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【猫】イタズラは元気の証!楽しんで!

1 猫
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賑やかだった我が家

我が家の3兄妹は昔から元気で好奇心も旺盛でした。天然おバカな長男猫と、気分屋でお姫様気質の長女猫。そして存命の次男猫はとにかく器用で、引き出しは開けるわ、引き戸も開けるわ、観音開きの戸はも開けるわ…思いっきり下半身に力を入れて引き戸を開けてる姿は、見たら怒るどころか爆笑してしまう風景でした。

鍵が開いてると必ず開けてたよね…

家のなかが妙に静かだなと思ったら、洗面所や台所の収納の扉を開けて、三猫が収納を探検してた(収納の中が猫でぎゅうぎゅう)なんていうことはざらにありましたし、仕舞っておいたカリカリのオヤツが帰宅すると中身が全て無くなっていて、空袋だけが落ちていたなんてこともありました。

こらー!誰だーきびなごを探しだしたヤツは!

俺は食べただけだよ、でへへ!

ゴハンは常に完食、トイレはエラー無し、帰宅したら大声で出迎え、リビングに入ると足に頭をごっつんごっつんと挨拶され…という当時は当たり前に思っていたことが今になっては遠い昔のような懐かしい思い出なのですが、そんな日々が我が家も長く続いたのです。寝床を巡っての毛束が舞い飛ぶような激しい兄妹喧嘩もありましたが、今となっては懐かしい…

静かになった我が家

去年、茶トラ兄妹が居なくなってからしばらくはこの静かさには慣れませんでした。長男猫は比較的よく鳴く猫で、ハイトーンなソプラノで「腹減ったー」と叫ぶのが常でしたが、あの声が無いリビングにはしばらくは違和感がありました。

長女猫は、私がソファでスマホをいじっているとごっつんごっつんして「それヤメて撫でれ」と要求するコでした。アレが無いのも寂しいな…

猫というのは、その部屋に居るだけで結構な存在感があるのですね。この家では入居した時から常に3猫が居たのでそんなことを思ったこともなかったのですが、猫集団の2/3が居なくなると、ガラン感が半端無かったことを思い出しました。

3人掛けのソファも常に満員

とは言え、その後、次男猫が体調を崩すことが増えて、その対応でそれどころじゃなくなって今日に至るのですが。

今や、我が家はすこぶる静かになりました。茶トラ兄妹が旅立ち、残っている次男猫もほとんどの時間を寝て過ごしています。のっそり起きたと思うと、ゴハンをつまみ食いし、水を飲んでトイレを済ませてまた寝床に帰っていく…そんな日常です。走り回ることも無くなりましたし次男猫ものっそりと動くのがせいぜい。個人的には静かな暮らしは好きなんですが、賑やかだった時代を思い出すと何とも切ない気分になります。

イタズラは元気の証

猫も高齢になると好奇心が薄れるようです。以前は猫禁部屋の扉が開いていると速攻で忍び込んだものですが、最近は滅多に足を踏み入れることがありません。眼があまり見えてないようで、あまり知らないところには行きたくないのかもしれません。

イタズラも盗み食いもしないので、最近はカリカリやパウチもそのあたりに置いておいても興味を示しません。そもそも、食べることにあまり興味がないというか。

昔は、イタズラしたりすると結構キツめに叱ったこともありますが、そもそもイタズラをしなくなると寂しいものです。

私がテレビを観ていると気を引こうとしてワーワー鳴いてたことも、スマホにごっつんごっつんしてたことも今となっては良い思い出です。いや、ちょっともったいないことしたなと思っています。居なくなってから思っても仕方ないんですけどね…寂しいなあ。

精一杯の介護も後悔があります

長生きしてもらうつもりで、せっせと療法食を食べさせたことも、そのおかげで長生きしたとは思うのですが、あんなに好きだったちゅ~るをもっと食べさせてあげれば良かったと思います。

当時は二人で一本とかで食べてたもんね…ゴメンね

「ちゅ~るはオヤツ」「ちゅ~るはジャンクフード」という思いも当時はまだありました。今になってみれば、総合栄養食のちゅ~るは、カロリーも水分も摂れる十分に良いフードだと思います。

市販食でも探してみると栄養成分的に優れたものも少なからずあります。猫からすればお値段も栄養成分も関係ないですもんね。

体調を崩してからは、もっと彼らが食べたいものをお腹いっぱい食べさせてあげれば良かったなー。精一杯、介護したつもりではありますが、これだけは心残りです。

そういう思いもあって、最近の次男猫はしょっちゅう新しいゴハンをもらってます。長男猫と長女猫は、虹の橋から「あいつだけズルい!」と思っているに違いないのです。

食べに帰っておいで。

人間、無くしてから悟ることの多いことよ…飼い主が賢者じゃなくて申し訳ない!

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