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【猫】猫を飼うということ

1 猫
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私の猫初め

弊ブログにおいては今更ながらの話題であります。

個人的には昔から猫は好きでした。実家では母親が「看取るのは辛いから」という自分の経験で犬猫の飼育を禁じており猫を飼った経験は無かったのですが、よく行っていた公園では推しの野良猫ちゃんを可愛がったりしていました。この妙に賢いサビ猫ちゃん、遠くで寝ていても公園に来た私を見つけると走り寄ってきて膝上に乗っかるような可愛い猫でした。(このサビ猫ちゃんは顔見知りになったボランティアさんとNTRしました)

猫を飼ったこともなかったので、なんとなく「猫を飼うなら(なんとなく)ロシアンブルーがいいなあ」とか思っていた時期もありましたし、ペットショップの子猫を見て「可愛いなあ、でも値段が高いなあ」などと思っていたこともありました。今、改めて思い直してみると、「猫を飼った経験のない人」は普通にこんな感じなんだろうと思います。「猫を飼うなら純血種の血統書付き」と思ってるし、ペットショップの値段を見て無邪気に高いとか安いとか…それらを悪いと言っているわけではありません、もちろん。今の私はペットショップの生体販売コーナーでは「可愛い」よりも「可哀想」と思ってしまうので足を向けることは皆無ですが。

実際に猫と暮らし始めると…

私の場合、生後2週間の三兄妹を保護してから、里親を探すつもりが里親も見つからず結局手放せずに一緒に暮らし始めました。今思えば、生後2〜3ヶ月とかでお迎えするのとワケが違うので今思えば貴重な経験でしたが、楽しかったなあ…日に日に出来ることが増えていく子猫たちをみて教えられることがたくさんありました。三兄妹はもちろん純血種でも何でも無い茶トラやキジトラの雑種の猫たちでしたが、可愛いのなんの

長女猫の幼獣時代

猫を飼うきっかけは人それぞれだと思います。特定の猫種が欲しい、血統書のある純血種が欲しいという方の気持ちも分かります。誰も猫を飼い始めるにあたって、保護せざるを得ないケースを除いてはむしろ「猫ならなんでも良い」という方はいらっしゃらないと思いますので…(個人的には純血種についてはペットショップではなく信頼出来るブリーダーさんからお迎えすることをおすすめします)

暮らし始めてみると、猫種はあまり気にならなくなると思います。ただし、雌雄や長毛か短毛かという方が生活への影響は大きいかもしれません。

猫には個性がある

猫種によってある程度の性格の違いがありますが、それ以上に猫にはそれぞれ個体の性格、個性があります。これは兄妹であっても違いがありました。なので、一目惚れでお迎えした猫ちゃんであっても、望んだ性格の猫ちゃんであるかは分かりません。そしてワンコに比べて猫に躾というのは難しいです。ワンコよりも猫はフリーダムです。なので猫の飼い主は「下僕」と呼ばれます。

先代の長男猫は何でも噛むという悪癖がありました。いろんなものを齧られました。音が出るものが好きでビニールなんかは放っておくと目ざとく見つけてシャクシャク噛んでました。これは晩年になっても治りませんでした。他の二人はそんなことも無かったのですが。

長男猫「こんなところに空袋が!」白々しい…

構ってもらえない時、長男猫は鳴いて催促するタイプでしたが、長女猫はモノを落として注意を惹くという技を使いました。これで壊されたものも数知れず…壊れ物は高いところに置かないようになりました。次男猫は勝手に戸を開けて部屋を抜け出して家探し…引き出しとかを器用に開けるという特技がありました。ふと気がつくとリビングに誰も居なくなっていて、探すと次男猫が開けたところを兄妹が続いて洗面所の戸棚に三兄妹がごそごそやっていたというのも何度もありました。

次男猫、こそ泥中!

「全てを受け入れよ」

猫はこちらが思っているようには行動してくれません。というのも、猫は「自分が優先されて然るべき」と信じているからです。爪切りも歯磨きも気が向けば協力してくれますが、個体によっては絶対にNGなこともあります。正直、「こんなハズじゃなかった」と思うこともあるかもしれません。しかし、「この子はこういう子」だと思って受け入れて、こちらで対策を取るしかありません。

ビニールを噛むなら猫のいる室内にビニールを放置しない、モノを落とす猫対策には落とされて困るものを高いところに置かない、戸を勝手に開ける猫対策としては戸に鍵をつける、など…

しかし受け入れることができれば猫は心を開いてくれますし、場合によっては頼みを聞いてくれることも増えるかもしれません。何より「ああ、猫に愛されてるなあ」と感じることは本当に幸せな気分になります。それは血統書がある純血種だろうが、雑種であろうが関係ありません。

かつ…「自分はこういう性格の猫さんと暮らしたい」という思いがあるのであれば、むしろある程度、保護主さんがケアした保護猫さんをお迎えする方がミスマッチは減ると思います。「猫ちゃんと静かに穏やかに暮らしたい」方が未去勢の若いオス猫をお迎えしたら結構シンドイと思います…

保護主さんはご自身が保護してお世話した猫ちゃんの幸せを心から願っていますので、その猫ちゃんに合った飼い主さんとの出会いを求めていらっしゃいます。なので、「今のライフスタイルはこうで、こういう猫ちゃんとこんな風に暮らしてみたい」ということは保護猫の譲渡会等で保護主さんに相談してみると良いかもしれません。

里親募集サイトや譲渡会では、血統書はないものの純血種っぽく見える猫ちゃんもたくさん居ます!

そうそう、猫をお迎えする前に「猫の十戒」を確認しておいてください。まずこれを笑えないようだと猫様との暮らしは難しいと思いますよ。

 

 

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