ワードプレスってナニ?
ワードプレス(Wordpress)って言葉は聞いたことがある方は多いと思います。Webに携わる方はまあ知らない方はいないでしょうし、少なからず触れたこともあるでしょう。
一般的にはブログ用のソフトウェアと考えていただいて良いですし、ホームページ等のWebサイトを管理するCMS(コンテンツマネジメントシステム)としても使われています。オープンソースなので、誰でも無料で使うことが出来るので、個人から大企業まで使われているシステムです。このたけBLOGもワードプレスで作られています。
CMSとしてのワードプレスは世界でも広く使われています。
Q-Successの報告によれば、2019年8月におけるWordPressの利用率はインターネット全体の34.3%となっている。
全世界のインターネットの3割以上がワードプレスなんです。
そして、特に日本ではめちゃめちゃメジャーな存在なのです。
Q-Successは8月29日(米国時間)、「WordPress has 82.4% CMS market share among websites in Japanese, whereas it has “only” 43.9% market share among sites in German.」において、
日本のCMS市場において、WordPressのシェアが82.4%と高い値をつけていると伝えた。日本は他の国と比較してWordPressのシェアが多くなっている。
ホント、日本ではワードプレスってすごいシェアになっているんです。
ワードプレスを学ぶ意味
ワードプレスを知る・学ぶ意味とは、ズバリ「自由」を得ることだと考えています。
BLOGを書くのなら、無料のBLOGサービスというのは山ほどありますし、それはとても手軽で便利なのですが、いかんせん、そのサービスが提供する範囲でしかあれこれすることが出来ません。
所詮は、借家人なので自由度が低いのです。簡単に始められますが、どれだけ頑張って書いても自分のものにはならないのです。
自分の好きなドメインを取得して、レンタルサーバを借りて、ワードプレスをインストールすれば、自分のWebサイトを好きなように作ることが出来ます。
そう、ワードプレスを知っていれば。
自前のサイトって難しい?
例えば、自前のサイトを誰かに発注して作ってもらうとすると、1ページものでも5万円から10万円くらいかかります。また、「ここをこう修正して欲しい」で「修正費用が〇万円」、ページを追加したいというと「ページ追加で〇万円」と次々に費用が発生します。それで出来上がったものがイメージと違ったりするので、さらにやっかいなのですが、それをやり直してもらうとなると「再修正費用〇万円」になります…。
実際、私自身もこちら側(修正を依頼される側)に居たので、お客さんから修正依頼が入るとそれなりに時間をかけて対応する必要があるので、費用は発生するんです。ただ、値付けはお客さんの懐具合を見て決めることも無くは無いんです(笑)。
自分で出来れば、こんな良いことはありません。
ワードプレスを弄れるとは?
ワードプレスの管理者として、管理画面から出来ることもかなりたくさんあり、これでも無料ブログや無料HPに比べればかなりの自由度があるのですが、それでも、「ここがこうなれば便利なのに」とか、「こういう動きが出来れば映えるのに」ということがあります。
こういう時に弄る必要が多いのがCSS(Cascading Style Sheets、カスケーディング・スタイル・シート)です。CSSを理解した上でHTMLを使えれば、破綻の無いWebサイトを構築することが可能です。CSSを弄れることが、Webサイトの自由度を高めることの条件と言って良いと思います。
ただ、これには体系だった学習が必要になります…。
ワードプレスの管理者には多少の知識があれば出来るようになると思いますが、サイトそのものの改修のためにCSS+HTMLを弄れることは、一定の「スキル」として評価されます。何より、自分が思った通りにサイトが表現できたときは、かなりのカタルシスになりますし、自信にもなります!会社でWebを担当する部署に異動になったとか、Web屋として食っていくために手に職を付けたいとか、はたまた副業としてWeb屋やアフィリエイターとして好きに行動していきたいと思った時に、このメジャーなプログラムであるワードプレスを弄れることは多いにプラスになります!使えるだけじゃなくて、弄れることがポイントです。
Web屋としては潰しが効くスキルです。
Webエンジニア等へのキャリアチェンジをお考えの方は、ワードプレス(CSS+HTML領域を含めて)出来た方が良いのは間違いないです。
コメント