茶トラ兄妹の命日
1月10日は、私にとって最愛だった茶トラ兄妹の命日です。もうあの日から4年が経ったのか…公園を歩いてる時に「ボクたちを拾ってくださーい!保護してくださーい!」と声を張り上げて私を呼び止めた長男猫。「どうせこのまま死んじゃうのよ…」と生後2週間のくせにどこか拗ねた眼をしていた長女猫。
初めて出会った日から17年半、次男猫も含めて三兄妹で暮らしてきましたが、なぜか同じ日の一時間足らずの間に相次いで虹の橋に旅立っていった茶トラ兄妹。
今、考えても旅立つ妹のお供をするために命を自ら断ち切って後を追ったようにしか思えないんですよね…。年末から調子は良くなかったのですが、長男猫はその日の旅立ちの前のつい数時間前まではカリカリを食べていたので。
個人的には初めての猫、初めての看取りだったのでショックも大きかったです。
超フレンドリーな長男猫
長男猫は典型的な茶トラ男子。
大きな身体と鷹揚な性格、弟妹にはちょっと厳しい(食い物と寝場所については心が狭い、とも言う)ところもあるものの、人間に対しては怒ったこともなく、爪を出したり噛みついたりしたことの無い猫でした。
過去のブログを読んで思い出しました。
長男猫が体調が悪い時に「大丈夫?」と声をかけた時、長男猫はこっちをじっと見ながら垂れ下がっていた尻尾をピンと立ててくれたのでした。
気配りのオトコでした…
女王様気質の長女猫
底抜けに明るい長男猫に対して、長女猫はマイペースというかなんというか…「ザ・メス猫」と言った感じの性格でした。
猫の十戒で言うところの「私を崇拝しなさい。私にとってそれが一番大事なことなのです。」です。
女の子ということと、三兄妹で一番小さく華奢だったこともあって甘やかしてましたからねえ…ご機嫌で膝上に乗ってた感触を今でも思い出します。腰ペンが好きでした。止めると抗議されたので延々とペンペンしてたなあ…
姫ちゃんは茶トラ兄妹のハイブリッド
しかし私は幸運です。
茶トラ兄妹は毛皮を着替えて私のところに帰ってきてくれたのですから。
ちょっと回り道をして我が家から遠く離れたところで産まれて保護主さんに保護されて2度のトライアルを失敗してまで我が家に来てくれたのです。2度のトライアル失敗で保護主さんもがっかりされたと思うのですが、私のところへ帰ってくるための失敗だったのです、何とぞご容赦を。
甲高いでかい声は長男猫、寝るのと撫でられるのが好きなところは長女猫です。ベランダのエアコン室外機の上でご満悦な姿、そっくりでしょ?
↑ 長女猫
↑ 姫ちゃん
なんだかんだと仲良しだったよねえ…長女猫はいじめられても長男猫が大好きだったし。
そっちはみんなで仲良く猫団子しているどうけど、こっちも姫ちゃんが来てくれたおかげで寂しくなく過ごしてるぞ。いつかそっちに行くから待っててくれ。
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