記事内に広告が含まれることがあります。

【猫】猫を棄てるな! 「因果応報」の業があるぞ!

1 猫
この記事は約8分で読めます。

仔猫を棄てるな

もうホント、コレ…

この季節、ツイッターのタイムラインには仔猫を保護した投稿が溢れています…中にはいわゆる「地域猫」が産んだ仔猫も居るでしょうが、動物保護団体やボランティアさんの軒先に仔猫を放置するような悪質な遺棄も目立ちます。

そもそも親離れする前の仔猫は自力で生き延びていくのは難しいです。大昔、「あとは大人の猫に任せよう」と言いながらダンボールに入れた幼猫たちを公園に棄てた夫婦を見つけました(追いかけたけど逃げられた…)。野良猫が自分のコでない仔猫を育てるわけないでしょ…(幸いなことに、この幼猫たちはボランティアさんに保護されていきました)。

引っ越しで棄てるな

引っ越し先がペット不可だから」という理由も理解し難いです。「は?なにそれ」です。先々、そうなる可能性があったのに猫を迎え入れたということ?だったら「ペット可の引越し先を探せ」です。少なくとも今の家で可愛がっていたんでしょうが、それがどうして「引っ越しで連れていけないから」という理由で棄てられるんでしょうか?

建物に残したまま引っ越していくとか、ひどい話ではゴミとして出して引っ越していくとか。玄関前で飼い主を待つ猫の話を聞いたりすると切なくて…。

病気で棄てるな

私にも経験がありますが、猫が病気になるとそりゃ治療費がかかります

通院頻度が上がったり、検査が増えたりするとそれこそ飛ぶようにお金が飛んでいきます。ただ、お金がもったいないからといって放り出すようなことはホントに止めて欲しい…

飼い主の生活もあるでしょうし、猫の治療に無限のお金を使えるわけではないでしょう。しかし、放り出す前に動物病院に「予算のなかで出来る治療」を相談してみてください。次男猫の治療で検査が重なって経済的にツラい時がありましたが、かかりつけ医さんが割り引いてくださいました。ありがたかったです…(恥ずかしくもありましたが)。

看病がツラいという気持ちも分かりますが、その猫ちゃんを看病してくれるのは飼い主以外に居ないのです。

高齢で棄てるな

高齢になると病気がちになりますし、長生き猫さんだと痴呆も入ってきます。若い頃と比べて毛がボソボソになったり筋肉が落ちて痩せて見栄えも衰えてくるかもしれません。「歳を取って可愛くなくなった」からといって遺棄するのは鬼畜にも劣る所業です。その猫チャンはそれまでずっと飼い主と家族に笑顔や癒やし、生活に張りをもたらす存在だったのではないですか?

個人的には、先代の三兄妹は歳を取ってからは脱水がちでげっそりして毛並みもボソボソ、歩く姿もぎくしゃくしてましたが、それでも健気に生きる姿に気高いものを感じて、ありがたく愛しい存在だったのですが。

 

長く家猫として暮らしてきた高齢の猫は、外で自活するのはほぼ不可能かと思います。

因果応報と業が降りかかる

因果応報」という言葉があります。過去、あるいは前世の善悪の行為が原因となり、その報いとして現在に善悪の結果がもたらされることです。猫を遺棄した人間どもに対しては、仏様もどうか厳罰に処して欲しいものです。

引越し先でひどい目に遭ったりするのは軽い方で、容姿が衰えたという理由でパートナーに棄てられるかもしれませんし、病気になったら仕事をクビになるかも。そして高齢になって身体が不自由なまま痛みにうなされつつ野垂れ死ぬしれません。なにより、本人の因果で、ご家族や子どもにこの応報があるかもしれません。その覚悟があってやってるとは思えないのですが…でも「因果応報」ってそういうことなんですよ。

他人の不幸を願う気持ちはありませんが、猫を棄てる、虐待する輩共には相応の不幸を背負ってもらいたいと思っています。本人以外にこうした「業」が降りかかるのはお気の毒ですけどね。

餌やりさんは「お腹を空かせた猫が可哀想」と思っての善意行動だと思いますが、常にお腹を空かせた猫の再生産になりかねません。餌やりさんがいるところに猫を棄てる不逞の輩も居ますし。どうか去勢避妊手術も含めてご検討ください(「なんで私が…」と思うお気持ちも良く分かるのですが…)。

外で暮らす猫ちゃん、保護猫ちゃんたちが世の中から居なくなること、保健所等で殺処分にされる犬猫が居なくなるのが理想です。飼う資格も覚悟もないのに単に可愛いからという理由で猫ちゃんを迎える飼い主、外でお腹を空かせてゴハンを探し回る猫ちゃんが居なくなりますように!

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました