記事内に広告が含まれることがあります。

【猫】ドライフードの保管方法は空気を抜く!

1 猫
この記事は約13分で読めます。

カリカリは開けたてが美味い

我々がカリカリと呼ぶドライフードですが、猫飼いならば誰しもが経験するのが、「開封したては喜んで食べるのにしばらく経つと食いつきが悪くなる」というもの。

貰ったサンプルを喜んで食べたので大袋を買うと途端に食べなくなるというのもあります…サンプルは特別レシピで作られているんじゃないかという陰謀論もありますが、まあそれは冗談として。

飼い主としても、これはどんな香りかな〜と新しいドライを開封すると美味しそうなニオイがしますもんね。その後も香りは続いているような気もしますが、猫さんはワンコには及ばないものの、人間よりもはるかに嗅覚は優れているそうで、なにか違うニオイを感じるのかもしれません。開封直後に比べると徐々に食いつきが悪くなっていくという…

カリカリの香りを飛ばさない

ドライフードへの食いつきが悪くなるのは、多くの場合は「香りが飛ぶ」ことの影響が大きいようです。人間の味覚は甘み・苦味・酸味・塩味・旨みの5つあるのに対し、猫は苦味・酸味・塩味しか感じられないそうです。ちょっと可哀想ですね…甘みと旨味を感じられないとは…

なので、人間のように「美味しいから食べる」というよりも、猫さんは「香りが良いものを食べる」ということになるようです。

そして、香りというものは空気に触れるとどんどん失われていきます。

サンプルのフードのように小袋で密封されているといつも開けたてでフレッシュな香りが楽しめるため、猫さんとしても食欲が湧くのだろうと思います。人間でも、ぼんち揚げ(歌舞伎揚げ)やらおせんべいでも大袋で開封後しばらく経ったものよりも、個包装のヤツのほうが美味しいですもんね。

つまりはフードをなるべく空気に触れさせないことが重要になろうかと思います。

百均の真空保存袋が優秀

最近、我が家で始めたのは、ダイソーやセリアで売っている真空保存袋です。

ポンプで空気を抜くのですが、面白いように空気が抜けます。

面白すぎて空気を抜きすぎると中身が袋を傷つけて穴が開いたりするので、内袋を入れて軽く空気を抜く程度でも十分に効果があると思います。しばらくすると空気が侵入してきたりもしますが、「なるべく空気に触れさせない」という目的は十分に達成できます。

人気商品のせいか、店頭ではなかなか見かけません…見つけた時はすかさず買っておくのがよろしいかと思います。ペットフード以外にも使い勝手が良いものですし。

あとは、なるべく袋を開ける頻度を少なくする(=空気に触れる機会を減らす)ことでしょうか。

我が家では1日分のドライを瓶に移して密封しています。もともとはお惣菜とかが入っていた瓶なので密封性は抜群です。これで1日分のゴハンの量もざっくりですがコントロールできます。

香りキープ、湿気させない、酸化させない

香りを飛ばさないこと以外に、カリカリは文字通り「カリカリ」していて美味しいもの。湿気させないことが重要です。そしてなにより、ドライフードで一番怖いのが「酸化」。酸化したフードはお腹を壊したり、内臓に負担がかかって病気になってしまうこともあるのだとか。

酸化する要因は、「空気(酸素)」、「湿度」、「温度」、「光」だそうです。

皆さん、何気なく捨てていると思われる「エージレス」という小袋、あれは脱酸素剤で酸素を吸収して酸化を防いでくれています。密閉した袋のなかに「エージレス」を入れると中の粉末が酸素を吸収してくれるんです!

脱酸素剤のエージレスも多少の吸湿効果がありますが、乾燥剤を入れるのも効果的かと。

あとは、光の当たらないところ、かつ温度差が大きくないところ、いわゆる冷暗所にて保管していれば、比較的フードは美味しく保存できるかと思います。
ただしカリカリは冷蔵・冷凍すると常温に戻る時に結露してしまうのでNGです。
ぶっちゃけて言うと、カリカリの保管方法に気を使うようになったのは次男猫が食べなくなった頃あたりからです。
先代の三兄妹が元気だった頃は、4キロ入ったチャック付き大袋を普通に使ってました。若い頃からもっと気を使っていればなあ…
酸化については、チャック入りの袋でなるべく空気を抜いて冷暗所に保管していれば1ヶ月程度ならさほど問題無いようです。ただ、香りについては気を使ったほうが最後まで美味しく食べられると思いますよ!
そもそも国産フードによくある20g程度の食べきりパックなんかは常に開けたてですからね。ありがたいです。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました