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【日記】医療逼迫 米国では世界大戦以上の人的被害

3 日記
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米国ではWWⅡ戦死者を超えた死者

アメリカでは、コロナによる死者が30万人を超え、この数字は第二次大戦におけるアメリカ軍人の死者数を超えるとのこと。

これは、退役軍人省が発表する第二次世界大戦(1941〜1945年)の4年間における戦闘による死者数29万1557人を超える数字だ。

アメリカは、第二次世界大戦では本土で戦闘が行われていないため、日本の犠牲者数(軍人と民間人含めて300万人とも言われる)とは単純に比較は出来ないものの、かなりのインパクトのある数字です。人口の多いブラジルでも20万人近く、インドでも15万人近くの方が既に亡くなっています。12月26日の時点で、日本での死者は3,100人程度と人口からすると少ないのは幸いなことです。

https://www.worldometers.info/coronavirus/#countries

しかし、この30万人の死者数、アメリカでは既に総人口において1,000人に1人が亡くなっている計算です。

これくらいの数値になると、職場の誰かご本人や肉親、近所の誰か、知人などにコロナで亡くなった方がいらっしゃることになるでしょう。幸いにも私の周囲ではまだコロナ罹患した方はおりませんが、今後も注意していかないといけません。

医療従事者も心が折れる

気持ちは分かります。

私自身は医療従事者ではないので、心情を完璧に理解できるとは思いませんが、一歩間違えれば患者の命が無くなるという常に緊張を強いられる職場は想像以上のストレスがあるものと思いますし、コロナ対策で感染対策を強いられるとなると心身に更なる負担になることでしょう。そんななか、好き勝手して感染した患者が次々と搬入されてくると、ご自身の仕事の意義を見失うこともあると思います。

人間、仕事の意義を見失ったり、評価されなかったりということが連続すると仕事への執着というものは比較的簡単に喪われます。ご自身のキャリアプランだったり扶養する家族が居たりとそれぞれの事情で仕事を続けていくことで、新たに仕事の意義を見出して続けていくことも出来ると思ういます。ただ、私の経験上、そういうネガティブな感情のなかでもどうして私(たち)だけがこんな目に遭うのかという感情を抱いてしまうと、なかなか元のレールには戻れなくなってしまうことが多いような気がします。

こういう時は、「仕事なんてこんなもん」とか「給料のためだけに労働する」と割り切れる方は本当に強いです。

終わりが見えない時も心が折れる

例えば、仕事のプロジェクトなんかでも「あと何日でプロジェクトが終わる」と分かって入れば、かなり多忙な日々も乗り切れます。「〇〇の工程までやり遂げれば一息つける」だけでも心はかなり楽になります。

ただ、昨今のコロナ禍の病院では、退院者が出ても新たな入院者がやってくる状態で、入院できずに自宅待機している人が大勢いるということが分かっている状態では、「終わりが見えない」状況が精神的な疲労をさらに増加させる状況であろうと思います。

私自身は医療には全く関係のない業界でしたが、業務量が激増し、調整する当事者が複数存在して、都度都度判断が求められる状況が続いているにも関わらず、人員の増員が無く、さらに業務が増えていくことが見えている状況化にあった時は、絶望感以外の何物でもありませんでした(笑)。私の場合、幸いにも人の生き死にには無縁でしたので、その点は医療従事者よりは断然にマシな環境ではありましたが、1か月で体重が1割も減り、日常の普段の判断や思考にも少なからぬ影響がありました。

こういう時に、「職業倫理が…」とか「仕事に対する責任が…」というのは全くもって無責任な話です。

実際、日本看護協会が2020年12月22日に行った記者会見の資料を見ると、コロナの治療に対応している病院では、新たな看護職員を雇えない理由として、「教育・研修をする余裕がない」「雇用する経営的余裕がない」と回答しています。業務が増えているのに、雇えるお金がない、雇えたとしても戦力化する余裕がないのです。これでは、終わりのない仕事にこれからも従事せざるを得ないのかと絶望する方の気持ちを批判する気にはなれません。

ただ、この「余裕がない」という各病院のご事情も分かるのです。医師会も、国民に我慢を強いる発言をするよりも、もっとこっちの方の対策を講じてはどうでしょうか

年末年始は病院にかからない!

病院に行きたいという方は多くはないと思いますが、今年の年末年始は病院のお世話にならないように!

町のクリニックなどは良いとしても、例年以上に病床のある病院や、救急車のお世話にならないようにしたいものです。

持病のある方はとにかくくれぐれも気を付けて。美味しいお餅も小さく切って、喉に詰まらせないように。特に呼吸器に持病のある方、循環器に持病のある方はいつも以上にお気を付けください。救急車で搬送される場合は、例年以上に病院へ着くのは遅くなりそうです。診察以前にPCR検査をする場合もあるでしょうし、病院によっては人工呼吸器などの空きが無いかもしれません。

Simon OrlobによるPixabayからの画像

我々が今やることは、とにかく医療の負荷になることを避けることです。

私は、昨日のうちに神社へお参りを済ませてきました。初詣などは行列がどうしても密になりますし…

新年のお祝いは、お家で「アマビエIPA」ビールはいかが? 利益は感染対策に寄付とのこと。

 

 

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