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【猫】投薬がオヤツの時間になるありがたさ。Mediball

1 猫
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炭のクスリは嫌いみたい

高齢かつ持病のある猫になると、飲ませるクスリやサプリはどうしても増えてしまいます。我が家の次男猫は投薬には比較的協力的で、口をカパッと開けて下の奥の方に錠剤を着地させることができれば殆どの場合、ごっくんしてくれます。

しかしながら、形状なのか味の問題なのか分かりませんが、どうにもネフガードという尿毒素を吸着してくれる炭の錠剤がお好きではないようで、口の中でもぐもぐしては、ぺっぺと吐き戻される事案が続きました。

この炭のサプリ、口のなかで溶けるのは早いようで、飲んでもぐもぐしているうちに、口内が真っ黒のお歯黒状態になり、その半分溶けた状態のをぺっぺされると改めて飲ませるのが大変になります。比較的大きいカプセル錠剤でも問題なく飲んでくれるのに、このサプリは本当にお好きでない様子。とは言え、BUNが高い腎不全の次男猫にとっては尿毒素を排出するためには欠かせないアイテムなのです。

意外にもお気に召した投薬用トリーツ

もともとは、口に入れにくい大きめの#0号のカプセルを飲ませるために購入した投薬用トリーツのMediball(メディボール)。

最近はカプセルよりもネフガードのほうが投薬が難しくなりましたので、用途を変更しました。

私にはさっぱり分からないのですが、どうやら猫さんにはわかる香りがあるようで、コネコネしていると、ちょっと離れたところからでも眼を爛々とさせて待っています。食べることにさほど執着しなくなった老猫にしては、かなり珍しい反応です。
Mediballは、1袋15粒入りでそこそこいい値段がするのですが、ネフガード1粒くらいの大きさなら1/4粒で包めます。
これを包んで口元に持っていくと、匂いを嗅いだあとに何の迷いもなく口に入れて飲み込んでくれます。2錠ぶんの2粒を食べたあと、「え?もう終わりですか?」みたいな顔をされます。今のところ、錠剤だけを後でぺっぺすることもないようです。
最近は自宅輸液にも慣れてきているので、強制給餌の次くらいに気が進まなかった投薬なのですが、これでかなりお互いのストレスも減っています。

限界チャレンジしてみました

このMediball、何をどれくらい包めて、薬やサプリと気取られないように飲ませられるかをチャレンジしてみます。
一粒の大きさはこんな感じです。比較対象に、大きい#0号カプセルと、やや大きい#2号カプセルを並べてみました。一粒だと結構大きめです。一粒まるまる与えると喜びます…!
この粒を1/4に分割して、手の平の上で練り練りしてから薬を包みます。開封後は冷蔵保存につき、時間が経つと乾燥してくるので、少し水を足して粘り気を高めてもいいかもしれません。
1/4粒で、小さい錠剤を2錠包めました。#2号のカプセルは、包んでもかなり厳しい状態ですが、薄くコーティングするような感じになっています。ちょっと水を足して伸ばした状態だともっと上手く包めるかもしれません。
正直、「このはみ出したカプセルでは厳しいかも…」と思いながら与えてみましたが、くんかくんか嗅いだ後、秒殺で飲み込みました。口をあーんと開けさせることも、牙で噛まれる恐れもありません。楽勝です。
もっとくれてもええんやで?

色々ある投薬用トリーツ

投薬用トリーツとしては、グリニーズのピルポケットも有名です。結構昔からあったような。ただ、チキン味などお肉系ばかりで、お魚系のフレーバーが無いのです。外国製ですからね…

我らがイナバさんによる、ちゅ~るポケットも気になっています。以前、お皿に出したちゅ~るに錠剤をしのばせて与えたところ、クスリだけ絶妙に避けられたことがあるので、こういう包む系のほうが間違いがないのかなと思っています。

投薬は猫さんにとっても飼い主にとってもあまり嬉しい時間ではありませんが、こうしたちょっとしたことでストレスが軽減できると嬉しい気分になりますよ!最近の次男猫と私のお気に入りアイテムです。
【追記】
猫ちゃんによっては、お腹がゆるくなったり、吐いてしまったりする場合があります。初めて与える際は、少しずつからお試しください。それでもお腹が受け付けない場合は、残念ですが、与えるのをお控えください…

 

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