ワンコは働くけど猫は?
犬はもともと集団生活をする生き物で、飼い主を集団の主と認識すると飼い主を支え、助け、自身の役割を全うして褒められることをこの上ない喜びとするのだそうです。
牧羊犬なんかを見ていると凄まじいですよね、あの賢さ!
Timelapse of a Border Collie sheepdog doing his job pic.twitter.com/gnwIfqDYzE
— Domenico (@AvatarDomy) February 8, 2023
アジリティとか猫飼いからすると意味が分からないくらいに美しい。
Border Collie named “Pink”, has won the agility competition for the 3rd year in a row at the 2020 Westminster Dog Club Show#dogs pic.twitter.com/7OuvKOlGbn
— ○༺ᗙ ᗛ༻○ (@KlatuBaradaNiko) April 3, 2020
こうしてみるとボーダーコリーってホントに賢くて惚れ惚れします。先日、スーパーで見かけた親の言うことをまるで聞かなかったおバカな子どもよりよっぽどお利口さんであります。
その一方、猫はというと肉食の捕食者であり単独行動を好むと言われます。
猫は、体格や筋肉量では犬には劣るものの、走るスピードやジャンプ力などの機動力という面では犬にも勝ると思うのですが、猫が羊を追い回す牧場とか、猫のアジリティ大会とか聞いたことありません。そもそも「働く猫」…といっても看板猫とかさんとか田舎の駅の駅長さんくらいではないかと。
画像出典 : Sanpei at the Japanese language Wikipedia, CC 表示-継承 3.0, リンクによる
ただ、この「たま駅長」は和歌山電鐵の執行役員や社長代理を歴任し、亡くなった際には社葬をされるなど社会的には私などよりもよほど成功しているのですが。
ペットとしての犬と猫の違い
ワンコと猫の一般的な違いをまとめてみました。
🐶「忠誠心」と😺「独立心」の違い
一般的に犬は飼い主に対して忠実で強い忠誠心を持ちます。犬は飼い主と絆を築き飼い主の指示に従いたいと考えます。一方の猫は、独立心や自己主張が強く、飼い主とは対等の関係と考えている節があり、常に自分のペースで行動します。躾の行き届いたワンコはゴハンを「待て」と言われれば恨めしそうな顔で飼い主を見上げてよだれを垂らしながらも必死に待ちますが、猫の場合はお皿にゴハンを入れてる時にすぐに首をお皿に突っ込みますねえ…猫に「待て」は無理だなあ…。
運動の質の違い
犬は一般的に活発で運動を好み、散歩など定期的な運動が必要です。一方、猫は気が向いたら猫じゃらしで遊んだり走り回ったりすることもありますが、どちらかというと自分のテリトリーで安心してのんびり過ごすことを好みます。
ネコ科のチーターも全速力で走れるのはほんの数秒ですもんね…仕留められないと思ったらすぐ諦めるし。姫ちゃんも猫じゃらしにはすぐに飽きます。遊んでる運動時間よりもトイレハイの方が運動時間が長いんじゃないか…
コミュニケーション方法の違い
犬はしっぽを振ったり吠えたりして感情を表現し積極的なコミュニケーションをとって飼い主と関係を築こうとします。一方、猫は表情や身体の動き、鳴き声などを使って感情を表現します。犬に比べて猫は繊細なコミュニケーションを好むようです。
犬も猫も個体差が大きいと思いますが、メス猫に比べてオス猫の感情表現はややワンコに近いような気がします。先代の長男猫は感情表現がストレートでしたが、長女猫はなにを考えているかよく分からない女でした…。
アウトドアでエネルギッシュに一緒に過ごしたい方ならワンコと暮らすのが楽しそうです。気候の良い日ならまだしも、雨の日も雪の日も暑い日も寒い日も「朝だぜ!散歩行こう!ワンワン!」と言われても困る私はワンコを飼うのには向いてないと思います…なかには「散歩は断固拒否!」というワンコも居るみたいですが。
ただ、Twitterとかでワンコと猫さんが仲良く一緒に暮らしてるのを見ると羨ましい…
ホントは人間なんかより強い猫
犬も猫もそうなんですが、本気を出せば人間よりも強いんですよ。
上の牧羊犬やアジリティの姿を見ても分かる通り、犬の運動量と敏捷性たるや本気を出したら人間が捕まえられるものではありません。猫の爪や牙は獲物の皮膚を切り裂くためのものです。忘れがちですが猫は虎やライオンと同じ肉食動物です、本質的には獣なんです…Beastですよ!
そんなネコ科の肉食動物のくせに、「にゃ〜ん」とかシナを作りながら甘えてきたり、布団で一緒に寝たりするのは、単に飼い主がトイレ掃除をしたりゴハンをくれたりするからだけではないと思うのです。
武器である爪を切ったり、歯を磨かれたりしてもマジでは怒らない(次男猫はマジギレして爪だし猫フックをしたり噛み付いたりすることがありましたがあの時は殺気を感じました)のはそれなりに人間のことを好きで居てくれているんじゃないかと思います。
「猫は飼い主と対等の関係だと思っている」のに「甘えてくれる」「嫌なことをしても怒らない」ことに喜びを感じてしまうのは、私はやはり猫の下僕だなあと改めて思ってしまいます。
肉食獣はお腹が満たされていると寝ることで体力を温存するといいますが、姫ちゃんは昼間はほとんど寝ています。いつ本気出すの…?(トイレハイだけは本気)
(AIが描く本気の姫ちゃん)
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