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【猫:日記】動物病院と歯医者はお早めに

1 猫
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遅れると良いことは一つもないもの

我が家に姫ちゃんがやってきて、最初は真菌症での通院が必要でちょいちょい通っていましたが、適切な検査と診断、投薬のおかげで早々に治癒できました。姫ちゃんはまだ若い猫ですが、動物病院での治療にはそれなりに費用が必要になりますので、ペット保険にも加入しました。ありがたいことに、今のところ、全く使うこともありませんが…。

元気すぎて飼い主を困らせる姫ちゃん!

姫ちゃんのペット保険、私の場合は「治療費の足しになればいいや…」くらいの考えですので、50%補償のお手頃価格のペット保険です。姫ちゃんの場合、恐らくは口腔まわりのトラブルが将来的にありそうなので、口腔内の病気も補償対象となっているペット保険を選択しました。

三兄妹の看取りの経験上、「あれ?」と思った時は何かしらの疾病である可能性が高く、自然治癒することもありますが、悪くなってからでは治療も長引き、結果として猫にとっても飼い主にとってもよろしくないことになります。

動物病院で、「そろそろシニア期ですから」とか「腎臓に配慮したゴハンを」と言われたら、獣医師先生の経験上もそろそろそうしたほうが良いということだと思います。先延ばしにして良いことなんて何も無いのです。

こうしたことは人間でも同じです…

歯医者さんのいうことは聞こう!

悲しいかな、私はさほど歯並びが良い方ではありません。なので、それなりに歯ブラシで歯を磨いていても、どうしても磨き残しがあるということは昔から指摘されていました。そして歳とともにどうしても歯や歯茎が弱っていたようです。

鏡を見て、「なんか歯が伸びてきたなあ」とか「歯が以前より目立つなあ」と思ったアナタ。それは歯が伸びたのではなく、歯茎が下がっているのです。歯茎はほんの1ミリとか2ミリ下がっても、歯は結構目立つようになりますよ。歯茎が下がると、歯を保持する力が落ち、歯がグラグラして痛むようになりますし、歯と歯茎の間(歯周ポケット)に歯石が溜まりやすくなるのです。

初めての歯医者にかかった時、歯科衛生士さんとかが歯と歯茎の間をチクチク刺しながら「8が343、7が242…」とか呪文のように唱えているのは、8番めの歯の歯茎が左、真ん中、右の順で3ミリ、4ミリ、3ミリ下がってる、ということを測っているのです。当然、この数字が大きいほど、歯茎が下がっていてよろしく無い状態であります。

この歯周ポケットに歯石が溜まると、もう麻酔をかけて歯と歯茎の間に器具を差し入れて(痛い!)ゴリゴリと歯石をとってもらうことになります。時間はかかるし痛いしツライ治療です!

儲け目的だったら来い来いとは言わない

ツイッターでお医者さんだったか、獣医師さんだったかがおっしゃていましたが、「儲けを考えれば予防よりも、重症になってからの治療のほうが儲かる」と。

なので、歯医者さんが「3ヶ月くらいしたらまた来てください」とか、内科医が「検査結果から精密検査をしたほうが良い」とか、獣医師先生が「定期的に検査をしましょう」というのは、儲け目的(失礼!)ではなく、長い目でみたらそっちのほうがQOL(Quality of Life:生活の質)が高まるということで言ってくれているのだと思ったほうが良さそうです。

私のかかりつけ医とかは、健康診断の結果で再検査のおすすめがあっても、数値とかそれまでの経緯とかで「再検査不要」とか言ってのけます。前回も尿潜血が出たのですが、「まあ、検査前になんかあったんでしょ。次にまた出たら検査しましょ」とか言います。まあ、あの先生の場合、単に面倒なのかもしれませんが。

猫だって病院に行きたくない

猫だって病院になんて行きたくありません。先代の猫たちも元気な時は通院時のキャリーの中で延々と鳴き喚いてましたし、姫ちゃんも同じくわあわあ鳴いて抗議します。

私も歯医者には行きたくありません。ただ、虫歯にせよ、歯周病にせよ、放っておいて良くなることがありません…

特に、親知らずについては要注意です。歯のレントゲンを撮ったときなどに、「この親知らずはいつか抜いたほうがいいですよ」と言われた歯はありませんか?

先月末から奥歯が沁みて痛みが激しくなったので先送りしていた親知らずを抜歯しました。完全に歯茎に埋没していた親知らずのくせに、なぜか一部に歯石が固着し、さらに虫歯になって真っ黒になった部分がありました…

しかし、昔と違って歯科治療のペインコントロール技術は本当に優れています。今回も歯茎を切開し、前向きに生えていた親知らずをドリルで分割して抜歯するという大工事であったものの、麻酔の注射が痛かっただけで手術自体は痛みをほとんど感じず、30分ほどで完了しました。(ただ、麻酔が切れてからは痛かったですが…考えて見れば歯茎を切開して縫ったのですから痛いに決まってます)。1日経っても顔は腫れてますが、血は止まって食事もできています。回復は順調そうです。

歯が痛いと食べるのも飲むのもツラくなります。美味しいものを口にするって人生の喜びという点で本当に大事だと思います。その時間を大切にするためにも、お口の健康には気を遣って損はありません。

最近は、フロスや複数サイズの歯間ブラシを使い、歯ブラシも普通のものと歯周ポケット磨き用など使い分けるようになりました。先日、歯科医師さんに「よく磨けている」と生まれて初めて褒められました。ただ、「10年遅かった」とも言われました…

時間をかけて歯茎の再生に取り組みたいと思います。遅かったかもしれませんが、今、やらないよりやったほうが良かろうと。

猫ちゃんだけじゃなく、人間も早めに病院にかかりましょう!気は進まないでしょうが、歯医者は、早め早めに行って損はないですよー!

専門家の方にオススメされてからハマった歯ブラシ。歯医者さんで買うよりお得。

あと、フロスだけでなく歯間ブラシは絶対に使ったほうがいいと思います。隙間の大小があるので、複数サイズを。歯医者さんで治療や歯石とりの際に、適したサイズを教えてもらえば良いと思います。細すぎても意味が無いし、太すぎると歯茎を痛めそうです。歯医者さんでも買えますが(たぶん、オススメしてきます)、結構いいお値段するので通販やドラッグストアとかで買い揃えても良いと思います。。。歯医者さん、ごめんね。

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