なんかダルくてやる気が出ない
ここんとこ、気温や気候の動きが激しいです。次男猫の介護をしていて特に意識するようになりましたが、急に気温が下がったり、また気圧が急に下がったりすると途端に体調が良くなくなることがありました。活力が失われて、ゴハンを食べなくなったり便秘がひどくなったり…あの時から頭痛ーるをよくチェックするようになりました。
気候病(気象病)とは身体の不快感や症状を指す一般的な用語ですが、獣医師先生の話では、猫の慢性腎臓病は高血圧になるため、特に敏感に反応する可能性があるのではないかとのことでした。
人間でいうところの具体的な気候病の症状等は個人によって異なりますが、一般的には以下のようなものになるそうです。
頭痛やめまい
気圧の変化によって起こることがあります。特に気圧の急激な変化が起きる場合に頭痛を感じる人がいます。
疲労感や倦怠感
気温や湿度の変化によって体が適応しにくくなり、疲労感やだるさを感じることがあります。
睡眠障害
気候の変化によって眠りにくくなったり、眠りが浅くなったりすることがあります。
アレルギー症状の悪化
気候の変化によって花粉やホコリなどのアレルゲンが増え、アレルギー症状が悪化することがあります。
不快感やイライラ
気温や湿度の変化によって、体の快適さが損なわれ、不快感やイライラ感を抱くことがあります。
ココ数年、私自身も季節の変わり目にはすっかり弱くなりました。特にこの春の終わりから梅雨にかけてはだるさや気力の低下が著しいです。
歳をとるにつれて環境への対応力が落ちてますね…若い頃は冬の寒い日とか雨の日でも外出するのは何でもなかったのですが、最近はもう雨が降ってるだけで外出どころか何もする気が無くなります。。。
5月病は気候病?
しかしこうしてみると、これらの症状は「5月病」とそっくりですよね。
「5月病」とは新年度が始まり、新しい環境に身を置くことによってストレスが溜まり、気が張っていた4月が終わってGWが明けた5月頃になってそれがピークに達した状態のことを指し、体調不良や集中力の低下、やる気の減退、場合によっては抑うつ症状が現れたりします。まあ簡単に言えば心身ともに疲れている状態ですね…特に今年の場合は、コロナ禍の影響で長いことリモートでの仕事や授業に慣れてしまった人たちが急に出社対応や対面授業になったりしたことで5月病になる人が多いとか。
私の勤務先でもほとんどリモート勤務だったのが徐々に出社対応に切り替わってきていますが、慣れとは恐ろしいもので、在宅勤務になれてしまった私も出社すると変な疲れを感じます…在宅勤務だと席を外して1分もしないで姫ちゃんに会えますし。
私の場合、仕事のメンバーは多少の変動こそあれあまり変わらず、仕事内容も多少増えてますがあまり変わっておらず仕事上のストレスはさほど増えていないので、ここんとこのダルさは気候病のせいじゃないかと思っています。
我が家の姫ちゃんも環境は何にも変わっていないので5月病には無縁だと思いますが、天気が良くない日はベランダに出られないこともありますが、機嫌が良く無く、無駄になんか鳴いてることが多いです。
晴れの午後はベランダ!
気候病の対策
今年の私の場合は、倦怠感や気力、集中力の低下が顕著です。まあこのまま暑くなってもやる気は出ないのですが、今年の春は結構キツイ…ということで、人間の気候病対策は以下のようなものになるようです。
適切な衣服の着用
気温や湿度に応じた適切な衣服を選ぶ。薄手のものの重ね着とかですかね…
適切な室温の維持
室内の温度や湿度を調整して快適な環境を保つことが大切とのことですが、気温が低く湿度が高いと除湿も難しい…
十分な水分補給
気候の変化による脱水症状を予防するために、こまめに水分を摂る…これは結構重要だと思います。むくみを伴う頭痛とかがある場合、私の場合は漢方が結構効きます。
適度な運動
定期的な運動は身体の適応能力を高めるので重要で、夏に向けて汗をかく準備とい暑熱順化という観点でもウォーキングなどは始めたほうが良いと思います。
睡眠の充実
十分な睡眠をとることで、身体の回復力や抵抗力が高まります。ただ、最近は姫ちゃんの朝活が朝の4時から始まるので、少々寝不足です…
朝の4時からよく鳴くんですわ…
ストレス管理
気候の変化による不快感や症状はストレスになります。ちゃんと食べてよく寝て、猫のようにしっかりストレッチを…
ちなみに、気象病対策として医薬品もでています。
「五苓散」など体内の水分量を調整する漢方薬が配合されています。頭痛やだるさがひどい時はお試ししてはいかがでしょうか。
猫ちゃんの気候病に対しては、暑いときと寒いときのそれぞれで快適な居場所を用意してあげることでしょうか。コットンとフリースの寝床をそれぞれ用意してあげるとか。特に高齢猫の場合は筋肉が落ちて体温も下がってしまうので、保温は特に重要です。
また、水場を増やしてしっかり水を飲めるようにしてあげることも重要かと思います。高齢猫の場合、水を飲むのもダルくて寝てばかりになってしまうこともあるので、場合によっては輸液での補水も必要になるかもしれません。脱水状態になっていないかのチェックをお忘れなく。
これからの時期、ドライフードは湿気るしウェットフードの傷みも早くなりますので、こちらもご注意を!
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