記事内に広告が含まれることがあります。

【猫】高齢猫がよろけるのは脳梗塞かも…回復しました!

1 猫
この記事は約5分で読めます。

1ヶ月経過しました

先月の今頃は、ウチの次男猫の足腰が立たなくなって大慌てしていました。トイレでドタっと倒れた時は、顔から血の気が引きました。

長女猫や次男猫も、亡くなる前に足腰が立たなくなったこともあり、一時は最悪の状況も覚悟しました…悪化して最悪期を経て回復を始め、今ではむしろそれ以前よりも元気なんではないかと思えるくらいになりました。

皆さまからいただいた多くの応援が私の介護の支えになっていました。改めて御礼申し上げます。

猫の脳梗塞

MRIその他の精密検査をしたわけではないので、確定診断ではありませんが、恐らくは血栓その他の理由による脳梗塞だったのではないかというのがかかりつけ医の診立てです。

 

人間の脳梗塞の初期症状としては、以下のようなものがあげられます。

主な症状としては、左右どちらか半身の手足や顔がしびれたり動かしづらい、ふらつく(歩きづらい、めまいがする)、嘔吐する、しゃべりづらい(ろれつがまわらない、言葉が出てこない)、他人の言うことがわからない、物が見えにくかったり二重に見える、などがある。

ドクターズ・ファイル 脳梗塞

「なんか痺れがあるんだよね…病気かなあ」などと言ってくれれば、手の打ちようもあるのですが、猫がそんなことを言ってくれるわけもなく。ただ、言えないだけで、猫がヨロけたりする時はこうした状況が起きているのかもしれません。今になって思えば、夜に誰もいないところで大声でニャーニャー鳴いてたのはこうした異変があったのかも…

立てなくなった直後は通院してビタミンを入れた輸液をしてもらいました。この時はよろけの原因として、尿毒症低カリウム血症貧血を疑ったのですが、血液検査ではいずれもNo。その後の痙攣発作後はステロイド剤の注射をしてもらいました。その後は自宅で最大容量の輸液を毎日行っていましたが、数日経ってから症状が改善し、「あれは脳梗塞によるものだったのかなあ」という感じになっています。もうすぐ19歳という年齢と腎不全という基礎疾患を考えると、麻酔を使う精密検査とかはちょっと怖いんですよねえ…

脳梗塞のその後

全身の痙攣発作や、眼振遊泳運動など脳神経の影響と見られる症状も出ましたが、今は全くありません。寝ている時に、前足をピクッとさせたりすることはありますが、多分それは夢でも見ているんじゃないかと…耳やまぶたが小刻みにぴくぴくすることがあるのは以前には無かった症状ですが、前回の通院時に耳の中が汚れていたこともあり、なにか耳に異常があるのかもしれません。これは経過観察です。

その他については、ゴハンや水の量も、発症前よりむしろよく摂っているくらいです。毎日の輸液は欠かせませんが、輸液量は発症前のレベルにまで減らせています。後ろ脚の動きもスムーズになり、歩く姿は発症前よりむしろ良くなっています。次男猫が大好きな場所である風呂蓋の上にも、軽々と飛び上がれるようになりました。

唯一の後遺症としては、十数年使ってきたトイレをすっかり忘れてしまったことです。次男猫の脳内トイレ情報はリセットされてしまったようで、今は新しいトイレ位置が設定されています。また、洗面所が第2トイレとして認定されてしまい、そこはトイレを置いてもトイレではなく、床のど真ん中でやらかしてくれます。もう諦めてペットシーツを敷いてます…

猫の脳梗塞の予後

猫の脳梗塞は、発生した部位にもよりますが、予後は悪くないようです。

我が家では寝たきりだった時から、血行を良くする意味でも手足の屈伸マッサージはよくやっていました。あまりにも力が入らない身体に悲しくもなりましたが…最悪期は、首が起こせなくて窒息するんじゃないかと思うくらいに身体に全く力が入らない状態での寝たきりでしたが、回復するにつれ、首を起こせたと喜び、身じろぎしたと喜び、立ったと喜び、ゴハンを食べたと喜び…という、第二の誕生期かと思うくらいに、日々当たり前だったことが出来るようなったことを喜ぶという嬉しい日々になりました。

再び立てるようになった時はホントに嬉しかったなあ…

今も、具合が悪かった時のことを思い出して、元気に寝ている(寝姿にも元気な寝姿というのがあるのです!)次男猫を撫でて、幸せを噛み締めております。

高齢猫の足腰が立たなくなったり、よろけたりする原因は色々あると思います。単に筋力の衰えという場合もあるかもしれませんが、脳梗塞など、急に症状が悪くなる病気の可能性もあります。くれぐれもご注意ください。

 

ご参考

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました