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【猫】2ヶ月前は次男猫はまだ居たんだなあ

膝 1 猫
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2ヶ月前のこと

現在は高齢猫介護師を首になり、出稼ぎ労働で1日に適度(過度?)に身体を使い、多少は頭も使い、それなりに気も使い、対人関係にストレスを感じつつ、夜になると疲れてクタッと寝てしまう毎日です。猫さんが家に居たら、もう少し癒やしがあるんだろうと思いつつ、毎日のように通院して介護してた時は一体どういう風に時間と体力を使ってたんだろう…

自分のブログを読み返すと、2ヶ月前はまだ次男猫は闘病していて、自分も毎日を試行錯誤しながら暮らしていたことが読み取れます。興味深いものです。2ヶ月前、次男猫は朝、私が起きる時間を見計らったかのように、虹の橋へと旅立っていきました。

この日記から遡って読み返してみると、日に日に悪化する次男猫と相対しながら、自分自身、冷静に観察しようと努力しつつ、毎日よく書いたもんだと思っています。ほとんど日記みたいになっています(自分自身は日記を書く習慣はありません!)ので、それらを読んでいるとその日、その時間のことを克明に思い出されます。同時に、次男猫の体温や毛の手触りも思い出せますが、現実にはそれが無いというのは少々悲しいのですけれども。

「どうにもしてやれない」感

それまで、わりと長く闘病してきて、いろんな薬やサプリを試して、体調は上がり下がりしつつも維持してきたのに比べて、6月の終わりにストンと食欲が落ちてから7月になって明らかに局面が変わっています。

それまで食欲不振とは言えども少ないながらも自分でカリカリを食べていたのが、一粒も食べなくなりました。加えてオシッコの量が減り、腹水も溜まり始めました。これまでと状況が変わったということに気づき、飼い主としてもようやく腹が括れたことが読み取れます。

このもう「どうにもしてやれない」感というのは老猫+慢性病持ちの猫を看取った経験のある猫飼いさんには共感いただけるのではないかと思います。もう治療をしても反応が無いどうにもしてやれない無力感。そして、認めざるを得ない今以上には良くならないという現実。そしてその日がいつになるかは分からないけれどもそう遠くないという強い予感。これは、突然の病や事故を除いて、看取りをする者にとっては避けられないツラい時間です。ただ、その時間を無駄にすること無く、心の準備をするということがとても重要になりました。

長女猫と長男猫は、慢性腎不全で戦ってはいましたが、突然に亡くなってしまい(しかも同じ日)、この心の準備が全く出来ませんでした。それだけにダメージは大きかったのですが、親孝行な次男猫は、飼い主の心の準備ができるよう、時間をかけて自らの生涯を閉じてくれました。ありがたいことです。次男猫らしいキチンとした最期でした。

猫さんのタイミングで旅立つ

以前に紹介したこの本にも書いていますが、猫さんは猫さんのタイミングで旅立ちます。

こちらの心の準備が整っていようが、整っていまいが、お構いなしです。長女猫のように、「えっ、今日だったの?」というタイミングで旅立つこともあれば、「なんでお前まで今日なんだよ!」という風に長女猫を追いかけるように1時間遅れで旅立った長男猫なんてのもいました。

そして、うまく行けば、次男猫のように、そろそろだと思った時に旅立ってくれます…

どちらも経験した身では、どちらが良いということでも無いような気がします。どっちもツラいです。飼い主さんとしては、目の前で看取りたいと思うでしょうし、お勤めの身であれば、タイミングが非常に難しいかもしれません。ただ、猫さんも飼い主さんが帰ってくるのを待っててくれることが多いようですね。

ただ、ブログでもTwitterでも、なんならスマホで写真を撮っておくだけでもいいです。時系列で記録が残ると…ふと振り返った時に当時のことを思い出せて良いですよ。

昔は膝上に3ニャンが揃ってたもんです。懐かしいなー。

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