【Biz】この冬、野菜がヤバい

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ヤバいと言っても、この冬の野菜は豊作で品質は良いそうです。しかし…

野菜が値崩れしている

昔、小売りの現場に居たこともあって、スーパー等に行っても売り場をよくよく観察する習慣が未だに抜けないのですが、ここんとこの野菜の値崩れはちょっと見たことが無いレベル。

白菜がひと玉で78円というお値段。例年の東京だと、1/4カットでこの値段だったら超安い、いや1/8カットでも安い価格だと思います。店内につき写真は撮りませんでしたが、立派なきゅうりも10本で198円でした。夏だったら喜んで買うんだけど…

三日前のNHKでは、「野菜の小売価格 安値続く レタスや白菜が平年の半値ほどに」ということでしたが、感覚としては半値以下だと思います。

これは秋以降に天候に恵まれ、生育がよかったことに加え、新型コロナウイルスの影響で飲食店の需要が落ち込んでいることが要因で、今月も多くの品目が安値で推移する見通しだということです。

今年は台風などの自然災害の被害もすくなく、せっかくの豊作になったと思ったらコロナ禍で飲食店等の需要が減り、出荷して売っても、もはや野菜を包装する箱代も出ないという話も聞きます。

普段なら、価格が安ければ単に嬉しいのですが、今年はこういう事情を知るだけに少々複雑な気分になります。

11月末の拙ブログでも記事を書きましたが、影響はやはり飲食店のみに止まらない状況です。

野菜づくりは大変

ご自身で家庭菜園などをやられた方はご存じだとは思いますが、美味しい野菜を作るのは大変です。土を耕し、発芽率を上げ、成長に合わせて土壌を調整し、肥料を多すぎず少なすぎず与え…それでいて台風や大雨や日照りで簡単にヤラれてしまうのが農業。それが職業と言ってしまえばそこまでなのですが、労多くして必ずしも得られるとは限らないというなかなかにリスキーな商売だと思います。土にぽいぽい種を蒔いて育ったら収穫するとか、木に生った果物を収穫するとかそういうことでは断じてないのです。

今年、私もベランダで各種の野菜作りにチャレンジしましたが、今年は土づくりに失敗したのかほとんどまともに育ちませんでした…ちょっとできたトマトは小さくて酸っぱく…買った方が安くて旨い。野菜や果物を美味しくかつ安定的に生産できる農家さんはやっぱりすごいものです。

バジルだけは雑草並みに茂りましたけど…あれは買うより育てた方が安上がりです(笑)。

サラリーマンが、「歳を取ったら田舎に引っ込んで農家でもやろうかと」などと抜かす輩も少なからずおりますが、個人的にはサラリーマンと農家って全く合わないと思うんですよね…理不尽な上司以上に、天候や自然災害は理不尽です。頑張って報われる可能性が高いのはサラリーマンのほうだと思います。

大和ハウスの自給自足CM、コミカルに描いてますが、これが農業の実態ではないかと。

「これだけ…?」

農家さんだって食べて欲しいはず

国は、農家に対して14品目の対象指定野菜について価格下落時に補給金を交付する野菜価格安定制度を設けています。生産者、地方自治体、国で負担割合に応じて資金を積み立て、一定条件のもと、野菜の価額が下回った際、最低基準額と補償基準額との差額分について一定の割合で補填するという仕組みです。

しかし、これは卸売り市場等に出荷するものだけが対象であり、特定の契約出荷先等への野菜は含まれません。まあ国策ですからね…ただ、このあたりを農家さんにきっちりと事務をやらせているのは農協さんの凄いところかもしれません。

民間の保険会社も農業の収入保険という商品を販売しており、こちらはもう少し自由度は高いかもしれません。

しかしながら、農家さんとしても手間暇かけて作った農産物が通常価格で売れた方が、充実感もあるでしょうし実入りも大きいわけで、補填や保険で救われる面があるとしても、なんともやりきれないところであろうと思うのです。

小売り等でも売れ残ってしまった生鮮商品等は廃棄しますが、あれもイヤなもんです。皆さんも冷蔵庫とかにある古くなってしまった食べ物を捨てるのってイヤな気分になりません?増してや、自分が手間暇かけて作った作物を、出荷したら赤字になるという理由で潰してしまうのは、補填や保険のために止むを得ずということだと思いますが、やっぱりイヤなものだろうと思うのです。

野菜を食べよう

普段なら、忘年会やらなんやらで食事も荒れるこの時期。今年は自宅で野菜を食べましょう。スープやお鍋とかなら、たくさんの種類の野菜をたくさん食べられます。

ビタミンACEと呼ばれるビタミンA、C、Eに免疫力をあげるといわれるキノコ類、タンパク質には鶏肉や魚介類、お豆腐などを入れれば、相当にヘルシー、です。温かい食べ物を摂ると体温も上がりますし免疫力もアップします!

農家さんやお店のことも気になりますが、今の我々が出来ることは、せっかくお安く手に入る野菜を美味しくたくさん食べることです!

 

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