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【猫】運命の出会いというものがある(後編)

1 猫
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前編はこちら!

3月に保護された成猫

この猫ちゃん、今年の3月に保護されて以来、保護主さんのお宅に居るそうです。こちらの保護主さんは個人で保護猫ボランティアをされていて、今回の譲渡会では4人の猫ちゃんを連れて参加されていましたが、これまでも少なくない猫ちゃんを里子に送り出しているそうです。頭が下がります。

保護してからは体力をつけてから避妊手術をし、ノミアレルギーのような症状があって治療をしているものの、感染症もなく健康とのこと。人馴れもしていて、保護主さんが保護して早々にスリスリしたそうなので、もともとは人に飼われていた猫ちゃんなのかもしれません…さっきのちゅ~るの食べっぷりを見ても分かってましたが、ゴハンもしっかり食べるコのようです。主食としてカリカリを食べてくれるというのもありがたいです。

見た限り、かなり完成度の高い猫だと感じました。ただ、ちょっと珍しい茶トラ女子ですし、これまでの譲渡会で里親さんが見つかってもいいような気がします…

過去2度のトライアルが

保護主さんがおっしゃるには、こちらの猫ちゃん、過去に参加した2回の譲渡会で、それぞれで里親候補が名乗りをあげたものの、正式譲渡に至らなかったとのことでした。

こんなに完成度の高い可愛い猫ちゃんなのに…なんで?

1回目は、トライアル受け入れ直前に、里親候補のお子さまが病院での検査の結果、強い猫アレルギーがあることが判明し、受け入れを断念され…

2回めは、トライアルには出たものの、追いかけ回された先住猫ちゃんが参ってしまい、保護主さん宅に帰ってきたとのこと…

これって…

この子は我が家に来る運命だったんじゃない??

今日、こうして私たちが出会うためにコレまでのトライアルが流れたんじゃ…そう思い至り、私の中で色んなものが繋がりました。この子は我が家にお迎えしたいというスイッチが…入りました!

里親候補として猛烈アピール

保護主さんには、スマホに入ってる三兄妹の写真を見せて、これまで長いこと猫たちと幸せに暮らしてきたことや、この1年半あまりで三兄妹を相次いで看取ったことを話しました。このブログのことも紹介しました。こちらのブログには茶トラ兄妹の記述は少ないものの、猫愛の熱量については伝わるんじゃないかと。

そして、何より無猫状態で猫に飢えていることも。

保護主さんも一生懸命聞いてくださいました。ただ、この猫ちゃんの場合は、他に既にお申込みがあり、場合によっては抽選で里親さんを選ぶことになる、と…

た、確かに…

この猫ちゃんには私以外の方も注目していたのも感じていましたし、子猫ではなく成猫をお迎えしたい里親候補さんであればこの子が相当に人気があるのは間違いありません。

私が相当にガックリしてしまったためか、保護主さんからは「他の猫ちゃんも第二希望等でお申し込みされては…?」とお申し出をいただきましたが、「このコがダメなら、あのコでOK」というわけには行かないのです…

数日以内にご回答をくださるとのことで、申込みを済ませてとぼとぼと家路につきました。

譲渡決定!

その後、保護主さんから連絡をいただき…

我が家にお譲りくださることになりました!

保護主さんも弊ブログをお読み下さって私の猫愛が伝わったことと、これまで2度の譲渡申込みやトライアルが不調だったのは、私の家に来るためだったようにお感じになったとのことでした。

このブログ、役に立った…書いてて良かった…

一生懸命、あたちの世話をするのよ?分かった?

猫屋敷の再構築−環境設営!

しかし、成猫を違う環境から迎え入れることになりますし、ぶっちゃけ何をするか分からんです。最初っからデレデレしてくれるとも限りません。馴れてくれるまでは引きこもり先も必要でしょうし、老猫と違って高さのある遊び場も必要です。何より、ゴハンや猫トイレの用意などなど、これまで敢えて頭の中で封印していた猫との暮らし方も呼び戻さねばなりません

19年前と違って、大人になってから我が家にやってくる猫ちゃん。反応が読めません。喜び勇んで、あれこれ買って用意していくよりも、まずは最低限のものを用意し、都度都度、あーでもない、こうでもないと思いながら買い足していくのも猫飼いの楽しみ

こういう時のために、これまで使っていて保管してあった各種の猫グッズを再稼働…幸いなことに、比較的新しいものは捨てずに残してあったので、色んなものはとりあえず使うことはできそうです。

ただ、トイレは保護主さん宅でお使いのものと同じものを用意しました。ゴハンとトイレのストレスは飼い主が減らすべきもの。これまで我が家では鉱物系の猫砂を使ってきましたが、今回は保護主さんとこと同じシステムトイレを導入しました。

これも、フード付きのドームタイプがいいかとか、いや広い方がいいかとか、いやいや深い方がいいかとか、あれこれ考えました。ただ、今回は猫ちゃんお一人さまですし、普通のサイズで良いかと。カキカキが激しい性格だったらフード付きに買い換えればいいや…

ただ、色んなトイレも試してもらおうと、深いタイプも用意します。これ、以前に買って、次男猫が元気な時はそれなりに使ってくれてましたが、足腰が弱るととてもじゃないけど使えなくなったなあ…などと思い出したりしました。

さて、我が家での猫ライフが再開です。

乞うご期待!

 

 

コメント

  1. モモのママン より:

    たけさん!
    こんばんは。
    運命の猫ちゃん、迎え入れられたのですね。良かったですー。
    私までドキドキしました。(^^)
    たけさんも私も大人猫ちゃんを迎えた者どうしとして
    これからも宜しくお願いいたします。
    私の方は、嬉しい誤算なのですが、我が家に来てくれた老猫ちゃん。
    亡くなった次女猫のようなまなざしで私を見つめてくれる時があるんです。
    信じられなーーーーい。
    一緒に寝てくれるのも次女猫と同じ。
    次女猫が悲観にくれまくる私を心配して
    贈ってくれたような気すらしております。
    将来は、あの看取りの時の体を引き裂かれるような悲しさ再来か
    と想像すると辛いのですけれど
    とにかく一緒の日々を大切に暮らしたいですね。
    たけさんの記事の更新、いっそう楽しみになりました。

    • たけ たけ より:

      モモのママンさん、こんにちは。

      おお!そちらも成猫さんをお迎えになったのですね。
      文面を拝読するに、凄く幸せな空気感が伝わってきます。
      きっと次女猫ちゃんが老猫ちゃんの身体を借りてこの世に降りてきてくれたのでしょう。
      この子、三兄妹の色んなところが似ています。
      長男猫の明るい性格、長女猫の愛情深さ、次男猫の賢さ…
      時折、それぞれの表情がふっと出ることがあります。
      あの看取りがあったからこそ、こんなにも味わい深いのかもしれません。
      お互い、素敵な猫ライフを送っていきましょう!
      引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

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