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【猫】季節の変わり目は猫もシンドい

1 猫
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今年も花見はパス…

今年も桜が咲く季節になってきました。私が住んでいる地域、有名な花見どころではありませんが、川沿いにこれでもかと桜が咲き誇る場所があり、地域の方々が桜の下を歩いたり、ちょっとした宴会をしたりする場所があります。

しかしながらコロナ禍になってから花見も出来ません。小池百合子都知事が「来年も桜はきっと咲きます。お花見は、また来年も咲きますので、楽しみにとっておいて、ここはみんなで難局を乗り越えることでご協力をいただきたい」と仰ったのは2020年の3月。ちなみに、2020年の3月、新型コロナの全国の新規感染者は1ヶ月で2,000人足らずだったのですよ…日本全国、1ヶ月で2,000人!

今は東京だけで1日に1万人以下だったら少ないような感じになっちゃいますが…この2年で世の中はエライこと変わったな…一昨年、去年、そして今年も桜は咲きましたが、花見という感じではありません。

今年もキレイに咲き誇ってます!

桜は今年も粛々と咲いてくれます。

去年の春はというと

我が家においては、去年の春はまだ次男猫が居ました。

どんな3月だったかと自分のブログを紐解いてみると…

めちゃめちゃ戦ってました!

3月になって、痙攣発作を起こしてから寝たきりになっちゃってます。色々やってもなかなか好転せず、ああもう看取りになるのかと弱音を吐いたら、それを察した次男猫が猛烈に巻き返して奇跡の回復をした月でもありました。もう随分と昔のような気がしますが。

この時の寝たきりは、立ったり歩いたりできないどころではなく、首も起こせず音や光への反応も鈍く毛皮の肉袋が転がっている状態でした。思い返せば、次男猫の闘病に伴走していて最もキツイ時期だったように思います。何をしても良い反応が得られないのは看病介護でかなりシンドいことだと思います。

ただ、この時の私に言ってやりたい。次男猫はこの後に奇跡的な回復を見せて、自力で歩き回れるようになるし、ベランダで日向ぼっこを楽しんだり、夜な夜なニャルソックして風呂場や寝室を行き来して、気ままにご機嫌に時を過ごせるようになると。病状は残念ながら確実に進んじゃったけど、まだ終わりじゃないということをあの時の私に教えてあげたい。

春は体調維持が難しい

冬から春になると、とにかく気候の変動が大きいです。日によってだけでなく1日のうちの朝晩でも気温差も大きいです。乾燥した晴天が続く冬と違い、晴れる日がそうそう続かず、気圧の変化も大きく、とにかくシンドいです。太陽が出ると気分もいいのですが、その翌日に冷え込んでみぞれ混じりの雨で強風が吹いたりするとそのギャップに心身がついていきません。

この寒暖差や気圧差が様々な不具合をもたらします。この時期は「春バテ」です。

「春バテ」は春に現れる体の不調で、だるさ・気分の落ち込み・疲労感・イライラ・倦怠感などがあります。この春バテの症状を引き起こす原因は

寒暖差や気圧変化
生活の変化によるストレス
ホルモンバランスの乱れ
で、これらにより自律神経が乱れることで症状が現れやすくなります。
自律神経には交感神経と副交感神経があり、寒暖差や気圧変化、ストレスを受けると交感神経が優位となり、さまざまな不調が起こりやすくなります。

出典:頭痛ーる 3月の天候や気圧変化の特徴と気象病~気温変化が大きく春バテに注意 ~

自律神経は自分ではどうすることも出来ません…高血圧や偏頭痛の持病をお持ちの方はさぞかしお辛いこととお察しします。

しかし、高齢の猫ちゃん、特に慢性腎臓病を抱えている猫ちゃんはほぼ高血圧症ですし、気温や気圧の変化にはかなり敏感に反応します。おそらくはヒドい頭痛がしているんじゃないかと思われます。昨年の次男猫も、2月末から3月にかけての気圧や気温の急激な変化で、脳のどこかで何かが起きたのではないかと…

私も年齢を重ねるにつれ、気温差が激しい一日がだんだんキツくなってきています。季節の変わり目は関節や歯ぐきが痛くなるし…春は嬉しいですが、ツライ…!

若い姫ちゃんも寝てやり過ごす

冬場はほとんど寝てばかりだった姫ちゃんですが、春になると活動量も増えてきました。

三兄妹は歳を取ってからは走ることもめったに無く、座るのも物凄くゆっくり…最晩年は香箱も組めなくなりました。そんな老猫との暮らしが長い私にとって、改めて「若いって素晴らしい」と羨ましくさせる姫ちゃんです。

姫ちゃんはロケットのようにあちこちを飛び回りますし、1メートルを超えるベランダの柵にもジャンプ1発で飛び乗ります。先日、夢の中で、姫ちゃんがキレイな放物線を描いてベランダの柵を飛び越えてしまい、びっくりした私は物凄くでかい声を出して飛び起きました、私…。あまりの怖さに姫ちゃんがベランダに出る時はリード付きです。それでも柵に飛びのろうとしますからね…恐ろしい…1回、リード付きで飛び上がろうとして引っかかって失敗しました。

飛び移る気、満々の姫ちゃん。ヤメテ!

若くて元気一杯の姫ちゃんですが、雨の日はずーっと寝ています。そんなに血圧も高くないハズなのですが…多頭飼いではなく、単頭飼いだからか、ちょっとしたこういう変化は目に付きます。三兄妹も雨の日はこうだったのかなあ。

ただ、肉食動物が狩りが上手くできない雨の日に寝て過ごすのは自然といえば自然。姫ちゃんには激しく遊び続けてもらって若さを維持して欲しいのです。人間と同じく、適度な運動としっかりした睡眠、バランスの取れた食事で気候に負けない身体を維持してほしいところです。

 

 

 

 

 

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