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【猫】ちゅ~るは猫の寿命を伸ばしてると思う

1 猫
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20年で一変したキャットフード事情

私が三兄妹と暮らし始めた頃は、いなばの「ちゅ~る」はありませんでした。もうずーっとある定番製品のように思っちゃいますが、ciaoちゅ~るが発売されたのは2012年。まだ10年しか経ってないんですよ…ご存知でした?

三兄妹を保護したのは2002年。今思えば、キャットフードのレベルは今と比べるとあまり良くなかったような記憶があります。当時はパウチのウェットフードなどはなく、ウェットといえば缶詰でした。保護した時はペット不可の借り上げ社宅だったので、猫缶の空き缶はこっそり捨てていました。当時は猫グッズのゴミ出し、バレないようにするのは結構ストレスでした…

基本的に、ドライを好んで食べていた三兄妹。最初は「猫大好きフリスキー」を与えていたのですが、ペットショップでサンプルで貰った「ロイヤルカナン」を与えると明らかに食いつきが良かったため、その後はロイカナのドライを与え続けていました。

ちなみに、「猫大好きフリスキー」は2020年の9月をもって全ての製品の販売を終了したそうです。知らなかった…当時、猫を飼っていない人でもこの歌はみんな知っていたと思うのですが。

かつてはモンプチもフリスキー配下の「フリスキーモンプチ」というブランドラインだったのですが…いつの間にか、フリスキーを追い抜いて単一ブランドになっています。昔のCMの刷り込みというのは恐ろしいもので、今でもモンプチのウェットは高貴な猫ちゃん(チンチラシルバー)が食べるものというイメージが残っています。

キャットフードのパッケージキャラクターというのも、色々とストーリーがあるようで面白いです。

初めの一歩が実は遠かったちゅ~る

猫友さんからおすそ分けで貰ったのがちゅ~るの始まり。しかし、三兄妹も最初はちゅ~るを出しても全然食べませんでした。「何ソレ?」みたいな感じ。食欲大魔王だった長男猫ですが、最初は近づこうとしませんでした。

群れのリーダー(?)だった長男猫が食べないと、弟妹も食べません。「ウチのコたちはちゅ~るを食べない」と思ってました。ただ、ちゅ~るのCMをテレビで見ているうちに、なんとかウチでもああいう光景が見られないものかと…

ある日、今日もダメかなと思いながら出したみたところ、長男猫が俄然舐め始め、それをみた弟妹も「こっちも」「こっちも」と言い出すように…!CMで歌ってるように「止まらにゃい、一度舐めたら♫」はウソじゃなかったのです。一度舐めたら止められなくなりました。

三兄妹が競って食べる姿、親ばかながら可愛いです。

ご褒美ちゅ~るは効果抜群

次男猫も慢性腎臓病が進んで自宅輸液を始めた頃はホントに嫌がりました。輸液の準備をしていると隠れてしまうのです。彼は隠れるのが本当に上手で、気配を完全に殺すので、探すのに一苦労しますし、人間の手が届かないところに隠れてしまうので、そこから出すのにも苦労したものでした。

それが輸液の後にちゅ~るを与えるようになると、輸液への拒否感は明らかに下がりましたし、輸液の後に「さあ、ご褒美を!」と待ってるようになりました。投薬や輸液の後にちゅ~るを与えると、猫としてもご褒美が出ると学習するんですね…猫とのコミュニケーションツールとして、ちゅ~るは絶大な効果がありました。

「頑張ったからちゅ~るクレ」

ご存知の通り、ちゅ~るは1本14gくらいですが、9割近くが水分です。よって、ドライフードだけだと不足がちになる水分を摂らせるのにも適しています。

ちゅ~るにも色々な種類がありますが、単にオヤツだけというものだけではなく、「総合栄養食のちゅ~る」もあります。14gで13Kcalと、なかなかにハイカロリーなので、食欲が落ちていつものカリカリを食べなくなった時などには大変お世話になりました。「エナジーちゅ~る」よりもややコスパが良いとこもありがたかったです。いくらでも必要だったので…

「ちゅ~るはおやつだから…」と長男猫や長女猫にはたくさん与えていなかったのですが、亡くなってから思ったのが、「存命中にもっとお腹いっぱい食べさせてやれば良かった」ということです。その分、次男猫は結構たくさん食べました。正直、ちゅ~るが無ければ次男猫の寿命はもう少し短かったかもしれません

栄養も摂れる、水分も摂れる、ご褒美があるから投薬や輸液も我慢できる…随分と助けられました。実際、末期の末期になると療法食とか言ってられないのです。食べたいものをたくさん食べてもらう…これに尽きます。カリカリは食べられない、ウェットも汁しか口にしない時でも、ちゅ~るなら食べられる猫ちゃんはたくさんいると思うのです。

姫ちゃんは好みがうるさい

姫ちゃんの場合、保護主さんからもちゅ~るを貰ってましたし、私も譲渡会の会場で与えました(譲渡会の会場で軽ーく1本を完食!)ので、ちゅ~るが好きなのは分かっていましたが、割とちゅ~るなら何でも食べた三兄妹に比べて姫ちゃんは好みがうるさいようです。

次男猫は基本的にまぐろ派でしたので、家にあったまぐろ味を与えていましたが、どうやら姫ちゃんはまぐろよりも「かつお」、かつおよりも「とりささみ」がお好き。まぐろは食べ残すこともあります…。

フォロワーさんいわく、オトコノコよりもオンナノコの方が好みにうるさくないかというご指摘を受けました。そう言われれば、長女猫はお気に入りのフレーバーじゃないときは早々に離れていき、長男猫が嬉々として残りを食べてたのを思い出しました。

ひょっとしたらそうかも知れません…

ちゅ~るは製品のラインナップが幅広く、様々なフレーバーの他にも、腎臓ケアとか毛玉ケアなどの機能特化型も数多くあります。今回、姫ちゃんはグレインフリーのとりささみがお気に入りでした!穀物アレルギーがある猫ちゃんでも食べられるかも!です。

ちなみに、動物園にいる猫科の猛獣たちもちゅ~るにうっとりするようです!

 

 

 

 

 

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