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【猫】闘病猫さんと飼い主さん

猫−姫ちゃん日記
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4年前の旅立ち

ちょうど4年前の2021年の7月6日、先代三兄妹猫で最後まで頑張っていた次男猫が旅立ちました。享年19歳でした。

彼は晩年は何度か痙攣に見舞われたり、足腰が立たなくなったりとなかなかに大変な状況になりましたが、そのたびに奇跡的に回復して私を喜ばせました。

最終的には腎臓が潰れてしまったようで、輸液した分がジャージャー出ていく多尿だった次男猫が、輸液が身体に残ってしまうようになって、動物病院でエコー検査をしてみると腎臓が見えなくなるほど萎縮してしまって機能しなくなっていることが分かり、飼い主としても腹を括ったのでした。

最後まで心臓の鼓動はしっかりしていましたが、身体を使い切っての往生でした。弱音を吐かず、愚痴も言わず、生きることにまっすぐでした。

分かる飼い主さんの苦悩

シニアになった三兄妹猫の看病と介護をしたので、看病・介護中の飼い主さんのお気持ちは分かります。

特に、お給餌した後に吐かれることへの自己嫌悪と猫さんに対する申し訳なさとかは私も何度も経験があります。

足腰が立たなくなった長年猫に出勤前に薬を飲ませてシリンジでお給餌中、嫌がるところを「留守番の時間が長いから」と、もう少しもう少しと与えたところ、直後にお薬ごと全部吐き戻してしまった時の絶望感と猫さんへの申し訳なさときたら…猫さんもシニアになってくるとにんげんのことをそれなりによく分かっているようで、吐いたあとに涙目で申し訳なさそうな顔で見上げられたときのことを思い出すと、今でも凹みます。

足腰が立たないと留守番中にゴハンが食べられないから…とお給餌したのですが、留守番させるのはにんげんの都合なんですよね…ああいう経験があったから次男猫の介護の時は仕事を止めて専業介護士になったのですが…

猫介護の面では良かったものの飼い主のキャリア的には終わりました。まあ、自身の人生に何を求めるかにもよりますが、誰にでもおススメできる選択ではありません…

当事者には分からないかもしれませんが

当時の自分にも分かりませんでしたが、多くの闘病・介護をポストを見ていると…飼い主さんが一生懸命お世話している猫さんはみんな幸せだと思います。

そりゃあ、猫さんだって病院に行くのはイヤでしょうし、お給餌は苦しいかもしれません。薬だって飲みたくないでしょう。

それでも…猫さんは、特にシニア猫さんは分かってると思うんですよね。三兄妹もシニアになってから明らかに意思疎通できるようになっていたと思います。三兄妹とも病院は嫌いでしたが…看病とか介護には積極的ではないにせよ、ある程度の協力姿勢は見せてくれていました。

きっと、今、看病・介護されている猫さんも、飼い主さんの頑張りに応えようとしてくれているんじゃないかなと思っています、積極的とか全面的にではないとしても!

ご経験のある方、「今、思えば…」とそういうエピソードありませんか?

私は闘病・介護期は辛かったですし、毎日の精神状態はギリギリでしたけど、今となっては幸せな時間だったなと思えています。

 

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