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【猫】5月5日は先代三兄妹の推定誕生日

1 猫
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5月5日は先代三兄妹の推定誕生日

残念ながら長女猫と長男猫は17歳と8か月で、次男猫は19歳と2か月で虹の橋へと旅立ちましたが、2002年生まれということで生きていれば23歳。にんげんだったら四年生大学を卒業して新卒として働き始める年齢だと思うと感慨深いものがあります。

三兄妹は私にとって初めて一緒に暮らした猫たち。生後2週間くらいで保護して哺乳瓶での授乳から始まりました。いかんせん、勝手が分からず手探りでの飼育でした。家に来た時の長女猫は200g、大きかった長男猫でも300gくらいでした。今でも、鶏肉一枚を手にもつと、猫ズはこれくらいだったなあと思ったりします。

これは生後一か月、初めての離乳食を食べている記念写真

三兄妹は、空気穴の開いたビニール袋に入れたデカいヤカンに入れられて公園の植え込みに遺棄されていました。棄てたにんげんも乳飲み子の猫を放置したらどうなるか分かっていただろうと思うのですが、保護したあとに改めてその場所に行ってみるとヤカンは無くなっていたので、捨てた方も気にして様子を見に来ていたんだと思います。

「拾われてホッとしたか?え?」と聞いてみたいですし、「少なくともあなたと暮らすよりは幸せだったと思いますよ」と嫌味の一つも言ってやりたいところですが、今となっては、三兄妹との巡りあわせに感謝していますので、棄てた人のことはどうでも良いのです。ただ、棄てた人にその後、不幸が降りかかったとしたら、それは「因果」というものでしょう…

仲良しだった三兄妹

三兄妹は留守番する時間も長かったのですが、基本的にいつも猫団子で幸せそうにしていました。私が帰宅すると長男猫が「今日もいい子で待ってたよ!」とちゅ~るのCMみたいに歌いながらお迎えしてくれるのが常でした。一時、遠隔カメラで留守中の猫たちを見ていたことがあるのですが、ほとんどの時間、猫団子で寝てるだけだったのでそのうち見るのを止めてしまいました…

天然で社交的な長男猫、賢くて好奇心旺盛な次男猫、普段は塩対応だけど情が深い長女猫。兄妹なのに性格が全然違いましたが、自慢の三兄妹でした。

お客さんが来ても、それぞれの性格でイイ感じに接遇してました。一番愛想がよかったのが長男猫。甘えて一番最初にオヤツをもらう役目。

それを見て、次男猫や長女猫が続くという感じでした。一度にたくさんの人が来るとさすがの長男猫もちょっと困った感じで引っ込んじゃいました。そういうのを見ると、頑張って接待してくれていたんだなあという感じです。

三兄妹のそれぞれ

三兄妹のリーダーは長男猫

生後2週間くらいで、「誰か僕たちを助けてくださーい」と大声を出して私を引き寄せた長男猫。彼の大声が無ければ私と三兄妹が出会うこともなかったのです。

長男猫の性格は明るくて感覚派。にんげんに対してはよっぽどのこと(傷口にクスリを塗るとかセレニアの注射とか)が無い限りシャーとか言わないコでした。弟妹とはよく取っ組み合いのプロレスを仕掛けたりしていましたが、最盛期は7キロ超級の大型の猫でしたので力は結構強かったと思います。

知性派の次男猫

感覚派の長男猫に対して、次男猫は知性派でした。とにかく賢かった!長男猫がおバカだったこともあって、次男猫の賢さは際立ちました。我が家のありとあらゆる戸を開けました。引き戸であろうが、両開き度であろうが、引き出しであろうが、何でも開けました。そして次男猫が開けた戸に長男猫と長女猫が入っていって探検するのを何度も見ました…

物凄い泥棒猫ポーズ…

猫じゃらしを追えば、こちらの動きを先回りして捕まえるというハンターでもありました。姫ちゃんに教えてあげて欲しいよ…姫ちゃんはどんくさい長男猫に狩りを教わったのかもしれません。

この眼はヤる気満々…手を出すと爪と牙で反撃されます!

末っ子気質の長女猫

長女猫は完璧な末っ子気質。長男猫のようなリーダー的要素や社交心は無し。頭は悪くなかったと思いますが、次男猫のような器用でもなかったかな…ただ感情の力は凄かったです。誰かが撫でられているとどんなに爆睡していても飛び起きてきて、嫉妬心も露わに文句を言ってきました。紅一点だったので大変可愛がりました!

自分の命が長くないと悟ったのでしょうか、最後の数週間は不自由な身体を引きずって私の布団のなかで一緒に寝てくれました。幸せでした…

三兄妹、外見はちょっと似てましたけど、上記の通り、こんなにも違うものかと…生後二週間で我が家にやってきて同じように育てたつもりなのですが、猫にこれほど生まれ持った個性があるとは知りませんでした!

猫生のほとんどは健康体でした!

弊ブログは次男猫の闘病日記の時期にはかなりたくさんの方が読んでくださり、今でも闘病系の記事はページビューも多いです。

でも、三兄妹は、保護したばかりの幼猫時とシニアになって慢性腎臓病が悪くなってから動物病院のお世話になったものの、ほとんどの時期は病気知らずの超健康優良児たちでした。

当たり前のようにゴハンを食べ、トイレに行って、猫団子で寝て。初めての猫飼い体験が多頭飼育であり、今になって思えば結構杜撰な体調管理だったと思います。3ニャン居ると誰がどれだけ食べてトイレ行って…とか分からないんですよね…(ウンチの形とかオシッコの量や場所で誰のブツなのかは分かりますが)しかも記録もとっていなかったし。(今は姫ちゃん一人なので、ゴハンの量もトイレの回数や様子もきっちり記録にとっています)

色んなことを私に教えてくれて、それなりの猫バカに育ててくれました!長男猫がにゃーにゃー呼んでくれての巡りあいでしたが…会うべくして出会ったのかなあと思っています。

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