秋はまだ先ですが
早いものでもう9月。2022年ももう2/3が終わりました。まだまだ残暑はあるでしょうが、秋が来たと思ったら急に寒くなって、「もうすぐ冬だなあ」などと言っていたらあっという間に師走になって、年賀状を書いてもないのにクリスマスになって年末がやってくるというのが毎年の常。
しかし今年の夏は暑かった…
我が家は高断熱マンションで、遮光や遮熱に関してはかなり高性能なのですが、マンションのコンクリート部分に熱が溜まると涼しくならない限り放熱されないので、夏はクソ暑いのです。例年はそれでも室温は29℃くらいはキープ出来るのですが、今年は在宅時はもちろん、姫ちゃんのためにも弱冷房を連続稼働しておりました。
姫ちゃん、我が家での初めての夏でしたが、エアコンが嫌いではなく、むしろ好きなタイプ。昼間はエアコンの効いたリビングでぐーすか寝て、夜はエアコンの効いた寝室でぐーぐー寝ておりました。おかげさまで熱中症になることもなく。
元気消失は気圧の影響
そんな姫ちゃんでも、イマイチ元気が無い時がありました。そういう時は大抵、天気が悪い時。特に天気が悪くなり始めか、その少し前くらいからご機嫌が悪くなります。食べるゴハンの量が減ったり、ウンチをしなかったり、何やら不機嫌そうにでかい声で鳴き喚いたり…。
人間も偏頭痛持ちの方や、関節等に古傷がある方も同様かと思いますが、湿気なのか気圧なのか、こうしたことで痛みが出たり気分が落ち込んだり。次男猫も老後になってからこうした傾向が如実に現れました。気象病というヤツですね。
次男猫もハイシニアになってからは、食欲が落ちたり吐いたり、はたまた粗相をする(おしっこのエラー)は気圧が下がった時が多かったです(末期になってからは気圧に関係なくおしっこエラーでしたが)。
昔の我が家は三兄妹の猫が居たので詳しくはみていませんでしたが、姫ちゃんををみているとやはりこうした室外の環境の影響は受けているように思います。
多頭飼いは賑やかで楽しいのですが、単頭飼いはゴハンやトイレの回数や量、態度の変化などの状況を集中して見られるのが良いですね。姫ちゃんをみていると、気圧や天気、気温や湿度…こうしたものの変化にそれなりに反応しているのがよく分かります。
なんかイライラするのよー!!
秋は体調を崩しやすい!
秋は個人的には一番好きな季節です。しかし、身体への負担が大きい季節であるというのも事実です。
夏の疲れ
夏の疲れというものは結構蓄積するもの。冷たいものを多く摂ると胃腸も弱りますし、暑い外と空調で冷えた室内を出入りするのも身体(自律神経系)には結構な負担になっています。まあ、何よりあの暑さを通勤通学するだけで疲れますもんね…
寒暖差
秋の夕方とかに涼しい風を頬に感じたりすると「ああ、気持ちいいなあ」と感じるのですが、まだまだ昼間は暑い日も多いです。夜寝る時は暑くても朝方は肌寒くて目が覚めたり。一日の気温の変動が大きいのも意外と身体への負担になります。暑い日の翌日に肌寒かったりしますしね…
空気の乾燥
カラッと晴れた秋晴れの日なんかは本当に気持ちいいですし、いつもよりついつい活動的になります。夏と違って汗がダラダラでなくて快適!ではあるのですが、乾燥した空気に汗が蒸発しているだけで結構な量の汗は体外に出ていってたりします。意識して水分を摂らないと脱水します!
日照時間の減少
夏至から日照時間は減少しています。太陽の光は生き物にとってエネルギーを感じさせるものですが、これが短くなることで幸せホルモンのセロトニンが減少するのだとか。
夏の殺人光線はキツいですけどね…夏は日陰を探して歩きますが、秋冬はお陽さまを探して歩きましょう。
これも幸せホルモンを分泌しているのか…
こうしたことのいくつかがキッカケとなって夏バテならぬ秋バテにならないように気をつけたいものです。
季節の変わり目は猫もきつい
急激な温度変化は、人間だけではなく猫にとってもきついもの。猫さんは肌寒いからと言ってなんか軽く羽織るとか出来ませんもんね。暑いのもキツいですが、私が歳をとってから、そして次男猫を看取って感じたのは冷えはヤバいということ。体温が奪われるのは本当によろしくありません。
秋は、昼間は暑くても朝晩は冷えることが増えてきます。猫ちゃんの居場所も涼しいところと暖かいところ両方を用意してあげる必要が出てきますね。姫ちゃんにはヒンヤリシートとフリース生地の場所を用意してあげないと。
気象病は、体内の水分のめぐりが良くないために起こることが多いようです。冷えると血行も悪くなりますもんね…。春先から天気が悪くて頭が痛くなりそうだなという時には五苓散の漢方を飲んでます。これ、私には結構な確率で効くのです。
腹水や胸水の治療で猫にも処方されることがあるとか…(我が家の猫には経験ありません)
コメント