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【猫】去るもの日々に疎し?否、「去る猫日々に愛し」

猫−姫ちゃん日記
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お盆にはヤツらは帰ってくる!

次男猫にとって、2021年のお盆はまだ四十九日を過ぎておらず、去年2022年が初盆でした。

2021年

2022年

亡くなった年、2021年のお盆のことはよく覚えています。7月に次男猫が虹の橋へと旅立って、我が家ではおよそ20年ぶりくらいに猫が居ない状態(この家に引っ越してきてからは初めての無猫の室内)だったのですが、その年のお盆期間中は何故か猫が居る空気がしたのです。無猫で荒んでいたメンタルがちょっと癒やされました。しかしながら、お盆が終わるとその気配は嘘のように無くなってしまったのでした。あれはかなり堪えました…

ナマの猫の存在感にはかなわない

昨年のお盆にはすでに姫ちゃんが居て…すっかり我が家に馴染んでおりました。姫ちゃんのおかげでペットロスをこじらせずに済みました。天真爛漫な性格の姫ちゃんには随分と助けられました。

しかし、5キロ弱の茶トラ女子は室内に居るとたとえ寝ていたとしてもそれなりの存在感があります。そこに居るだけで猫というものは室内に雰囲気とか存在感をもたらすものなのですよ!家に帰ってきた時も寝起きながらも「おかえり〜」と言わんばかりに「にゃー」と言ってくれるだけでホッとします。

無猫になってからは外出から帰ってきても物足りなかったものです。あれは忘れられないなあ…

ただ、亡きの猫のそこはかとない存在感は、やはりナマの生きている猫にはかないません。昨年のお盆も今年のお盆も三兄妹の気配というのは残念ながら感じられませんでした。

今年もロケットカウルバイク型の精霊馬

毎年恒例になっていますが、今年もロケットカウルを装着したバイクっぽいキュウリの精霊馬を仕立てました。(ちなみに、私はバイク乗りではありますが、ヤンキーとも暴走族とも無縁です)

我が家の2023年版の精霊馬です

これに三兄妹がきゃっきゃ言いながら乗って帰省してくることを想像しながら作っています。そして帰りはおみやげを積んでゆっくり帰る牛に見立てた茄子も仕立てました。

精霊馬とは、早く帰ってきてくれるように馬に見立てたキュウリ、お土産をたくさん積んでゆっくり帰るように牛に見立てたようにというものですが、フォロワーさんに教えてもらった情報では地方によって精霊馬の代わりに軒先にミニカーを吊るす風習があるのだそうです。

その手があったか!そっちのほうが快適そうだな…渋滞がなければ。

また、フォロワーさんのなかにはガンダムのホワイトベースや、旅客機を精霊馬の代わりに用意されている方もいらっしゃいました!!

「去るもの日々に愛し」

私の場合、姫ちゃんがそばにいてくれるので寂しい想いはしなくて済んでいますが、先代の三兄妹のことは忘れることはありません。

いや、イタズラしたとか滝ゲロしたとか布団でシッコしたとかは忘れつつありますが(いやでも忘れてない…)、可愛かったこと、三兄妹が仲良くしていた光景とかは鮮明に覚えています。

どんどんキレイな思い出が純度を増していっている気がします。去っても愛しい三兄妹です。

今年のお盆、三兄妹の気配は感じられませんでしたが、お盆入りの前日に視界の端っこに黒いものがさっと横切りました。次男猫がフライングで帰ってきていたようです!姿を見せてくれてもいいのになあ。

 

 

 

コメント

  1. 猫乃三時 より:

    無猫になって一番に思うのは帰宅した時の手応えの無さですよね。
    以前は階段をかけ下りて来た殿を私が抱きかかえて二階へ上がり、リビング~キッチン~洗面所を練り歩くというルーチンがありました。
    何の意味があるんだろう?と思いながらも何故かお互いに求め求められていた儀式でした。
    懐かしいです。

    • たけ たけ より:

      猫乃三時さん、こんにちは。

      あはは!なんか分かります。
      先代は長男猫がやっぱりそんな感じで抱っこしてよく分からない歌を聞かせるという儀式が我が家でもありました。
      しかし、そう考えると帰宅時に熱烈関係してくれるのはオスなんでしょうかね。。。
      ウチのメスは2代とも帰宅直後「んー、帰ってきたん?」とスロースタートです。

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