昨日の日記「【猫】老猫、腎不全、腎性貧血そして胃腸炎」
昨日のその後ですが、ブドウ糖を溶かした水を飲ませると飲んだ量以上のオシッコをしてしまう、薄い猫用ミルクを与えると飲んだ量以上の下痢をしてしまう…前日に輸液した水分があっという間に排出されてしまいました。
ネットで検索した情報によると、4キロくらいの猫さんが1日にするオシッコの量は20ml×3回で60mlということなんですが、昨日のオシッコ後のペットシーツを計ってみると50〜60グラムありました。重度の腎不全になると、1日分のオシッコを1回で出してしまうようです。(昨日の場合、その前日に輸液をたっぷりしているのでそのせいもあると思いますが)
私としても色々と考えたのですが、良かれと思って口から入れて過剰に水分を排出されるよりも、絶食絶飲により胃腸を休めた方が食欲の回復になるのではないか?、と。吐くのも下痢をするのも体力を消耗してしまいます。数カロリーのものを摂取させるたびにカラダを痙攣させて吐いたり身体がフラフラするほどの下痢をさせるより、胃腸を休ませて食欲が回復するのを待つのも手なんではないかと。
これはリスキーなチャレンジだとは自覚しています。
場合によってはこのまま看取りになるかもしれません…覚悟が要る判断です。ただ、昨日も動物病院の医師にも相談したのですが、「それもアリだと思いますよ」とのこと。輸液と吐き気止めと止瀉薬、胃薬の注射をして貰い、自宅輸液セットを買って帰ってきました。
強制給餌・給水を止めてからは、猫さんは顔つきや眼つきが穏やかになった気がします。機嫌もよく、数日ぶりにウロウロと散歩し始めました。願わくば、食欲が回復してくれますように。胃腸を休めるといっても代謝エネルギーのために身体の脂肪や筋肉を削り、肝臓に負荷をかけているのは間違いないので。
ペット介護には使い捨てのシーツを大量に使います。安いのをバンバン使えるのは精神的にも良いです。ちょいと使うには薄いヤツ、寝床とかには厚手のものがよろしいかと。
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