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【猫】飼い主の心が折れると猫にも伝わる

1 猫
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看病・介護は心が折れそうになる

愛猫の看病や介護をしていると心が折れそうになることが多々あります。

猫が若い時は、イタズラをやらかしてくれると心が折れるというか、ムカっとすることもありました。1歳にならないチビのころの長男猫は、構って欲しいときに無視されるとこっちを見ながら壁で爪とぎしてました…

こっち見ながらやるんだもんなあ…

当時はペット不可の借上社宅だったので、それを見た時は腹がたつやら脱力するやら…しかし、彼が居ない今となっては良い思い出です。

しかし、愛猫が急性の病気になったら看病していても先のことが不安になって猛烈にストレスを感じますし、慢性病になると終わりの見えない看病介護でこれまた蓄積するストレスに負けそうになります。こんな時にはちょっとしたことで心が折れそうになります…

心が折れそうになるありがちなイベント

ゴハンを食べない

これだけで飼い主のメンタルには相当のダメージがあります。置き餌を食べていない、またはひと目で食べている量が少ない時は、本当にガックリきます。高価なウェットフードだったり、やっと手に入れた品薄のヒルズのウェットを拒否られたりすると、かなり心が折れそうになります。

薬やサプリを飲まない

動物用医薬品はそれなりの値段がしますし、サプリは飼い主が吟味したものなので、猫の健康のためになんとか飲んで欲しいものですが、これを飲んでくれない時もガッカリします。その場でぺっぺされることもあれば、飲んだフリして頬袋(!)に隠しておいて後で寝床の端っこでこっそりぺっぺすることも。それを見つけた時はもう…

吐く

げっこげっこと猫が全身を震わせて吐くのは飼い主にとってはツラいものですが、病気の猫が吐くと、症状の悪化を心配することと相まって非常にストレスになります。おまけにやっとの思いで薬やサプリを飲ませた直後の嘔吐はダブルでキます。連続ゲロもキツいです。

粗相をする

外から帰宅して、家中にシッコやウンチの粗相の跡があると、一通り猫のケアをした後に掃除や片付けをすることを考えた時に相当にげんなりします。お掃除ロボットがウンチを家中に広げているのを発見した時は失神しそうになりました。(それ以来、不在時のお掃除ロボットは使用しておりません)

輸液に失敗する

やっとの思いで針を刺したのに、輸液が漏れてくるとこれまたキツいです。針を抜いてもう一度刺したにも関わらず、また漏れを起こしてしまうと血圧が急上昇するくらいのストレスを感じます。これは悪いのは猫ではなく飼い主なので余計に…

猫が元気な時にはそうでもないことかもしれませんが、看病介護期の飼い主のメンタルはかなり張り詰めているため、こうしたちょっとしたことでイラっとしたり気分が落ち込んだりすることが増えると思います。

飼い主には演技力も必要

長女猫と長男猫の介護は、私にとっては初めての終末期介護だったこともあり、何もかもが初めての経験で手探りでした。汚れ物の洗濯や掃除頻繁なシーツ交換やら投薬強制給餌に強制給水通院と朝から晩までとにかく忙しかった…結構追い詰められた状態だったとはいえ、疲れ切った表情や態度だったと思うと、今思えば、2人には大変申し訳ない気持ちになります。

2人が虹の橋に渡ったあと、看病も介護もやらなくて良くなりましたが、残ったのは強い後悔。もっと色々彼らが喜ぶことをやってあげれば良かったと。あの後悔するくらいなら、虹の橋へ見送ってから心が折れた方が良いです。

最近は人間の老人施設等でも、介護士による暴力その他の諸々の事件の報道がありますが、自分が介護を受ける立場になった時のことを思うとゾッとします。イライラしたり、嫌な顔で介護されると、どちらも嫌な気分になるかと…というのも、我が家の隣家は母娘の老老介護のお宅なのですが、時々、娘さんがめっちゃキレてる声がベランダ越しに聞こえてきます…キレるのも嫌ですが、キレられるのはもっと嫌だろうと思うのです。

介護士さんから赤ちゃん言葉で「ゴハンでちゅよー」などと赤ちゃん言葉で話しかけられるのもどうかと思うのですが、やはり笑顔で接してもらうのが良いと思うのです。粗相や嘔吐など失敗しても嫌な顔を見せず(嫌に決まってますが、そこは見せないようにしてもらって)片付けて欲しいとも思います。次男猫も吐いた後にゴメンナサイな顔をしていることも多いので、本猫も分かっているんじゃなかと。

そういう点で、私も優しくて元気な介護士さん看護師さんをイメージして、介護・看護にあたろうと心がけています。

笑顔は免疫力アップ

笑うと免疫力が上がると言いますが、作り笑顔でも、口角を上げるだけでも効果があるそうです。

良く食べたねー!」「いいウンチだねー!」「薬、ちゃんと飲めてエライねー!」と、笑顔になって過保護に接するのが良いでしょう。(傍から知らない人が見てると頭おかしいと思われるかもしれませんが)

次男猫も顎をカキカキすると、口角が上がっているように見える時があります。あれも笑ってるんでしょうか。

マグロを食べて思わずニヤリ!

最近は、次男猫も機嫌がいいんですよね。そうなるとこちらも笑顔になります。しょっちゅう「オヤツクレ!」とこっちを見上げていますが、あれ、中身はおクスリなんだぞ。

 

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コメント

  1. もち より:

    19歳11ヶ月、一昨日脳梗塞と思われる発作で倒れ闘病中です。
    意識は戻りましたが食事が上手くいかず辛い。
    シリンジで投薬しても戻しがちで苦しそう。
    信頼出来る獣医も見つからず孤独です。
    ブログの内容参考にしています。

    • たけ たけ より:

      もちさん、こんにちは。たけです。

      19歳11ヶ月…!長生きさんです。大切にされてきたんですね。
      次男猫も麻痺が出てかなり長いこと寝たきりになってしまいましたが、
      ある日、突然立ち上がることが出来たということがありました。

      お辛いとは思いますが、猫さんと接する時は明るく接してあげてください。
      きっと猫さんには伝わると思いますよ!

      たけ

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