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【猫】猫の腫瘍(がん)早期発見のために

1 猫
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猫さんの死因として腎臓病に次いで多いのが腫瘍(がん)。

動物医療のレベルや、キャットフードの品質が上がり、猫さんも長寿化が進んでいます。昔に比べて腎臓病への治療も進化しています。長寿化が進むと、にんげんと同様に猫さんのがんの増加は避けられません

猫の腫瘍は犬に比べて悪性のものが多く、発見時にはすでに進行していることも少なくないそうです。先代の長女猫も腰にポツッと出来た出来物が腫瘍(繊維肉腫)でした…

猫のがんの特徴
猫の腫瘍は犬と比べて悪性率が高く、発見・診断された時点ですでにリンパ節や肺に転移しているケースも珍しくありません。「様子を見る」よりも早めの受診が重要です。

猫に多い腫瘍の種類

猫の腫瘍の中で、特に頻度が高いとされるのは以下の3つとのこと。

最多

リンパ腫

免疫細胞のリンパ球が腫瘍化。猫の全腫瘍の約3分の1を占め、消化器型が最も多い。

2番目に多い

乳腺腫瘍

約90%が悪性で、雌の中高齢猫に多く、しこりとして発見される。早期避妊でリスクを大幅低減。

頻度高め

肥満細胞腫

皮膚型と内臓型がある。皮膚型は低悪性度が多いが、内臓型は悪性度が高い傾向。

リンパ腫:最も多い腫瘍

リンパ腫…猫友さんとこの猫ちゃんとかでもよく聞く病名です。

猫のリンパ腫はその発生場所によっていくつかの型に分かれますが、最も多いのはお腹の中(消化管)に発生する消化器型です。

画像出典 コルディ研究室 猫の悪性リンパ腫とは?症状や原因について改善のヒント

飼い主が気づきやすいサイン

  • 慢性的な嘔吐や下痢が続く
  • 食欲が落ちてきた、体重が減ってきた
  • お腹が張っている感じがする
  • 元気がなく、以前より動かなくなった

リンパ腫に限りませんが、「最近なんとなく元気がない」「嘔吐が週に2〜3回ある」といった変化が2週間以上続く場合は様子を見過ぎずに受診しましょう。

乳腺腫瘍:発見できるのは飼い主だけ

乳腺腫瘍は飼い主がお腹を撫でているときに「しこり」として気づくことがほとんどだそうです。ただ、初期は直径1〜2mm程度と非常に小さく、痛みもないため見逃しがちだとか…

画像出典 コルディ研究室 猫の乳腺腫瘍(乳がん)

腫瘍の大きさと予後の関係

腫瘍の大きさステージ治療後の予後(目安)
2cm未満(転移なし)ステージI余命 約29ヶ月
2〜3cm程度ステージII余命 約12ヶ月
3cm超・転移ありステージIII〜IV予後は著しく不良
発見時にはすでに転移していることも
動物病院を受診した時点で、20〜40%はリンパ節への転移が起きているとか…「小さいから大丈夫」と判断せず、しこりを見つけたらすぐに受診してください。

月1回の触診習慣を

  • 月1回、お腹全体をゆっくり撫でてしこりがないか確認する
  • 左右対称に、脇の下から下腹部にかけてチェックする
  • コリコリした硬い感触、動かないしこりに注意
  • 腫れ・赤み・分泌物がある場合はすぐに受診

生後6ヶ月以前に避妊手術を行うことで、乳腺腫瘍のリスクを9割以上低減できるとされています。

今回、調べていて個人的に気になったのはこの乳腺腫瘍です。姫ちゃんの避妊手術は大人になってからですからなので…姫ちゃんはお腹を撫でられるのは大好きなので、そこは問題ないと思うのですが。

肥満細胞腫:皮膚のしこりに注意

肥満細胞腫は皮膚型と内臓型に分かれます。皮膚型は頭・首まわりに発生しやすく、見た目は小さなしこりや脱毛を伴う病変として現れることがあります。

飼い主が気づきやすいサイン

  • 皮膚に小さなしこりや隆起がある
  • しこりの周囲が赤くなったり、かゆがっている
  • 嘔吐・食欲不振・体重減少(内臓型の場合)

我が家では、先代の長女猫が繊維肉腫で手術しました。手術でがん組織とその周囲の組織をごっそり切除し、その後は放射線治療をしました。

おかげさまで再発することもありませんでしたが、広範囲に切除しましたので手術直後の傷は痛々しかったです。

が、再発することなく余命を全うできました。

飼い主が日常でできること まとめ

  • 月1回、全身をくまなく撫でてしこりがないか確認する
  • 食欲・体重・排泄・嘔吐の頻度を日頃から把握しておく
  • 「なんとなく元気がない」が2週間続いたら受診する
  • 年1〜2回の定期健診(血液検査)を受ける
  • FeLV・FIV陽性の場合はハイリスクであることを自覚する
  • 未避妊の雌猫は早期避妊手術を(発症リスク低減)

ちょいちょい聞く話ですが、世の中には触診をしない獣医師先生もいらっしゃるとか。幸いなことに私がお世話になった獣医師先生はしっかり触診してくださる先生が多かったです。個人的には、触診してくれない獣医師先生は腫瘍発見におけるリスクになるんじゃないかと…

⚠ 最も大切なこと
猫は体の不調を隠す動物。飼い主さんが毎日の触れ合いの中で「いつもと違う」に気づけるかどうかが、早期発見の最大の鍵かと。スキンシップをルーティン化することが、最もシンプルで効果的ながん対策になるかと思います!

 

 

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