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【猫】死んだコの歳を数えても…

1 猫
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生きてりゃハタチ…

5月5日は今は亡き三兄妹の(推定)誕生日。

死んだ子の歳を数えても仕方ないとは思うのですが、生きていれば20歳。彼らとの生活は今でも忘れることはありません。

我が家に来た時は、生後2週間あまりの乳飲み子でした。

眼が開いていてもよく見えてないキトンブルーの眼をしたチビ猫たち。

何をするにも嬉しそうに楽しそうにしていました。里親が見つかるまでの暫定的な保護という当初の目的は早々に反故になりました。仔猫というのはそれぐらい暴力的に可愛いかったです。当時はペット不可の借り上げ社宅であり、隠れて飼わねばならなかったため、思いっきり暴れさせてあげられなかった(暴れてましたけど)のは可哀想でした。

大人しくて賢いイメージがある次男猫も若いころは結構ヤンチャだったのですよ。

台所の換気扇上の上ってドヤ顔…

兄妹そろってすくすく成長していきました。

兄妹飼いで手間いらず

若い頃は私も仕事で忙しく、夜帰るのが遅くなることもしばしばでしたが、兄妹で団子になって待っていたようで、留守番のストレスは少なかったようです。ワタシが帰宅したのに一番に気づくのは長男猫、つられて弟妹が起きてくるという流れなのですが、長男猫は出迎えに律儀だったなあ…あと、「行かないでー」の演技もしてくれました。(一度玄関を出て忘れ物を取りに帰ると寝てること多数)

メシだせ、コノヤロー!

長女猫は見送りお出迎えはしませんでしたが、「行ってきます」とか「ただいま」と声をかけると「に゛ゃー」とだみ声で返事をしてくれるのが常でした。

ちなみに、長男猫によく似ている姫ちゃん、「お帰り」のお出迎えはありません。「行かないでー」と鳴いたりもしません。じーっと拗ねるだけです。

 

シニアになるまで病気知らず

兄妹で暮らしていたせいか、ストレスはあまり無かったようです。いつも猫団子で寝ていました。単頭飼いだと「いつでも食べられる」という環境のせいか、姫ちゃんは食べ物に対する執着は少ないのですが、長男猫が食べる量が多くスピードも早かったので、食事に関してはそれなりに兄妹同士で意識するところもあったようです。

みんな丸々としてて、病院にはシニアになるまでほとんど行くこともありませんでした。ヒドい便秘になったり(長男猫)とか、誰かの爪が眼に入ってショボショボしたり(次男猫)とかした時くらい。

シニアになってからは、長女猫が皮膚がんになって手術したのを皮切りに、三兄妹が揃って腎臓が弱ってしまい、晩年はせっせと病院に通うことになりました。シニアになるころからもう少し慢性腎臓病について知識があれば…食餌のケアができていれば…サプリメントとかで進行を遅らせることができていれば…と思うばかり。

実際、茶トラ兄妹が突然に亡くなるまでは、奇跡が起きて治ったりするんじゃないかと心のどこかで思ったりしてたんですよね…

ただ、二人同じ日に逝ってしまって、「ああ、死ぬ時はホントに死んじゃうんだ」と今さらながらに思いました。いくら仲が良いと言っても同じ日に逝かなくてもいいと思うんですが。

茶トラ兄妹が逝ってから釣瓶落としのように腎臓病が進行してしまった次男猫。個人的には性根を入れて抗ったんですが…茶トラ兄妹から遅れること1年半経って虹の橋へ旅立ちました。

いっぱい勉強させてもらった

君たちと暮らして、それなりに猫さんと暮らせるようになったよ。

看病、介護を通じて、どういう時に気をつけないといけないかとか、ゴハンや水飲み場とかも色々と試行錯誤したし、勉強もした。

おかげで姫ちゃんとの暮らしもスムーズだよ。

虹の橋のたもとで猫団子になりながらのんびり待ってておくれ。

ただ、ハタチまで長生きさせたかったなあ…それだけに猫友さんとこの猫ちゃんがハタチを超えてると知ると凄いなあと思うとともにとても嬉しいのです。

 

 

 

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