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【猫】季節の変わり目は体調の変わり目でもある

1 猫
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季節の変わり目は何が起こるか…

5月になりました。昼間は過ごしやすい日が増えましたし、冬に比べれば薄着で過ごせるので、肩も凝らないし、洗濯物も減るし、ありがたい季節です。

しかし、高齢猫飼いにとっては喜んでばかりもいられません。季節の変わり目はどうしても体調を崩しやすい高齢猫。弊ブログでは、気圧の低下、特に気圧が下がり始めるタイミングは要注意と言い続けていますが、これはかかりつけの動物病院の獣医師さんも同じ意見で、お腹を下したワンコが通院してくることが多いのだそうです。

次男猫を見ていると、気圧の下がり目に差し掛かると、オシッコいきみゲロが増え、食欲が落ちることが多いように思います。オネショの発生確率も上がるな…

元気な頃なら、そんな日が多少あってもすぐに回復するのですが、高齢かつ慢性腎不全を患う次男猫は、体調回復までは時間がかかります。先月は、むしろ暑いくらいの日が続いていて、次男猫の体調も安定していたのですが、下旬に入って暑くない…むしろ肌寒い日が続いた時に、快調だった食欲がぱたりと落ちました。それまでの半分も食べない日が続きまして、うーん、困った…

冷えからくる体調不良?

暑いくらいの日が続いたので、それまで着せていた保温用の服を脱がして裸族にしていました。もともと次男猫は首輪も嫌うほどの裸主義。服を着せていると少なからずストレスになると思われるのですが、身体からの放熱を避けるためにこの冬はずっと着せていました。4月になって昼間は汗ばむくらいの日が続いていたので服を脱がせてもしばらくは何の問題も無かったのですが、朝晩の温度差のせいで、どうも夜の間に冷えてしまったようです。

人間の場合は立ったり座ったりで、温度を感じる顔などは高い位置にありますが、猫の場合はどうしても生活域は低い位置にあるので、人間が感じる以上に冷気の影響を受けやすいんですよね…人間は「なんか寒いな」と思ったら厚手の靴下を履いたりできますが。人間が裸足でいた時に、なんか足先が冷たいと思ったら、猫としても冷えを感じているかもしれません。若猫なら筋肉も多いし、走り回れば体温も上がるんですが、筋肉も落ちて痩せてしまった高齢猫からすると、文字通り「骨身に沁みる寒さ」なのかもしれません。

療法食を食べる気にならない?

冷えからくるものかも思って、改めて保温用の服を着せて、マッサージの回数も増やし、昼間でもフリースのブランケットをかけるようにするなどして、冷えの解消に努めた結果、少しずつ食欲も戻ってきました。

オヤツや普通食はそれなりに食べてくれましたが、療法食はなかなか気が進まないようです。風邪気味で、ニオイがいまいち分かりにくいのかもしれません。温めたり、ニオイの強いトッピングを増やしたりと試行錯誤は続いていますが、徐々に回復してきているところです。療法食がいいのはわかってはいるのですが、最盛期に比べて体重が半分くらいにまで減ってしまった老猫にとっては、摂取カロリーが少ないと文字通り命とりになるので、なるべく自力でカロリーを摂ってもらいたいところ。最初の一口目はハードルが高いのですが、ちょっと食べると勢いがつくことが多いです。

体調が良くない時くらいは食べたいものを食べさせてあげたいので、食べたいものを教えてくれるとありがたいのですが。ただ、「今日もまぐろの刺身を!」とか「レンチンしたいなばの焼きカツオ!」ばかりリクエストされても困っちゃうのですが。

おじいちゃん、あなた、病気持ちなんですからね…

歳をとると環境の影響を受けやすい

自分自身も昔に比べて、圧倒的に暑さ寒さに弱くなっています。若いころは、着たい服があれば多少の暑さ寒さは我慢ができたんですが、今はそんなオシャレ優先な考えはありません!寒いと途端にやる気がなくなり、なにより頭が痛くなるし、気温が低い環境で長いこと椅子に座っていると立ち上がるのも一苦労します。昔はキンキンにクーラーの効いた部屋が快適だったんだけどな…今は気持ち悪くなります。

酷暑の時期は、思考能力は7割くらい失われてそうです。夏は昔からキライです。

次男猫も人間で言えば90歳ですし、私以上に暑さ寒さはツラいはず。もう暑くなるまでは保温第一にやっていくかな…猫は比較的、暑さには強いはずだし。

 

 

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