したいため絶食して臨んでいます。

在宅勤務だと、「ゴハン無いよー!」「おーい、ゴハン入れろよー!」「こらー!ゴハンって言ってんだろ!おらー!」と延々喚かれるので、オフィス出勤の日に検査することにしています。

朝、出かける時にカリカリを引っ込めていけば、自然と絶食になりますんで…

帰宅すると、「やっと帰ってきた!」と寄ってきたので、そのままトイレに強制連行。「お、そういえば…」と言いながらお尻をストンと落としたので、すかさず「お玉」をお尻の下に差し込み、無事に採尿!前回はお玉に猫砂が混入してしまったので、今回は気をつけましたところ、キレイに採れました!

姫ちゃんもお腹が空いているでしょうし、採ったオシッコを容器に、姫ちゃんをキャリーに詰めて通院です。

「いやだー!帰るー!」の絶叫通院

姫ちゃんはベランダに出るのは好きなくせに、とにかく通院が嫌い。玄関を出たところから、「帰るー!」という大絶叫の始まりです。なんか、年々の通院でこの絶叫での抵抗は強くなってきたように思います。

三兄妹もそうでしたが、通院はイヤがっても病院に着いたら息を潜めて大人しくなる猫さんが多いようです。掛かりつけの獣医師先生も「猫さんにとって病院はアウェイですからおとなしくなるもんですよ」と言っていましたが、姫ちゃんは違うのです。

診察台の上でも「帰るー!やめろー!」とデカい声で文句を言い、採血とかは断固拒否!先生が注射器を持って腕をひっぱるとシュッと引っ込めて抵抗!スタッフさんがエリザベス・カラーを装着してバスタオルで包み込むように保定して再度の採血となりました。おとなしくしていれば一回で済んだのに。

血液検査と尿検査の結果が出るまでの間、しっかり触診する派のかかりつけ医は、姫ちゃんの全身を撫で繰り回し。少し耳の中が汚れていたので耳掃除、口の中が歯石がつき始めているけどまだ全身麻酔をしての治療は不要とのこと。

あとは私からのリクエストで肛門腺絞り。姫ちゃんの肛門腺は液状ではなく、半練り上で絞りにくいんだそうです。最近、近くに座るとちょっと臭ってたんですよね…

今回の検査結果

今回は尿検査と血液検査。問題無かったので、レントゲンやエコーは不要との判断でした。

尿検査結果

尿検査は比重はずっしり重く、腎臓はしっかり濾しているようです。phも問題なし、扁平上皮も少々あるも問題無し、尿たんぱくも(+)ですが気にしなくて良いということでした。

血液検査結果

血液検査も問題無し。いくつか基準値超えがありましたが、まあ一時的なものでしょうとのことでした。まあ、留守番に絶食で水も飲まずに寝っぱなしだったでしょうから、ちょっと脱水気味というのが毎年恒例…

とりあえず今年の健康診断もクリアとなりました!先生と相談の上、ワクチンは来年の健康診断時に打つことにしました。ただ、新しく猫さんを迎えるのであればその前に打ってください、とのことでした。

今のところ、その予定はないですが、次男猫が毛皮を着替えて目の前に現れるかもしれませんからねえ…

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました