保護猫サロンで猫まみれ
およそ3ヶ月前くらいに行った保護猫とのふれあいスペース。前回は次男猫を亡くした直後だったようです。
前回お邪魔した時に、最も私に元気をくれたのは、三毛猫10歳のクーちゃん。オヤツを「うみゃいうみゃい」と言って食べてくれ、たっぷり撫でさせてくれた美熟女ですが、すでに里親候補さん宅にトライアルに出ていて不在でした。彼女ならきっと迎え入れてもらえるでしょう。
こちらの保護猫団体さん、WebサイトやTwitterでちょいちょいチェックしていたのですが、当時いた猫ちゃんたちがトライアルに行ったり、行くこと決まったり、近日開催の譲渡会に参加が決まった猫ちゃんがいたり、はたまた新たに幼猫さんを保護したりと色々と動きがあったので、久々にお邪魔した次第です。
貰われ率が高い!
私が都心に近いところに住んでいることもあり、家の近所には外猫さんがウロウロしている光景をホントに見なくなりました。クルマは多いし、事故や病気になりやすいことを考えても外猫さんは少ないほうが良いのですが、外猫さんを保護して里親さんを探すという活動をされているボランティアさんのご活躍があればこそ。
この近辺、猫を飼いたい人が外でひっつかまえる猫が居ないという事情のせいか、こちらの保護猫サロンの猫ちゃんたち、結構、里子に出るのが早いようです。この2ヶ月で顔ぶれが随分と変わっていました。さすがに子猫ちゃんは貰われるのは早いのですが、成猫さんや上記のクーちゃんのようなやや老猫(失礼!)さんもしっかり里子に出ているようです。素晴らしいことです。
若い子たちは元気!
前回はシャーシャーと手を出して威嚇していた百合子ちゃんはかなり人馴れしていて、部屋中をウロウロしていました。が、見慣れぬ私には警戒感バリバリ。あっちの部屋に行きたいのに通路に私が居ると固まってしまってました。うーん、譲渡会に行くなら、もうちょっとクーちゃんのように営業力を鍛えたほうがいいぞ。しかし、こちらを見上げるまんまるした眼がとてもキレイな美人ちゃんでした。
違うケージでそれぞれ暮らしている虎白のティー君と黒猫のくるみ君。私がくるみ君をケージから出すと、隣の部屋にいたティー君を遊び相手と認定したようで、取っ組み合いしてじゃれるじゃれる!お互い見知ってはいたものの、こうやって遊ぶのは初めてだったそうです。
しばらくして静かになったなと思って見てみると、仲良く休んでました。兄弟でもなんでも無いのに仲良し!
そして最近、保護されてこちらにやってきた三兄弟。まだ、男の子か女の子かも分からないそう。アビシニアンっぽい毛並みで可愛いのなんの。ワクチンもまだということで、お触りは出来ませんでしたが、毛並みも身体も柔らかそう…この子たちはすぐにも里親さんがみつかりそうです。出来れば兄弟揃って貰われるといいね。
推しメンにゴハン
そして、ここには前回に会った時からの推しメンが居ます。オヤツやゴハンをあげてもよい、とスタッフさんから言われたので、じっくりと取り組みました。
まずはクリスピーキッスを1袋を完食後、ちゅ~るも1本を完食。次にウェット1袋を美味しそうにもしゃもしゃと完食し、他の猫ちゃん用の缶詰に残ったスープもペロペロと…よく食うなあ!
腎臓病猫の介護で食べないことで長いこと頭を悩ませてきた者にとっては、よく食べる猫ちゃんはその姿を眺めているだけで嬉しいもの!お腹がいっぱいになったらうつらうつらとご機嫌でしたが、こちらも満たされました…!
久々に猫チャージ
無猫の日々が続いて猫欠乏症になってしまっていましたが、たくさんの猫ちゃんを見ることが出来て、ゴハンのお供をして、たっぷり撫でさせて貰えて、がっつり猫チャージが出来ました。
幼猫ちゃんは文句なしに可愛いし、子猫の弾けんばかりのエネルギーは眩しいばかり。しかし、成猫さんの保護されるまでの暮らしやそれぞれ違う性格をあれこれ聞かせてもらうと、色々と考えるところがありました。
どうか、みなにゃんに良いご縁が出来て愛情を注いでくれる里親さんがみつかりますように。
【追記】数多くの里子を送り出した江東ねこの会さんの保護猫サロンは、2022年の2月をもっていったん終了となりました。
ご興味のある方、この「飼い主のいない猫とのふれあいサロン」にぜひ足を運んでみてください。現在は、土日祝の14時から18時にオープンしています。
コメント
たけさん
こんにちは。(^^)
モモのママンです。
更新、いつもありがとうございます。
拝読しては「そうそう、そうなんですよ」と静かに噛みしめうなずいたり
「なるほど~」と勉強になったり
たけさんの近況を垣間見てホッとしたりしております。
『腎臓病猫の介護で食べないことで長いこと頭を悩ませてきた者にとっては、よく食べる猫ちゃんはその姿を眺めているだけで嬉しいもの!』
のご感慨につよ~く同意いたします。
聞かれてはおりませんが(^^;
記事と関連することがありまして、たけさんにご報告したくて。
まさに、数日前に野良猫さんに我が家に来ていただきました。
野良猫さんと申しますか、TNRちゃんです。
10歳は優に超えているようです。
どうやって生きてきたかと申しますと(これも聞かれてませんが(;^_^A
365日10年以上、ご飯とお水を決まった時間に
決まった場所に雨の日も雪の日も
持ってきてくださる方々のお陰だそう。ただただ頭が下がりました。
あの腎臓病の子の代わりは存在しないんですよね。今も。
骨壺を毎晩抱いて寝ています。他人から見たらホラーかも。怖い。
でも抱いているとホッとするんです。まだ死を否認している私です。
うちに来てくれた老猫ちゃんのことは
既に看取りをイメージしたりする気の早いママンです。
もぉほんとに前回が辛すぎて。
この子は一人で看取らないで大勢で囲んであげましょうとか
(猫的に迷惑?)
ペットシーツ前もってたくさん求めておきましょうとか、
次は延命よりホスピス的看護にしましょうとか
酸素室を準備しましょう、よし!とか。
前のめり過ぎてて。
そちらの猫ちゃんたち可愛いですねー。
たけさんと猫ちゃんたちはこれからどうなるのかしら
と感慨にふけりながら読ませていただきました。
お邪魔でなかったらまたコメントさせてくださいね。
記事も楽しみにしています。
モモのママンさん、こんにちは。
外猫さんで10歳超えとは凄い!NNNから送り込まれたのでしょうか?「ママンさん家でママンを癒やし、大事にしてもらえ」ってことかな?
ゴハンを食べてる猫さんを見るだけで心が満たされます。昔は「食べすぎ」な長男猫を見て困ってたのに…
骨壷を抱いてお休みになるとは凄い…私は「昔は長女猫がここに居たのになあ」と思うと寂しくなったりしてます。
ただお話を聞いていると、老猫さんとの暮らし方のお考え、科学的思考が先行しすぎているような…(笑)。
保護猫サロンに行くと、個々の猫ちゃんの背景や性格などを聞けて、色々考えさせられます。
ご病気で飼えなくなってしまって涙ながらにサロンに託した飼い主さんのお話なども聞いたりもしました。
サロンに来られるお客さんもホントに猫好きという方が多いように見受けられますし、
ミドルやシニアになっても貰われていく猫さんが少なからず居ることに嬉しくなります。
コメントは大歓迎です!コメントをいただけるのを楽しみにしています。引き続き、よろしくお願いいたします。