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【猫】季節の変わり目ー夏バテや秋バテに注意

cat_eat 1 猫
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季節の変わり目はキツい

9月も終わりになり、暑さもかなりマシになりました。毎年のように思うのですが、最近の夏はかつての夏とは明らかに違う季節になっていると思います。昔は、天気予報とかで「明日の最高気温は35℃」なんていう日はほとんど無かったと思いますし、夜中に30℃を超えることなんて無かったんじゃないかな…朝っぱらから外気温が30℃を超えてる日には、外に出るのもげんなりします。

コロナ禍の夏はマスク着用で余計に…昨年の夏はウレタンマスクを使ってしのいでましたが、今年は不織布マスクのみ。場面によっては二重マスクしてたこともあり、キツい暑さでした。肌荒れもしますしね…

しかし、あの不快なまでの暑さは地味に身体を痛めつけています。暑いからといって何もしないわけにもいかず、多少はサボりつつも日々を過ごさねばなりませんが、暑さに適応しようと身体は無理していますし、最近は残暑も暑いですから、そういう期間が長くなって余計に身体に負荷がかかってしまっています。

海外旅行で暑いところにもあちこち行きましたが、東京の夏が一番しんどい

夏バテか秋バテか

蒸し暑い夏から秋になって、朝晩の寒暖差が激しく空気が一転して乾燥するようになると、夏の疲れか、はたまた身体が気候の変化に対応できなくなることもあって、もろもろの不調が出ることもあります。

これは恐らくは猫ちゃんも同じだと思うのです(外猫さんに比べれば飼い猫さんは相当にマシだとは思うのですけど)。Twitterのフォロワーさんとこの猫ちゃんたちも、季節の変わり目は体調を崩すことが多いように見受けられます。残念ながら、虹の橋へと旅立ってしまった闘病猫ちゃんたちも…。この時期は、人間だけでなく、猫ちゃんも、特に老猫さんや闘病中の猫ちゃんにとっても負担が大きい時期なのだと感じます。

早めの皮下輸液も

我が家の兄妹猫も、シニア期になるにつれて季節の変わり目は食欲が落ちたり活動性が落ちたりすることが多くなりました。我が家の場合は、兄妹猫たちはともにお腹は頑丈だったのでお腹を下すことはあまりありませんでしたが、主に食欲の低下でした。

食欲の低下に活動性の低下だと、どうしても飲水量も減ってしまいます。その結果、便秘になったり、腎臓病を患っている猫ちゃんは飲水量の低下による尿毒素の高まりも相まって余計に具合が悪くなることが多いように思います。

「食欲が落ちる→水を飲まなくなる→便秘になる→いきみゲロをする→食欲が落ちる」という負の連鎖を断ち切るためにも、調子が優れず脱水の傾向が見られる場合は、この時期は意識的に通院して皮下輸液をすることもご検討いただければと思います。早め早めの手当(皮下輸液や吐き気止め、下痢止めなどの投与)が、ずるずると体調が悪化していくのを食い止める手だと思います。体調を崩しきってしまっては、打ち手が難しくなりますし。

個人的には、猫の日々の体調悪化は脱水が諸悪の根源という気がするんですよね…(感染症等の病気を除いて、ですが)

若くて元気な猫ちゃんの場合、多少体調を崩してもしばらくすれば回復するものですが、歳をとるとなかなか…私もちょっと風邪を引いたと思ったら結構長引くもんね!若くないんだなと痛感しますが、シニア期の猫ちゃんはもっと大変なんだろうなと思ったりします。

脱水してなければ輸液の必要もありませんが、ちょっとおかしいなと思ったら、愛猫が脱水してないかをチェックしてみてください。

慢性腎臓病が悪化すると、つまんだ皮は戻らなくなりますが…

食欲の秋がやってくる

この夏バテというか秋バテというか、夏の終わりに身体が適応してくると、私の場合は食欲の秋がやってきます。秋は美味しい食材も増えます。食べ過ぎる季節です。

私の経験上、この「食欲の秋」というのは猫ちゃんにもあるようです。いくら室内で暮らすとはいえ、猫の体内の季節時計でも「冬になるから体温を下げないように皮下脂肪を増やせ」という指令が出てくるようです。秋はそれまで以上にがっつり食べることが多かったです。換毛期にもなることですし、いつも以上にエネルギーが必要になるのかもしれません。

これからの時期、よく食べてくれる時こそ、いつも以上に色々なキャットフードを試してみるのも良いかもしれません。食いつきの良いフードは何かを試すチャンスかと思います。食べない時は、何を出しても食べてくれませんからねえ…

猫飼いにとって、猫ちゃんがゴハンをむしゃむしゃと美味しそうに食べてくれる光景が何より幸せな時間ですから。

クソ暑い時期は避けていたこってりラーメンも美味しい季節になるのが嬉しいです。

 

 

 

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