記事内に広告が含まれることがあります。

【猫】腎泌尿器科獣医師によるオンラインセミナー(8/29開催)

1 猫
この記事は約5分で読めます。

猫の腎臓病を学べるチャンス

知り合いの複数の猫友さんが利用している高度医療を手掛ける動物病院さんが主催するオンラインセミナーのなかで、8月29日(日)に腎泌尿器科獣医師による猫の慢性腎臓病に関するテーマのものがあります。

こちらの動物病院さん、複数の専門外来があるだけでなく、高度医療を受け持つ二次診療機関もグループに抱えておられる大きな動物病院グループです。

私の家のまわりにも複数の動物病院があり、医療機器や設備もかなり差があります。しかし、ここの病院はレベルが違いますな…急性腎臓病で活躍する人工透析装置があったり、心臓手術で使う人工心肺装置があったり。猫友さんとこの猫ちゃんも、結石からの急性腎障害になった時に、この人工透析で助かってます。正直、ウチのかかりつけ医だと助けられなかったでしょう…そこいらの人間用のクリニックはおろか、病院でもなかなか揃ってない設備です、凄いなー!

専門医はやっぱり凄い

個人的には、長女猫の線維肉腫を手術する際、東京大学の動物病院にお世話になったのですが、腫瘍専門医との話は楽しかったです。こちらの質問にも淀みなく答えてくれ、納得感もあったので、結構な大手術ではありましたが、安心して任せることが出来ました。術中、こうだったこうする、ああだったらああする、という話が非常にしっくりきました。手掛けたケース(しかも難易度が高いもの)が圧倒的に多いというのもあるでしょうが。

当時のかかりつけ動物病院の勤務医Aさん、「ウチの病院でも切除手術できますけど、自分の猫だったら迷いなく高度専門医療機関に切ってもらいますよ…」と言ってましたし、長女猫の手術を見学した見習い勤務医Bさんも、「あんなに広範囲に切除するとは思ってませんでした…凄く勉強になりました」などと言っておりました。

気持ちは分かりますが、飼い主に言っていいのか、そんなこと…いや、正直なのはイイことですけどね…

ただ、高度医療機関の専門獣医師さんが偉そうにしているかというと全くそんなことはなくて、専門医ほど「飼い主にどうやって分かってもらうか」ということに腐心されていることがよく伝わってきました。むしろ、それまでに会った町の動物病院の院長さんたち(今のかかりつけ医院長は除く)のほうがよっぽど偉そうで話にくかったです(このネタ、しつこいですね)。

腎泌尿器専門医と話したことあります?

残念ながらこちらは無料セミナーではありません。私のブログ経由でお申し込みいただいても割引等もありません!

ただ、500円というとウチのかかりつけ動物病院の再診料と同じです。

知識は長持ちします。慢性腎臓病に関して正しい知識がつけば、長い闘病生活のなかで通院回数を1回くらいは減らせるかもしれません。そういう意味では、意義ある500円になるのではないかと。何より、質疑応答の時間もとってくださるとのことですので、気になることも気軽に聞けるかもしれません。

先生のご意向としては、慢性腎臓病で苦しむ猫ちゃんや飼い主さんを広く助けることが出来る機会にしたいとのことです。メインターゲットは、慢性腎臓病になったと動物病院で言われたとか、慢性腎臓病と診断されたけどこれからどうすればいいの、という飼い主さんが対象です。

逆に言えば、慢性腎臓病のステージ3からステージ4で格闘中で、血液検査の結果を見て「これならあのサプリがハマるんじゃないか」というようなヘビーな慢性腎臓病猫飼いさんにはちょっと物足りないかもしれません。

猫の慢性腎臓病の早期発見、早期の対応開始というのは、私自身の経験上でも、本当に大事です。この大事な局面について、専門医から知識を貰えるというのは貴重な機会だと思います。「療法食を食べてたら治るのかなー」となどと思ってる方(治りません!)には是非ともご参加いただければ…

今は猫ちゃんの腎臓病について、何も分からなくても、知らなくても、勉強していけばいいと思います。ただ、慢性腎臓病が進行してからだと、治療の打ち手はどんどん減っていきます…私の経験上。「早期の打ち手」が何よりの方法です。

慢性腎臓病になってしまった猫ちゃんでも、初期の頃からキチンとケアしてあげれば、QOLを高く保ったまま長生きしてくれますよ!

【関連記事】以前にも、猫の腎臓病には初動が大事と書きました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました