1年ぶりの病院へ
昨年の冬は真菌症で病院通いをしていた姫ちゃんですが、その後は飲み薬が効いてキレイに完治。
春と秋に、耳の毛がキレイにハゲるところをみると何らかの季節に起因するアレルギーを持っている可能性はありますが、すぐに生え揃うのでさほど気にすること無く。およそ1年、動物病院にかかること無く過ごしてきました。こんなに動物病院に通わないのは7〜8年ぶりくらいかと思います…
よく寝てよく食べしっかり出すという毎日、健康そうにみえますが何か隠れている病気があってはイケナイということで、病院で定期検診をしてきました。
血液検査と触診等でざっくりと全体を把握し、なにか気になるところがあればエコーやレントゲンで調べてもらうつもりでした。当日は幸いにも病院に行く前にお玉で採尿(ちょっと猫砂が混じっちゃいましたけど)もできましたので、尿検査も実施可能に。
あと、抜けてしまった歯も気になるので口腔内も診察してもらいます。
なお、血液検査ということで久々に絶食してもらいました。
診断開始
持ってきた猫砂混じりのフレッシュなオシッコを提出し、検査機で分析。スタッフさんが保定して獣医師先生が採血されましたが、暴れたりすることは無かったものの無言の抵抗というか物凄ーく力が入っていたようで少々難航しましたが、無事に取り終え、こちらも検査機へ。
気になっていた口内について、「抜けた歯については…どうしようもないですね〜」。ええ、それはもうどうしようもありませんね。
さすが獣医師先生は口を大きく広げるのもお上手で、歯や歯茎の状態もよく確認できました。右の前臼歯あたりに歯肉炎があるものの、現時点で治療が必要なレベルではなく継続してケアをしてくださいとのこと。その他については特に問題無しという評価。これからも状況を確認しつつ、長い猫生のどこかで麻酔が出来る年齢の時にまた判断しましょうということになりました。
オシッコ検査は比重はやや高め、その他検出項目は無し。猫砂のせいで沈渣は出来ず…ぐぬぬ。
三兄妹が慢性腎臓病になってからは比重がどんどん下がっていったので、久々に良い数値をみました。
また最近はノーチェックだったのですが、耳の中が汚れているということで薬剤付きの脱脂綿でキレイに拭ってもらいました。姫ちゃんは結構耳の中が汚れやすいタイプみたいです。三兄妹はそんなこと無かったのですが、あれは兄妹でグルーミングしていたから?
触診では、「うーん、お腹に脂肪がちょっとあるなあ(笑)」とのこと。肥満ですか?と聞くと肥満とまでは行かないものの、現状を上限として節制した方が良いとのことでした。「ちょっと太ってるくらいのほうが可愛いんですけどね!わはは!」といういつもの先生節。去年4.0キロ→今年5.1キロですからねえ…1年で2割増えたらやっぱり増えすぎです、はい。
聴診器では、「心拍も呼吸もキレイだなあ…」との診断でした。
気になる血液検査
慢性腎臓病になってからはイヤというほどやった血液検査。昨年は腎臓はともかく、さほど良くは無かったので、ちょっと気にはなっていたのですが…
正常値を超えているのは、「総コレステロール値」「総たんぱく」「アルブミン」。
先の尿検査での比重と総合的に見ると、病気による異常値というよりも恐らくは「脱水」。
これは思い当たる節がありまして…昼間、姫ちゃんを見ていると基本的には窓際、寒い日はペット用ホットカーペットの上でゴロゴロしていますが、ほとんど起きないのです。昼間はゴハンも食べず水も飲まずとにかくゴロゴロ…そしてこの日はゴハンも出していないので余計に水を飲まず、家を出る前にはトイレに行っているので体内の水分が足りない状態だったようです。まあ、脱水状態なのはよろしく無いことではありますが、電解質とかはOKなレベルなので、まあ仕方ないかということに。
むしろ、肝臓などの値は昨年よりも良い感じになってきています!
ワクチンについても相談しましたが、他猫との接点もない完全な家猫で若いということで3種ワクチンで十分でしょうということでチックンしておしまい。
総合評価は?
最後に、「総合評価をお願いします」と聞いたところ、「うーん、若いっていいね!って感じです。もうちょっと水を飲んでくれれば言うことありませんが、その他は何も問題ありません」との評価をいただきました。
姫ちゃんはまだ2〜3歳、人間で言えば20歳代半ばから後半…そりゃ若いですよね。徹夜で遊んだって、旅行から帰ってきたって、翌日は普通に仕事に出られるくらい元気でしたよ、私も。健康診断でひっかかることも無かったですし…若いっていいなあ。
今回のワクチンも生ワクチンでしたが、その夜もだるそうにしたり発熱したりすることもなく平常運転でした。猫じゃらしは自粛しましたが。
姫ちゃん、元気印の健康な猫ちゃんです。これからもこの調子でお願いします。
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