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【猫】無猫生活20日経過ー予想以上にダメージあり

1 猫
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無猫生活20日

次男猫が旅立って20日が経過しました。

ほんの1ヶ月前の記事を読むと、また次男猫は生きていて、モエギタブが効いたなどと喜んでました。食欲の衰えは改善してはいませんが、元気を取り戻して久々に鳴いたりして私を喜ばせています。たったひと月かあ…随分経ったような気がします。

しばらくは、お葬式をしたり、お世話になった獣医師先生に挨拶に行ったり、あれこれ猫グッズを片付けたりと忙しい日々でした。家中にある猫グッズ、経年劣化したものも少なからずあって、片っ端から捨てることで、それなりに気が紛れてました。

長女猫と長男猫が逝った時は、そこそこ手がかかる次男猫もいてくれましたし、多頭飼いがシングル飼いになっただけで、賑やかだった家が静かになって寂しいものがあったものの、それでもまだ猫飼いとしての日常の生活が送れていたのですが、今回は無猫生活ぽっかり空いた穴はなかなか塞がるものではありません。

猫グッズを片付けたのは正解

猫が居なくなって、目につく猫トイレやペットシーツ等を早々に片付けたのは正解でした。目につくと、たぶん、無意識にトイレに汚れがないかと確認しにいっていたと思うのです。水飲み場とかゴハン場に目が行くと、減ってないかとか入れ替えの時間じゃないかとか確認してしまったと思います。そのたびに次男猫はもう居ないのだと思うたびにガックリと落ち込んだと思います。

片付けるのもそれなりにツラいのですが、片付ける時間は一瞬です。その後、長いこと何度もガックリすることを考えると、家の中から猫さんが居なくなったら、一度はまずこうした猫グッズは片付けるのがよろしいかと思います。

新しい猫さんを迎える際は、改めて買い揃えれば良いのです。それはそれで楽しいことでしょうから。

ただ、なんかの縁で緊急で猫さんを保護することになったり、運命の猫さんに出会ってお迎えすることがあった時に備えて、最低限の猫飼いグッズは見えないところにしまってあります。

「亡き猫のことを思うと捨てられない」という声もよく聞きます。その方それぞれですので…無理に捨てることもないと思います。個人的には見るたびに思い出すのが辛かったのです。

フラッシュバックは怖い

20日経っても、外から帰宅した時や、寝床で目が覚めた時に「猫はどこにいるかな」と無意識に考えちゃったり、テレビがCMになった時に目が猫を探したりとか、そういうことは日常茶飯事。

それ以上に、時たまやってくるフラッシュバックが怖いのです。膝上で丸まっている猫さんの体温や体重の感覚だったり、手に触れる猫毛の感触が、もの凄く生々しく蘇ってくることがあります。この触覚系フラッシュバックの生々しさは、とても危険です。亡くなってすぐよりも、しばらく経ってから現れてきました。亡くなった当時より、今のほうがキツいです。

これは、長女猫と長男猫を喪ったときは、そこに居るような感じを受けることはあっても、こうした触覚系のはありませんでした。どうやら次男猫は、二人の穴を相当に埋めてくれていたようです。

長く過ごしてきた猫飼いにとって、こうした禁断症状とみられるフラッシュバックは本当にキツいです。私のように、十分な時間の看護や介護をしていてもこれなのですから、突然の病気や事故で猫さんを失った方はもっとキツいだろうと思うのです。なので、今、猫さんと暮らしている方は、猫さんとの時間を大事にしてほしいと思います。

ジワジワ効いてくる…

3週間くらい経って、片付けモノも一段落しましたが、ココへ来てジワジワと効いてきてるんだなという気がします。

この時期、外は暑いし、東京ではコロナ感染が爆発的に増えてきている状況では、どうしても家のなかに居る時間が長くなっていますが、次男猫が居ない家の中は結構ツラいのです。幸い、ゴハンは食べられますし、夜は眠れますし、オリンピックなどテレビ観戦しているとついつい力も入りますし、普通に日常生活は送れています。ただ、どうにも気力の減退が如何ともし難い…やらなきゃいけないことはたくさんあるんですが。

思い起こせば、次男猫が旅立ってから、思いの外、淡々粛々と過ごしてきちゃってました。ガーッと泣いてボロボロになってリセットすべきだったのかもしれませんが、こればっかりはなあ…猫型の穴ってのは、ホントに厄介です。

【読み人知らずの詩 子供が生まれなければ猫を飼いなさい】

子供が生まれなければ猫を飼いなさい。
猫が赤ん坊の時、あなたは猫の良き下僕となるでしょう。
猫が幼年期の時、あなたは猫の良き下僕であるでしょう。
猫が少年期の時、あなたは猫の良き下僕でいるでしょう。
猫が大人になった時、あなたはやはり猫の良き下僕のままでしょう。
そして、いつかそのとき、猫は自らの死をもってあなたの心に猫型の穴を開けるでしょう。

その穴を埋めるには、また猫を飼うしかありません。

出典 : 作者不明

 

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