【猫】高齢猫、春とともに食欲回復中です

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慢性腎不全の猫にとっては、療法食で腎臓の悪化をコントロール出来るのが理想的。しかしながら、ただでさえ高齢猫になると食べ物に対しては頑固になりますし、腎不全や体調が悪くなると途端に食の好みが変わることも多く、飼い主としては頭を抱えるところです…

冬が終わって体調も安定

この冬は次男猫と私にとって散々なものでした。体調は不安定、食欲が落ち、食べないので飲む水の量も減り、脱水するので便秘になっていきみゲロをする…という負のスパイラルが延々と続きました

極めつけは脳梗塞と思われる全身麻痺に襲われ、数日間は寝たきりとなり、飼い主も一時は半分以上諦めるほどに。

しかし、3月中旬から元気を取り戻し、ここのところはよく食べ、よく飲み、よく出すという正のスパイラルが回っています。慢性腎不全の多尿のため、脱水対策の自宅での輸液は欠かせませんが、輸液量は一時の半分以下の量でOKになっています。

正のスパイラル

最近の次男猫の行動を見ていると、以下のような流れをご機嫌に繰り返しています。

    1. 寝床からむくりと起きる
    2. 食堂まで歩いてカリカリを食べる
    3. 近くにある水を飲む
    4. 煉瓦を舐める(気分が乗れば”1”に戻る)
    5. (尿意があれば)トイレでオシッコをする
    6. (気分が乗れば)自宅警備パトロールをする
    7. 寝床に戻って寝る

体調が良い時は、2〜3時間おきに、気ままにこのサイクルを回しています。まあ、ほとんどの時間は寝ていますが…

冬場は、寝床から動こうとせず、ゴハンを鼻先に持っていて少々のカリカリをつまみ食いする程度だったのですが、今は自分で足を運んでゴハンを食べて水を飲んでくれます。元気な猫ちゃんの猫飼いさんからするとあまりにも普通のことでしょうが、食欲廃絶で強制給餌でなんとかカロリーを摂取させた経験のある猫飼いさんなら、このありがたさを分かってくれると思います。

ただ、「煉瓦を舐める」というのはちょっと珍しいかもしれません。数ヶ月前にトイレで猫砂を舐めるようになったため、猫砂トイレを撤去するのと同時に、煉瓦を室内に置いたのですが、煉瓦をざ〜りざりと舐めるのがすっかりルーティンになっています。腎不全や貧血の影響でミネラルや鉄分を求めて、またはストレス発散等の目的でコンクリートを舐める猫がいるようですが…舌のクリーニングしてるのかな…?ちょっとお口がクサイもんね、オジイチャン…

食べないと飲水量は増えない

以前と比較して、ゴハンを食べる量が増えるとともに、水を飲む機会も増えています。この冬は、水を飲んでいるところをほとんど見かけない時期もありました(その時は皮下輸液の他にもシリンジで強制給水していました)が、当時に比べると、家に居る時間に水を飲むぴちゃぴちゃ音がよく聞こえてきます。観察していると、カリカリを食べて水を飲み…場合によってはまたカリカリを食べてさらに水を飲む、ということが多いです。やはり、ゴハンを食べないと水を飲まなくなるようです。パトロールついでに、あちこちに置いた水場でハシゴ水もしてますねえ…ヨシヨシ。

以前は療法食を食べさせることにやっきになっていましたが、食べないことで体重が減り、水を飲まないことで脱水がひどくなって体調を崩したのを期に、トッピングのカリカリを工夫して少しでも多くの療法食を食べさせる方針に転換しました。具体的には、腎臓サポート食を主食に据えながらも、毛玉ケアを謳う食物繊維の多いもの、腎臓ケアを謳うミネラル類が低めに抑えられているもの、腸内環境の改善のために乳酸菌が多いものという市販の一般食(ケア食と言えばいいでしょうか)をトッピングとして積極的に使っています。着色料等の添加物が多そうなものをなるべく避けて…

他には、香り袋(お茶パック等に、鰹節や煮干しを入れたもの)を、療法食のドライと一緒にいれておくと、香りがカリカリに移るらしく、療法食への食いつきがかなりよくなります。これは結構効いてます。

動物病院さんも推奨の方法です!

療法食は正義なのか

慢性腎不全の猫に療法食以外のものを与えることについては、療法食原理主義な獣医さんや飼い主さんからすると「虐待だ!」と言われかねない行為かも知れません。

慢性病患う人間は、食事療法を医師から指示されている場合はそれを守るべきだと思います。人間はその必要性や重要性を理解できますし、自分でなんとかできます。なので、人間の場合は療法食や食事療法は正義なのかも知れません。

しかし、猫は食べたくないものはホントに食べてくれません。猫にしてみれば、美味しくない療法食を何故食べなければならないのかを理解できるはずもありません。若い猫なら空腹に耐えかねて食べてくれることもあるでしょうが、高齢猫になると代謝カロリーも少なくて済むせいか、平気で絶食してしまいます。猫が療法食を嫌って衰弱するのは本末転倒だと感じますが、とは言え、療法食を嫌がって食べない猫に強制給餌してでも与えようとするのは個人的にはちょっと無理…(ただ、そうした飼い主さんにもお考えがあってのことでしょうし、否定するものではありません。強制給餌が不可欠な場合もありますし)。

療法食を食べさせて慢性病の進行を抑えるのは重要なことですが、それ以上に「食べる・飲む・排泄する」という生命維持のサイクルをしっかり回すということも大事だと思います。療法食をしっかり食べてくれるのが大事というのは分かっているんですけど、療法食を食べさせるのが私の目的ではありません。

元気に暮らしてもらうのが一番大事。

それでも療法食を多く食べてもらえるように工夫していますし、ケア食等を食べる分は、老廃物の吸着等のサプリはしっかり飲んでもらいます

我が家の次男猫はもうすぐ19歳。いつ何が起きてもおかしくありません。ゴハンくらい楽しく食べてもらいたいものです。

マグロの刺し身なら毎日でも食べるにゃー

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