記事内に広告が含まれることがあります。

【猫】猫の多頭飼いは楽しいぞ

1 猫
この記事は約4分で読めます。

多頭飼いはにぎやかである

我が家では、今は次男猫一人ですが、今年の1月までは三兄妹で暮らしていました。

生まれたときからずっと一緒で、猫団子を作り続けて17年半の職人たちでしたので、なかなかに完成度の高い猫団子を作っていました。

家に帰ると、3人の違う声をした猫たちがこっちを呼ばう声がして、それはもうにぎやかでした。ほんのさっきまでぐうぐう寝ていたとは分かってはいますが、口々に「お帰り」と言ってくれるのは嬉しいものです。

ゴハンを食べる姿も数が多いとにぎやかです。みんなから揃ってクレクレ言われるのも楽しいものですし、並んで一斉に無心にゴハンを食べる姿は、給仕する側からすると何よりの幸せです。

多頭飼いは個々の違いが楽しめる

我が家の場合は兄妹ということで、最初から仲良しでした。顔つきも似ていて、幼いころは茶トラの兄妹はなかなか見分けがつかなかったくらいです。

しかしながら成長をしていくにつれ、兄妹とはいえ、全く違う性格に育っていきました。甘える方法や人間に対するアプローチも違えば、ゴハンの好みや食べ方も違います。

残念ながら、頭の良さもかなり差が出てしまいました

天然キャラで人懐こい長男。

頭の回転が良い冷静な次男。

絶対に損をしない長女。

  1. 開けてはいけない部屋や引き出しを開けるのは器用な次男
  2. そこに一番最初に入っていくのは好奇心旺盛な長男
  3. 最後に入っていって最初に出てくるのは慎重な長女
  4. 不法侵入がバレた時に急いで出てくるのは空気が読める次男
  5. 最後まで居残って怒られるのがおバカな長男

長男はいつも怒られてたなあ…

寝る方法もそれぞれに好みがありました。

体重が比較的軽い長女猫は、猫団子の下に敷かれるとしれっと抜け出して団子の一番上に陣取ってました。兄たちは肉布団状態でしたが、あんまり気にしなかったみたい。

茶トラ兄妹はくっついてるのが大好きな仲良しで、虹の橋へも同じ日に旅立っていったほど。その点、キジトラ次男は割と孤独も好みました。助かったよ、居残ってくれて…。

先住猫がいるところに、新しく猫を迎えると最初はお互いに警戒するでしょうけど、そのうちに仲良くなっていく過程も楽しめるかもしれません。最初は仲が悪かった猫たちが仲良くなっていくのも楽しそうです!(最初はハラハラするんでしょうけどね)

多頭飼いで困ること

普通に考えて、食べる量は頭数分が単純に増えます。猫それぞれの性格によって、どーんと一度に食べるのと、分けて食べたい猫が混ざっていると給餌量に偏りがでます。我が家の場合、長男が弟妹の分まで食べてしまって肥満化しました。

おトイレも同じ。頭数分、用を足しますのでどうしてもトイレが汚れます。頭数+1個が必要とも言われますので、2頭を飼う場合は3個のトイレが必要になりますが、これを片付ける手間が結構大変になります。

歳をとってくると病気になることも増えるため、多頭でいると通院や投薬などの手間が増えます。同時に病気になると経済的にも少なくない影響があります。

多頭飼いで最も気を付けなければいけないのは、複数の猫が病院通いになったときの経済的なインパクトです。経験した今となって思えば、ゴハンも猫砂などの消耗品も、病院代に比べればそんなに大きな出費ではないように思えるくらいに出ていきます!!

兄弟だと、この年齢に伴う病気に罹患するタイミングが近しいので、同時に手間が増えることにもなります。そして、寿命のDNAも近しいので、虹の橋へ向かうタイミングも近くなります。我が家では兄妹が同じ日に亡くなったので、精神的にはダメージが大きかったです。(ただ、1回で済んだだけ良かったのかな…と思ったりもしますが…)

いずれにせよ、飼い猫が亡くなるのは慣れることは無いと思うので、多頭飼いは必然的にお別れの機会が増えることへの覚悟が必要でしょう。

独り飼いも良いもの

今は、次男猫一人のお世話になっているので、初めて独り飼いを体験していますが、注意が一人に集中できるので、看病や介護についてはしっかり出来ることにメリットを感じます。ちょっとした変化にも以前よりは断然に気付きやすいです。愛情も集中して注ぎ込むことができます。本猫はそれを感じているかどうかは分かりませんが。

今は食餌量や飲水量も掌握できていますし、排泄状況もきっちり確認出来ています。多頭飼いだと個々の摂食量や飲水量は把握しづらいところです。次男猫は、高齢と持病のせいで放っておくと体重も減少してしまいますので、このあたりを食餌と飲水量、輸液の量や投薬とバランスを取りながらお世話が出来るのも、やはり独り飼いのおかげだと思います。

どちらにも良い点がある

多頭飼いは、家の中が賑やかですし、人間が留守の間でも遊び相手が居れば寂しさもあまり感じないと思います。猫同士、くっついてお互いに保温できれば冬の寒い時期でも安心です。仲が悪くても、ある程度の空間があれば共存も出来るでしょう。ただ、ワンルーム等で仲が悪い猫たちを多頭飼いするのはやめた方が良いと思います。
独り飼いは、全精力を集中できるので、溺愛するにはいいと思います。事実、我が家の次男猫は以前に比べて溺愛されております。ゴハンのレベルも、オヤツの頻度も上がっています(笑)。
次に猫を迎えるとしたら…うーん、悩ましいところです。
が、三兄妹の生まれ変わりに出会えたら悩むことなく全員をお迎えするんですけどね。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました