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【猫】猫は寒いのが嫌い!保温と加湿を考える

1 猫
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猫だって寒い!

雪が降ると「犬は喜び庭駆け回る 猫はこたつで丸くなる」などと歌があります通り、猫は寒いのが嫌いです。ワンコは個体差こそあれ、お散歩に出るのが好きなコが多いようですが、猫は寒いと外に出たがりません。

我が家の姫ちゃんは陽が当たっている時間帯のベランダに出たがります

夏場は日に当たって熱くなった床にゴロゴロするほどですが、寒い日は窓に近づいていって何やら考え込んで帰ってきます。天気が良くて気温がさほど低くない日は「ベランダに出たい」と要求し、エアコンの室外機の上で日向ぼっこを堪能しますが、比較的短い時間で室内に帰ってきて「気が済んだ、もう窓を締めて良いぞ」などと仰せです。一方、気温が低い日は窓辺で陽を浴びて満足するようです。

「陽には当たりたいけど寒いの嫌い」

老猫は特に寒さに弱い

人間も同じですが、猫も歳をとると筋肉量が落ちます。筋肉には、代謝による熱の産生だけでなく寒さに対する体の断熱材としての役割もありますので、筋肉が落ちると寒さに弱くなるのです。(私個人的にも、若い頃に比べて寒さにはめっきり弱くなりました…)特に、シニア期に入った猫さんは、若いころ以上に保温に努めてあげてください。

身体をぎゅっと丸めて寝ている猫さんの姿は可愛いのですが、アレは身体の温度を逃さないようにしているので、実は寒さを感じている状態とも言います。姫ちゃんもホカペの上では伸びて寝ていますが、ホカペのタイマーが切れると窓際から離れたソファのもこもこマットの上で丸くなっています。

ホカペが一番リーズナブル

このご時世、お留守番中にエアコンの点けっぱなしというのは家計への打撃がかなり大きいと思うのですが、ペット用のホットカーペットというのは大変便利なものです。先代の三兄妹は猫団子という自家暖房で寒さを凌いでいましたが、独りになった次男猫や姫ちゃんは、もっぱらホットカーペットで暖をとっています。こんなに便利なものなら先代の時も買っておいてあげたら良かったな…

今の機種で2つ目で使ってみて分かったことは、温度調整は出来た方が良いのと、タイマーはあった方が良いです。温度は人間が熱々に感じる必要はなくてほんのり暖かいだけで十分です。また、いかんせんスイッチの切り忘れが多くなるので、基本的にタイマーを付けておくと良いでしょう。姫ちゃんはタイマーが切れると「おーい、ホカペが冷たいぞー!」と大声で呼ばわりますが…

こちらは我が家で使用実績あり。コスパ上々です。

加湿で省エネ

室外の気温が低くくて室内の気温が高くなると、どうしても室内の空気は乾燥します。夏は除湿すると涼しく感じますが、冬はあのひんやりした室内湿度よりももっと低いのです。我が家でも、加湿をしないでいるとデジタル湿度計が計測不能な”Lo”表示になっていることがありますが、これは湿度が20%を下回っている状態です。夏場に湿度が20%以下だったら過ごしやすいんでしょうけど…。
人間と同じく猫だって、空気が乾燥するとフケが出がちになりますし、喉や鼻の粘膜が乾燥することで感染症に罹りやすくなります。またフリースなどの化学繊維との接触で静電気も起こりやすくなります。撫でてあげようとして「パチッ!」とでもさせようものなら「なにすんの?」みたいな顔で睨まれることも…
人間が快適な状態は猫さんにとっても良い状態といえます。冬の時期、加湿は必要です。もっとも手軽な加湿は洗濯物の室内干しです。最近の洗剤は除菌効果も高く、室内干しが臭うことも少ないように思います。
この時期、下手に外に干すよりも室内干しのほうがよく乾きます。(タオルなど天日干ししたいものを除く)また、室内干しでは扇風機やサーキュレータの風を当てるとさらによく乾きます。本来の使い方であるエアコンとかの空調機との併用で省エネも図れます。洗濯物はよく乾き室内の加湿も出来るという素晴らしさ…景色は少々難ありですが。これからの花粉の季節も、加湿は有効ですよ。床に落ちてくれるので…
最近のサーキュレータは小型で音も静か、上下左右に首振りもしてくれて、軽くて持ち運びも便利。こちらも我が家の使用実績ありです。

我が家ではエアコンに向かって運転させてますが、加湿器の風を室内の上方に吹き上げるようにセットしています。
夏場はクーラーと併用しますし、風呂上がりに涼むのにも使えます。我が家では年中稼働しています。サーキュレータはオススメの家電です。
猫さんの心地よい環境を作るのは下僕の努め。何より下僕がインフルエンザやコロナに罹ってはいけません。加湿や空気循環など暖房を効率的に使って乗り切りましょう。

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