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【猫】自力で食べられない寝たきり猫のゴハン事情

1 猫
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「寝たきり」と言っても症状は様々

足腰が立たなくなって数日経過しました。

残念ながら、未だに手足に力が入らず、首も支えられない状態です。

2020年に虹の橋を渡った茶トラ兄妹も足腰が立たなくなったのですが、彼らの場合は、「後ろ足で身体を支えることが出来ない」状態だったので、軽く身体を支えてあげれば、ゴハンや水を入れたお皿から、自分で食べたり飲んだりすることも出来ましたし、強制給餌も嫌々ながらも受け入れてくれていました。

しかし、次男猫の場合は、前足にも力が入らず、首も支えられない状態なので、茶トラ兄妹に比べて介護レベルが高いものにならざるを得ないのです。

また、強制給餌はかなり強く抵抗しますし、あまりに強いストレスをかけると発作が出る可能性も否定できず、給餌や給水については慎重にやる必要があります。

次男猫への経鼻チューブも獣医師先生に相談したのですが、「彼のようなプライドの高い猫に経鼻チューブを入れると気落ちしてしまって急速に悪くなることが多いのでオススメしない」と言われちゃっています。

確かにキミはスタイリッシュな男だもんな。

ウェットの「出前」がお気に入り

次男猫は、カリカリ派でしたが、今はちょっとカリカリを噛む気にならないようで、食べたそうにくんかくんかはするんですが、飲み込めないみたい。

カリカリをフードミルで粉末にしたものをウェットと混ぜて捏ねた特製団子も、最初はイヤイヤながらも食べていましたが、そのうち、ぺっぺとするようになったので断念。

特製団子のレンジアレン和え。お気に召しませんでした。

最近、上手く行ってる方法は、ウェットを少しのぬるま湯で溶いてよくかき混ぜてふわふわにしたものを、小さなお皿に入れて口元に持っていく方法。食べ始めるまで時間はかかりますが、スイッチが入るとガツガツペロペロと食べてくれています。

ウェットも、裏ごしするとさらによく食べてくれます。裏ごししたほうが消化にもいいような気がします(ホントのところは不明)し、お湯で溶いた時に香りが立ちやすいようで、食欲も湧くようです。

ヒルズのK/D缶やA/D缶、アニモンダやスペシフィックなどペースト状のフードは裏ごしもしやすく、栄養価も高いので、食べる量が少なくなってしまった猫ちゃんにはオススメです。

昨日は、お気に入りの魚屋さんで買い求めた天然マグロも食べました。大きいのは無理なので、小さく切って叩いた状態にしてあげましたが、ふがふが言いながら食べてました。

魚の鮮度のうるさい次男猫のお墨付きなので、あそこのマグロは私も安心して食べられます。

首が座らないと水を飲むのは難しい

首が座らないため、お水を入れた皿を出しても、顔を突っ込んでしまいます。

顔ごとお水に突っ込んで、びっくりして首を跳ね上げていますが、へたをするとそのまま溺死しそうなので、いつものようなやり方での飲水は不可能です。

水気を増やしたフードで少しでも多くの水分を摂ってもらいたいところです。ただ、お湯で緩めると水分が多くなって、お腹に溜まるせいか食べる量が減るので難しい…

栄養も大事ですが、水分も大事なので、水気の多いフードを高い頻度で食べさせるのが一番いいのかなと思っています。現状では、補水は皮下輸液に頼らざるを得ないです。

しかし、首が座らないというのはなかなか大変です…!

低めの枕のようなものがあると、ゴハンを食べさせる際や投薬、シリンジでの給水などの助けになるので、結構便利ですよ。

やれることをやれるところまで

おかげさまで今は安定していますし、どこかが痛そうなそぶりもなく、激しい痙攣発作もあの日以来、出ていません。

ただ、たまに、招き猫のように右腕をちょいちょいと掻いたりしています。やはり脳のどこかになにかが起きてしまっているのかもしれません…とは言え、もう麻酔が必要な検査も怖いし、副作用があるかもしれないクスリの投与も怖いので、当面は出来ることをやって穏やかに過ごさせてあげたいと思います。

気力体力が戻ってきたら、また考えます。

 

 

 

 

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