2020年より発売 All Well
ユニ・チャームさんにはペットシーツ等でもお世話になっておりますが、ドライフードのフリカケとして、小分けになってて使いやすい総合栄養食の三ツ星グルメも使ってきました。ただ、我が家で特に人気なのは、オヤツの「銀のスプーン カリカリシーフード 毛玉ケア」です。食いつきは抜群にいいし、便秘もコレで解消されることが多いです。通販よりもホームセンターや量販店等で買えてお手軽な価格です。
ちなみに、便秘への効き目でいえば、ドギーマンの毛玉ケア スナックはお値段高めですが、効果もテキメンです。ただ、開封後は冷蔵庫保存など、カリカリのくせにちょっとめんどくさいのですが。
15歳以上の腎臓の健康維持用
- 吐き戻し軽減 → 独自の食物繊維配合で素早く崩れる
- 皮膚・被毛 → オメガ6脂肪酸配合
- 低カロリー設計 → 高齢猫には高カロリーの方が…
- 胃での消化 → 高吸水性の粒らしい
- 毛玉ケア → 粗繊維9.0%以下
- 下部尿路ケア →マグネシウム0.08%
- 免疫力 → ビタミンE配合
とのことです。
せっかく食べたものを吐いてしまうと、栄養は摂れないし、胃液等で食道は荒れるし、何より疲れるし、吐かないに越したことはありません。素早くほぐれて胃で早く消化されるのはありがたいです。ただ、そのプロセスを見ることは出来ませんが。
なお、このAll Wellシリーズには、ユニ・チャームさんのフードにしては珍しく着色料が入っていません!オヤツやフリカケで使う際には常々気にはなるのですが、着色料は使って欲しくないんですよね…どうなんでしょ、大多数の猫飼いさんは、カラフルなフードを好むんでしょうか。
栄養スペック
340Kcal/100g、たんぱく質が30%以上、リン0.6%と、腎不全持ちの猫飼いとしては、少々物足りない栄養スペックです。
腎臓が悪くなくて食欲旺盛なシニア猫ちゃんで、まだ療法食を食べるほどではない、というレベルの時にはいいような気がします。我が家の場合は15歳の時には既に腎臓が悪くなっていて療法食を食べ始めていたので、そういうフェーズは短かったのですが。
獣医師から「そろそろ療法食を…」と言われるステージでは、主食にするにはちょっと…栄養成分だけ見ると、療法食はもちろん、他社のシニア食+腎臓配慮食に比べて、ちょっと物足りない気がします。
まあ、そもそも、腎不全の猫はターゲットではないのかもしれません。そろそろ腎臓が気になる元気なシニア猫ちゃんには良いかと。
気になる食いつきは
我が家の次男猫の場合は、食いつきは悪くない、という感じです。
とは言え、COMBOプレゼントのように、脇目も振らずにフガフガ言いながら食べるような超高嗜好性ではないというのが正直なところ。COMBOプレゼントは、サプリを混ぜてても気にせずそのまま完食してくれるくらいお気に入りなのですが、残念ながらそこまでには至らず。
ただ、食べないというわけではなく、置いておけばしばらくすると減っている、という感じではあります。ガツガツは食べないけれども、嫌いではないようなので、主食である腎臓サポート食の副菜としては十分に役立っています。
むしろ、急に食べなくなるということが無く、「食べ飽きない」という感じでしょうか。舐め取るように食べられるくらいの粒の小ささもポイントです。
まだ健康だけど…という猫向け?
私見ではありますが、腎臓ケア用療法食を必要とする猫ちゃんたちには、療法食の味変用フリカケにするとか、ちょっと箸休めの副菜にするとかの用途になるかなと思います。
シニア食では、同等の栄養スペックでもっと食いつきが良いのもありますし、メディファスなどは療法食にかなり近いスペックを持っています。
残念ながら吐き戻し軽減の効果は我が家では確認できませんでしたが、がっついた後にリバースしてしまう元気な猫ちゃんには救世主になるかもしれません。これは粒の小ささも効いていると思います(亡くなったウチの長男猫には良かったかもしれません)。
うーん、悪くはないんだけど我が家はリピートしないかな…
我が家に関して言えば、療法食のフリカケにしたら一緒に療法食を食べてくれる高い嗜好性を持つ、低たんぱく+低リン+高カロリーな小粒のフードが欲しいのですが、今んとこ、COMBOプレゼントを超えるフリカケは見つかっていません。
ただ、ユニ・チャームさんは嗜好性の高いフードやオヤツも作れるお会社さんなので、引き続き期待しています!出来れば着色料は抜きで…
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