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【猫】猫を飼いたい人は多い

1 猫
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猫を飼いたいが飼えない理由

ツイッターやSNSでも「猫を飼いたい」とつぶやいている人もたくさんおられますし、無類の猫好きな私としてはさもありなんと思うわけです。私もかつてはそう思っていた一人。ただ、飼いたくても飼っていない、飼えないと考えている方も多いようで。

  • 住宅の問題(ペット不可の賃貸住宅等)
  • 家族構成の問題(独り暮らしなど)
  • ご本人やご家族のアレルギー問題
  • 猫を看取った経験から臆病になっている

などの理由が多いようです。

これらはいずれも重要なことなので、よくよくご検討されることをおススメします。それぞれのケースについて、以下に私見をば。(一介の猫飼いの意見です)

ただ、「猫を飼いたい」というのと「猫を飼う」というのは結構別次元でもありますので、その点をご理解いただきたいと思います。

住宅事情で猫を飼えない

住宅の問題については当ブログにおいても過去に言及しています。

猫を飼うということは、猫の命を全うさせる義務を負うことになります。可愛いからといって軽い気持ちで飼うべきではありません。家猫の寿命は15年程度と言われていますが、ペット不可の住宅で10年、15年を隠し通して飼うことは不可能です。

住宅の問題はクリアしてから、猫をお迎えください。

独り暮らしだから猫を飼えない

独り暮らしの方については、生活スタイルの変更は可能ですが猫を飼うことは十分にできると思います。

仔猫の時期は、相当に手がかかりますが、生後半年もすれば猫自身の生活能力もかなり高まりますので、お仕事中の留守番も問題なく出来ると思います。

ただ、泊りがけの旅行にはかなり行きにくくなりますし、急な飲み会も残してきたゴハンの量をまず第一に考えることになるでしょう。長期の旅行等はキャットシッターにお願いすることも考えねばなりません。

また、お独りで多頭飼いとなると、手が回らなくなることもあります。猫が病気になったり、高齢になって介護が必要になってくると、独り暮らしではかなりキツくなってくることを覚悟しなくてはなりません。

ただ、家の中に共同生活者(猫?)がいるというのは生活にハリがでること間違いありません!猫が待っていることを思うと、夜遊びや旅行に行きたくなくなるってこともありますよ…。

アレルギーがあるので猫を飼えない

ほぼ日刊イトイ新聞の記事にもありますが、猫アレルギーというのは、まだまだよく分かっていないことが多いようで…

アレルギーは場合によっては生命に関わる問題になりますので、慎重に考えた方が良い問題です。猫を清潔に保って、部屋の掃除を頻繁に行ったり、アレルギー薬の服用等の対策である程度は抑え込めるとは思いますが、飼い主ご本人ばかりではなく、新しく得た恋人が猫アレルギーだったとか、生まれた赤ちゃんが猫アレルギーだったという話も聞きます。

私には猫アレルギーの気配が全くありませんので、こちらに関しては有用なことが何も書けないのですが、こういうサイトもありますので、ご参考まで。

私だって明日からアレルギーが発現する可能性もありますし。

看取った経験で猫が飼えない

このお気持ちは察するにあまりあります。

私の場合、2020年1月に兄妹猫を虹の橋に送り出しましたが、十分な介護が出来なかったことや、自分の知識不足、努力不足に苛まれました。が、その後に次男猫が体調を崩してしまったことから、それらの感情は棚上げして、残った次男のお世話に没頭せざるを得なくなりました。そのため、真のペットロスはまだ経験していないのかもしれません。

ペットロスは、経験したことが無いとその穴の大きさは共感できない部分です。私の場合、残った次男が穴を埋めてくれていますが、ご家族や知人などの支援が必要になる場合もあるでしょう。

新しく猫を迎えてペットロスの穴を埋めるといういうのも一つの方法かもしれませんが、先代と比べてしまって…という悲劇もあり得るので、こちらもよくよくご検討なさった方が良いでしょう。

待っている猫はたくさんいる

と言っても、ペットショップのことを言っているわけではありません。

昔はペットショップに行くのが好きでした。仔猫や仔犬は見ているだけで癒されますしね。血統書付きの猫のお値段を見て、「高いなー」と言ったりしてたもんでした。

ただ、猫と暮らし始めてから一切足を運ばなくなりました。キャットフードを買うときも、展示用のエリアでは顔を背けて通り過ぎています。

だって悲しくなるから。

ペットショップで売れるのは、可愛い仔猫や仔犬。成長したら売れないというのが実情です。

ペットショップは、成長して売れ残った犬猫を保健所に持ってくることも少なくありません。

ただ、最近では自治体でも殺処分ゼロを掲げるところも増えています。その結果、殺処分は減っているのですが、ボランティアさんが保護する犬猫がめちゃめちゃ増えているそうです…

我が家の近所も、ボランティアさんの活動のおかげか、TNR運動(Trap・Neuter・Return(捕獲・去勢避妊・戻す))のおかげで、いわゆる野良猫はほとんど見かけません。ボランティアさんが言うには、野良猫の保護は減ったが、保健所から助け出す猫が物凄く多くなったのだとか。

以前、地域のボランティアさんが運営しているところにお邪魔したのですが、仔猫から大きな猫までたくさん居ましたよ!なかには、ペットショップの売れ残りの血統書付きの猫もいるんでしょうね。

このあたりはまた別の機会に書きたいと思いますが、猫を飼うか悩んでいる方は、ペットショップではなく、保護猫団体さんやボランティアさんに相談されるのが良いんじゃないでしょうか。よく譲渡会も開催されていますしね。品種にこだわる気持ちも分かりますが、運命の猫は、品種とか関係ないですよ。暮らしているうちに特別になるんですから。

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