記事内に広告が含まれることがあります。

【日記】加湿器で肺炎?取説に従いましょう!

3 日記
この記事は約6分で読めます。

「加湿器肺」とは?

何気なく読んでたネットの記事。よく聞くのが、加湿器の水に次亜塩素酸ナトリウムを混ぜて使うと健康を害するというヤツですが…

読み終わって、スクっと立ち上がった私。そういえばここんとこ加湿器に水は足してたものの、掃除はしていなかったな…

我が家の2台の加湿器、やはり水受けのところがヌルっとしていました。

このヌルっとしたのが水垢なのか、よろしくない有機体なのかというと、後者です。

細菌です!ヌルっとしたのは細菌の巣です!!

取り扱い説明書にも、毎日水を替え、水の受け皿は洗えと書いてあるはず…家にある自然派洗剤を使えば、加湿器肺は防げます

ヌメリを取るにはクエン酸

ヌメリ取りと水垢取りを兼ねて、加湿器の水受け皿部分をクエン酸を溶かしたお湯につけ置きし、しばらく待ってスポンジやブラシでゴシゴシとこそげとりました。

水垢が固くて取れないようであれば、重曹を布につけても磨くように拭き取っても良いです。水垢はアルカリ性なので、除去するには酸性のクエン酸の方が効果がありますが、重曹は研磨剤的な役割も果たしてくれるので、台所等の磨きモノには結構役に立ちます。重曹はアルカリ性なので、クエン酸と混ぜて使うと泡が出たりするかもしれませんが、そのシュワシュワしたのが汚れを浮き立てる効果もあるので、ご心配なく。ただ手荒れもあり得るので、肌が弱い方は手袋をご着用ください。

クエン酸が無い場合はお酢でも代用できますが、ニオイが少々…。

茶渋は過炭酸ナトリウムで激落ちする

重曹という、このアルカリ性の粉は何かと便利なヤツ。汚れは落とすわ、研磨剤としても使えるわ、消臭効果もあるわ。しかもお安い。100円ショップでも結構なボリュームなものが買えます。

しかし、アルカリ性の粉で、さらに強力なのが過炭酸ナトリウムの粉。いわゆる漂白剤です。

漂白剤には、酸素系漂白剤塩素系漂白剤があって、塩素系が次亜塩素酸ナトリウム。花王のハイターですね。こちらは酸化作用が強力で漂白力は強いのですが、肌への刺激があるし、布素材にも結構なダメージがあります。吸い込むと健康に良くないし、何より酸性物質と混ざると塩素ガスが発生する「混ぜるな危険」のヤツです。クエン酸と混ぜてはダメなヤツです。

酸素系漂白剤である過炭酸ナトリウムの粉にはそこまでの怖さはありませんが、漂白についていえば、重曹の比ではありません。めちゃめちゃ強力です。試しに、茶渋やコーヒー渋がこびりついたカップをつけ置きしてみてください。粉は出来ればお湯に溶かした方が効果的です。

私は保温機能のあるコーヒーボトルを持ち歩くことが多いのですが、ボトルの底にコーヒー渋がこびりついてしまい、食洗機でも取れないので諦めていましたが、過炭酸ナトリウムの粉とお湯を入れて浸け置いたところ、嘘みたいにコーヒー渋が落ちました

ただし、蓋を閉めて密閉していたら中で酸素が発生して中で相当に圧力が溜まっていたらしく、蓋を開けた時に液体が吹きこぼれたことがあります。水筒等の浸け置き時は、蓋を開けておきましょう。

過炭酸ナトリウムは洗濯槽の掃除にも

洗濯槽の掃除にも使われるのがこの過炭酸ナトリウムです。ダバダバ使うので、100円ショップで何袋も買うよりは、通販で1キロ単位でどばっと買うのがお得です。

我が家でもたまに重曹を溶かして手入れする程度にしか掃除していなかった洗濯機の洗濯槽を、この過炭酸ナトリウムで水垢とりをしたのですが、

イヤというほどの汚れが出てきました

何度掬っても掬っても、洗濯槽を回せば汚れが…ちょっと画像でお見せするのをためらうくらい。これは清潔とはいえない…

「そんな大げさな」という方もぜひお試しを。それなりに出てくるはずですよ。これをやって凹んだという記事が結構ありますが、我が家もそうでした。

今は病気出来ない

「加湿器肺」から漂白殺菌の話になりましたが、というのも、今は例年以上に病気をしてはいけないのです。冬になってからコロナの感染が爆発的に加速しているさなか、加湿器で増幅された細菌を吸い込んで病院に担ぎ込まれるようなことになれば、肺炎っぽい症状ということでコロナの可能性ありとして扱われる可能性が出てきます。そうなると病院にも医療従事者にも、場合によっては救急搬送する救急隊の方にも相当な負荷をかけることになります。何より自分や家族が一番ツラい目に遭いそうです。

冬の時期、加湿は呼吸器の粘膜の乾燥を防ぐことで、ウイルスや菌を粘膜に付着させない、また免疫力を保つ意味でも効果のあることです。冬、特に呼吸器系の病気は防ぐに越したことはありませんし、事実、今年の加湿器の売上はかなり良いようです。

加湿器は、手入れを怠るとカビや菌をまき散らしてしまう機械にもなり得るのです。

取り扱い説明書にも、毎日水を替え、水の受け皿は洗えと書いてあるはず…心を入れ替えて加湿器の掃除に励みます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました