「オスネコあるある」に笑っちゃいました
我が家は、オスが長男猫と次男猫、メスの長女猫という三兄妹構成。同じ時に保護して、同じものを食べて同じ環境で育ててきたものの、それぞれ個性があって楽しかったという記事も書いたことがありますが、やっぱり猫もオスとメスは違うなーというのが実感です。
私の猫友さんでも、女の子ばかりの多頭飼いだったお家にオスネコが二人入ってきて、「オスネコってこうなの?」と驚かれてましたが、それくらい違うように思います。
この時期の元ネタは、3年前にあるこちらの記事かと思うのですが、「飼い主さんに聞いた『オスネコあるある』のランキング」は以下の通り。
1位 甘えん坊(79%のオス猫飼いさんが実感)
2位 食べることが好き(47%)
3位 遊び方が激しい(36%)
4位 好奇心が旺盛(34%)
5位 女の人が好き(28%)
6位 しつこい(20%)
7位 外に出たがる(16%)
8位 同居猫にやさしい(14%)
9位 取っ組み合いが多い(12%)
10位 マーキングをよくする(7%)
我が家の三兄妹で言うと
この10項目について、これまでの十数年、兄妹猫と暮らしてきた経験でいうと、かなりの割合で思い当たるところが多いのです。
1位 甘えん坊
これは間違いなく、長女猫よりも長男猫、次男猫のオトコの方が甘えん坊です。長女猫は気が向いた時にだけ「構ってー」とやってきたり、兄二人が可愛がられていると嫉妬にかられてやってきますが、特に長男猫においては猫というよりも「犬」に近い構ってチャンでした。撫でろだの抱っこだのと要求が多かった…!
2位 食べることが好き
これも圧倒的にオスネコの方がよく食べました。長男猫は「カリカリは飲み物」と言わんばかりに、噛まずにあっという間にお皿を空っぽにして「お代わり!」。長男猫の食べてる時の集中度は凄かった…その一方、長女猫は食に関しては淡白でした。
3位 遊び方が激しい
激しいです。新品の猫じゃらしが数分で破壊されたこともあります。特に羽つきのおもちゃはすぐに壊されました。
次男猫は所有欲が強く、おもちゃに噛み付いたら離しません。咥えたまま、「うううー」と兄妹を威嚇し、尻尾をぴんぴん立ててドヤ顔のまま立ち去り、どこかに獲物(猫じゃらし)を隠そうとする習性もありました。
4位 好奇心が旺盛
扉を開ける、引き出しを開けるという好奇心・探究心が強かったのもオトコですね。
ただ、長男猫は不器用でしたので、開けるのは次男猫の役割。開いたところへ最初に踏み込むのは長男猫、最後に行くのは長女猫。人間が机からモノを落としたり、皿を割ったりすると一番に確認しにくるのもオトコ。次男猫は食洗機に興味津々で、動作中に開けようとするのには困りました…
ただ、ドアを開けるのは、ドアノブに手が届く長男猫の役目。
5位 女の人が好き
世の真理、オトコはオンナ好き。オトコふたり、特に長男猫の女性に対する甘え方は、明らかに違いました。女性から「かわいいー」と言われて得意げな表情の長男猫を今でも思い出します。
逆に、長女猫は最初は警戒するものの、慣れてくると男性に対してはくねくねして媚びるようなところもありました…このメスネコ!
6位 しつこい
「ゴハンくれーゴハンくれー」としつこく鳴いてよく叱られていたのは長男猫。確かに、あーだこーだ言い始めるとしつこい(うるさい)のは男子軍だったかもしれません。長女猫は、しつこさもありましたが、ソレ以上に根に持つ性格でした。
7位 外に出たがる
次男猫は19歳の高齢になってもベランダに出てまったりするのが大好きでした。
確かにオトコはベランダに出るのが好きでした。長女猫は、ベランダに出たがるというよりも「猫草を食べたい」タイプで、「サラダバー行きたい」と明け方によく起こされたっけ。
8位 同居猫にやさしい
ウチは兄妹だったから何ともいえません。優しい面もありつつ、容赦なくケンカすることもあり…
珍しい連れションの絵…
9位 取っ組み合いが多い
男同士の取っ組み合いは多かったですねー。
長女猫は組み付かれるとさっさと離脱して私に告げ口しにくるのですが、確かに、男同士はケリがつくまで取っ組み合いということがよくありました。
10位 マーキングをよくする
ウチは早めに去勢手術したせいか、オシッコのマーキングはほぼ無かったです。ただ、鼻の横を建具にスリスリするのはよくやってて、未だにそこは掃除できないでいます。
猫にはそれぞれ個性がある
私の経験上、猫には性別差というのはあるように思います。オスネコの方が身体は大きくて筋肉質ですし、その身体を維持するためか、ゴハンもよく食べます。構ってチャン度もオスネコの方が強いと思います。賑やかな猫ライフを楽しみたいならオスネコの方が良いかもしれません。
ただ、メスネコにも捨てがたい魅力がたくさんあります。長女猫のあのフクザツでちょっと屈折していながらも、己の欲求や欲望にはあまりにも忠実なあの性格は、まさに「猫」らしいものだったと思います。
ただ、性別差以上に、それぞれの猫が持つ個性というものの方が大きいと思います。比べてみれば、オスは○○で、メスは●●、という傾向は確かにあると思うのですが、個々の個性の方が大きくて、それがどういうふうに発現するのかというのは実際に暮らしてみないと分からないんじゃないかなー。
ただ、個人的には三兄妹と十数年に渡って一緒に暮らせたのはホントに幸せでした!
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