記事内に広告が含まれることがあります。

【猫】AIM30への期待が凄い マルカンのペットフード

1 猫
この記事は約5分で読めます。

AIM30への期待が凄い

先日、AIM30のフードを製造・販売されるマルカンさんのドライフードがどんなものかと興味があって、買い求めて試してみたことをブログに書きました。

これが、めちゃめちゃ読まれてるのです。

ブログを書く身としては読まれることは嬉しいことですが、それだけ猫飼いさんのAIMというものへの期待が大きいのだと感じます。

そして、猫飼いさんがAIMへ寄せるその気持ちは痛いほど分かります。私自身、慢性腎臓病に苦しんだ三兄妹の猫たちの闘病に伴走したからです。

慢性腎臓病は猫飼いさんも苦しい

腎臓病の猫さんの状態はいくら飼い主といえどもホントのところは分かりません。ただ、あんなに丸々ふっくらしていた愛猫が、慢性腎臓病の進行とともに、骨ばってごつごつした体つきになり、顔もげっそりと痩せてきます。撫でるたびに、また痩せてしまったような気分になり、気分が落ち込みます。

若い頃はバクバクといくらでもゴハンを食べて、体重維持のためにゴハンやオヤツを節制していたくらいなのに、慢性腎臓病が進むと、どれだけ出しても食べてくれなくなります。

どんどん減っていく体重、飼い主の心はざわざわするのに、猫は食べようとしてくれない。体重を戻さなくては、体力をつけなくてはと願う飼い主の心と裏腹に、食べない猫…心が削られる毎日になります。

慢性腎臓病のクスリもいくつかありますが、再生しない細胞の集合体である腎臓は、「治る」ことがありません。残存する細胞への負荷を減らすくらいです。

皮下輸液も、根本治療ではなく脱水状態を緩和するためのものでしかありません。もっとも、脱水が緩和されて水をよく飲むようになったり食餌量が増えてくれれば全身状態の改善に効果があると言えますが、慢性腎臓病が進むと皮下輸液によるこうした反応も減っていきます。

こうした慢性腎臓病の猫との伴走は、飼い主としてツライものでした。

後悔しか生まない

慢性腎臓病が進んでしまった猫の飼い主にあるのは、もうどうにも良くならないことへの諦めと同時に、「どうしてもっと早く気づいてあげられなかったのか」とか、「慢性腎臓病にならないためにどうしてあげれば良かったのか」という後悔ばかり。

カリカリへのトッピングに煮干しやカツオブシを与えてしまったこととか、食いつきの良さゆえにジャンクなフードをあげてしまっていたこととかが原因じゃないかと自分を苛んだりしてしまいます

猫の慢性腎臓病は猫を苦しめますが、飼い主も苦しめる病気です。これは心からそう思うのです。

AIMの新しさ

AIMは、これまでのような「血圧を下げて腎臓への負担を下げる」とか「血管を拡張させて腎臓への負担を下げる」というやや遠回りの方法ではなく、そもそも腎臓の細胞が死なないように、本来は猫も持っているAIMに腎臓を始めとする体内のゴミを掃除させるという新しいアプローチです。何より、「猫が30歳まで生きる」というコピーがインパクト大きすぎです。

AIMは、血液中にあるタンパク質の一種で、私たち人間の体にも、猫の体にも存在しています。
AIMの役目は、分かりやすく言えば「体内のゴミ掃除」。AIMは通常、IgMと呼ばれる抗体の一種と結合しており、病気などで体内にゴミが発生すると、IgMから離れ、ゴミを掃除しにいきます。
ただ、猫の場合どういうわけか、IgMとAIMの繋がりが強固で、体内にゴミが発生しても、AIMが離れることができず、掃除をしにいけないのだそうです。そのせいで、猫の腎臓にはゴミが溜まり続け、結果として、慢性腎臓病や腎不全を引き起こしてしまうのです。

引用 : 第5回【猫のまもりびと特別編】宮崎徹先生にインタビュー

無理なく猫の慢性腎臓病が防げるかもしれない、罹らなくて済むかもしれない…それは多くの慢性腎臓病の猫と暮らしたことのある飼い主たちの悲願でもあるのです。

画像出典 : 東京大学 腎臓の働きを改善する遺伝子「AIM」でネコの寿命が2倍に!? | 広報誌「淡青」37号より

パーフェクト・ワンがベース?

しかし、どんな優れたフードであっても食べてくれなくては意味がありません。しかし、先日購入したパーフェクト・ワンについて、我が家の姫ちゃんの食いつきは良好でした。もともと健康な我が家の姫ちゃん、これを食べたからといって健康度に変化は特にありません。ただ確実にウンチが臭くなりました。水素のせいかな…。

発売まであと10日もないのに原材料や栄養スペックは不明ですが、おから(食物繊維)、乳酸菌、アガリスクやセサミン配合ということは、おそらくパーフェクト・ワンに近いレシピの総合栄養食になるかと推測します。これをゴハンやオヤツとして与えていれば、慢性腎臓病になりにくい、とすると猫飼いとしては本当に嬉しいなあ。世界中の猫飼いが狂喜乱舞するかもしれません!

パーフェクト・ワンは安いフードとは言えませんし、おそらくAIM30も準療法食のなかでも比較的高価なフードになるのかと予想していますが、毎日ラプロスを飲むことに比べればお安くつくかと。

3月1日はこれを買いにいかねば!

それまでは我が家はパーフェクト・ワンをトッピングに使います!

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました