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【日記】電動アシスト自転車とやら

3 日記
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かつては三兄妹を連れて

随分前は、「軽快車」とか言われている細いタイヤの自転車に乗ってました。軽いし文句なしの自転車だったのですが、いかんせん買い物したものを積めない…5年前、三兄妹を病院に連れていくこと頻度が上がっていたので、前カゴ+後ろ荷台のある自転車に買い替えました。前かごには次男猫、後ろ荷台には長女猫、リュック型のキャリーに長男猫を入れてよく病院に通ったものでした。

しかしこの自転車、某ホームセンターのプライベートブランド製品ということもあり、カッコはスポーティでもクソほど重い自転車で、漕ぎ始めまでが一苦労というシロモノ…この頃から、電動アシスト機能付き自転車というものは気になっていたのですが、毎月の動物病院通いでお金が飛ぶように消えていく時期だったので、買い換える余裕もなく。

そのうち、茶トラ兄妹が虹の橋へと旅立ち、病院に行くのは次男猫だけとなりましたので、クソ重い自転車でもまあ我慢して乗っておりました。

しかし、安い自転車というのは全体のバランスがイマイチ。変速機はシマノ社製品でちゃんとしたヤツなのですが、いくら調整してもギアがキチンと入らないなど、色々と不都合がありました。すぐタイヤの空気が抜けるし…サビが浮いてくるし…

自転車屋で電アシ自転車を試乗

しょっちゅう空気が抜けるクソ重い自転車に嫌気がさしていたことから、今度はちゃんとした自転車屋に行ってちゃんとした自転車を買おう、と近所の自転車屋さんへ。機能的かつお求めやすいお値段の自転車が並んでいることを確認した時に、店の片隅に電動アシスト自転車の試乗車があることに気が付きました。お恥ずかしながら電アシ自転車に乗ったことが無かったので、お店の方にお願いして試乗させてもらうことに。

「ペダルが軽い」とは言うけれどもねえ…と思いながら漕ぎ出した瞬間、

漕いだ感覚がないのにみるみる加速!

思わず「うほほほ…」と変な声がでてしまうような軽さでした。いや、ちょっと怖い…はるか昔、SUBARUのディーラーで初代インプレッサWRXに初めて試乗させてもらった時のことを思い出しました。

WRX type RA STi

羽があったら飛ぶんじゃないかというくらい速かった!

乗り物遍歴

個人的には、学生時代に自動車免許を取った日にクルマを買いに行ったくらいのクルマ好きでしたが、アホみたいに高い駐車場料金と渋滞に嫌気がさして手放し…猫砂とカリカリの買い出しだけにクルマを維持するのもねえ…

それでもやっぱりエンジン付きの乗り物が恋しくて、スーパーカブ(50cc)を買って乗り回してました(リッター60km走るという超燃費!)が、二度ほどスピード違反で捕まりました(50cc原付きの法定上限速度は30km/h)。また、原付きには「二段階右折」というワケの分からない法律がありまして、これでも捕まったことがあります。

あまりの理不尽さに一念発起して、自動二輪の免許を取り、バイクを所有するに至るのですが、安全のためにプロテクター付きのバイクウェアを着て乗る派ということと、おまけにネイキッドのバイクを買ってしまい、猫を病院につれていくとか、買った猫砂を気軽に乗せる感じのヤツではなく…楽しく走るためだけという贅沢といえば贅沢です。

そりゃママさん買うよね、電アシ自転車

電動アシスト自転車の仕組みを簡単にまとめれば、

ペダルを踏む力や回転数などをセンサーで検出し、搭載しているモーターによりペダルを踏む力を低減させる

出典 : wikipedia 電動アシスト自転車

というものですが、このセンサーとか制御系の仕組みがおっそろしく高機能です。

電アシ自転車の仕組みってどうなっているのかと調べてたら、古そうですが、わかりやすい解説がありました。電アシ自転車に求められる要素としては以下のような機能だそうです。

通常の自転車を構成する部品(フレーム、ホイール、サドルなど)
人がペダルを漕ぐ力(ペダル踏力)を検出する装置
車速を検出する装置
補助動力(アシスト)用のモータ
モータに電力を供給する蓄電池
モータ回転の減速機構
モータの出力調整など、システム全体の制御機構
法規、基準遵守のための制御機構
特定の条件下で、アシスト機構を切り離す装置

画像出典 : TDK 第112回 アシスト新基準 −再注目の電動アシスト自転車−

図解するとこんな感じだそうです。

画像出典 : TDK 第112回 アシスト新基準 −再注目の電動アシスト自転車−

つまり、スピードが遅い時にペダルに強い力がかかったら、自転車が「あ、これはアシストしてあげねば」ということでモーターの力で助けてくれるということです。

「ペダルが重い!」とセンサーが感知してくれることが重要なので、鉱物系猫砂をまとめ買いして積んで帰るのに最適な乗り物じゃない?電動アシスト自転車!最近のガソリンの値段を考えると、クルマが必ずしも買い物に適していないような…(ただ、アシストがなければバッテリーもあるのでクソみたいに重い自転車です。バッテリー切れは要注意)

そりゃあね、小さいお子さんを抱えるご家庭では必須ですよ、これは。ママさんがこぞってお求めになるのがよーく分かりました。

今回は、電動アシスト自転車のことをよく分かってないので、とりあえず程度の良い中古をゲットしました。新車は10万円超えなのでちょっとハードルが高かったのですが、バッテリー新品、タイヤその他消耗品も新品で整備済みでしたんで。

ただ、ずっとまっすぐなハンドルの自転車に慣れていたので、ママチャリのセミアップハンドルは慣れないなー。ただ、立ち漕ぎとかしないでいいからこれはこれでいいのかな…

まだ、電動アシスト自転車に乗ったことがないという方、一度、自転車屋さんなどでぜひ試乗してみてください。結構、ぶっ飛びますよ…!(ただ、健康のためにはほとんど役に立たない、ニンゲンをダメにする自転車かもしれません)

「一度乗ったら普通の自転車には戻れない」という噂を聞いていましたが、百聞は一見に如かずですよ。

コメント

  1. 銀次郎と鈴 より:

    SUBARUがラリーで常勝のときのWRX-STIに乗ってました、ギアチェンジが気持ちよかったなぁ~
    今の車は時の流れでしかたないですが、おとなしくなりましたね。
    我が家の近隣は丘陵地なのでほぼ電動アシスト自転車ばかり、自転車屋さんに普通の自転車も売っていますが、売れているのかなぁ~。
    今は亡き父が乗っていた電動アシスト自転車、バッテリーをうまく使っていたせいか15年以上使っていました。後半はタイヤのメンテが定期的必要でしたっけ。
    今のアシスト自転車、すごい進歩したのですね。
    我が家、自転車ありません・・・健康のため徒歩か車です・・・えへへ

    • たけ たけ より:

      銀次郎と鈴さん

      ほほう、WRX-STIですか!じゃじゃ馬がお好きなんですね。
      試乗したWRX、あの加速は凄かったなあ…ああいう高出力ターボ車ってこれからは絶滅していくんでしょうね。
      この暑さ、もう歩くと寿命が縮むので、ジョギングはもちろん、歩きもお休みです。
      でも、丘陵地帯こそ電動アシスト自転車ですよ!環境とお財布(昨今のガソリン価格ときたら!)に優しいです。

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