記事内に広告が含まれることがあります。

【猫】エリザベスカラーの使いすぎにご注意を

1 猫
この記事は約13分で読めます。

カイカイがなかなか治まらず

我が家に来た時から、エリザベスカラーのお世話になっている姫ちゃん。譲渡会の顔合わせ後、保護主さん宅でカキカキして流血、かさぶたになってハゲてしまったとのこと…保護主さんところで「治療を終えてから」とおっしゃっていただいていましたが、私が待ち疲れてしまい、我が家で通院加療するという申し出をして、無理を言って連れてきてもらいました。

その後も、カキカキが収まらず、むしろ左眼上のハゲがかなり広範囲に広がってしまいましたが、ここんところの通院による検査、投薬と加療により、痒みが少しマシになってきたのと、痒みがでるところの皮膚も癒えてきて毛も生えてきたせいか、少々のカキカキでも流血しなくなってきました。

カイカイの原因も分かっているので、残り2週間程度の投薬で治る見込みです。

エリカラ無しの姫ちゃんに違和感?

エリカラを外すと、「待ってました」と言わんばかりに激しくグルーミングしたり、カキカキしたりするので、却って皮膚に負荷がかかるんじゃないかと思ったり、そもそもエリカラのストレスで過剰なグルーミングになっている可能性もあるので、毛が生えつつあって皮膚の状態も良くなっていることもあって、ここんところはエリカラを外す時間を増やしています。

しかし、猫友さんやTwitterのフォロワーさんから、「エリカラの無い姫ちゃんって美猫」と言われて、飼い主としては少々フクザツな気持ちに…。というのも、正直言って、私もそう思っちゃってたからです。それほどに我が家に来てからの姫ちゃん、ほとんどの時間をエリカラをつけています…

何度か外すのもチャレンジしてきたのですが、その度にカイカイして流血しているので、それはそれで飼い主のストレスになるのです。しかしながら、このまま一生をエリカラをつけるわけにも行かず、私としてもはやくエリカラの無い生活にしたいところです。

エリザベスカラーの功罪

エリザベスカラーの良いところは、とにかく顔や耳を掻かなくなることです。その結果、後ろ足の爪などで流血することを防ぐことが出来ます。お腹の手術後なども舐めさせないためにも、めちゃめちゃ有効です。ただまあ、掻かなくなるというより、掻けなくなるというのが正しいところです。

先代の三兄妹は首輪すらNGというとにかく裸族主義で、エリカラを着けるとフリーズして動かなくなるのが常でしたから、彼らに比べればエリカラを着けながらもゴハンをむしゃむしゃ食べる姫ちゃんはホントにエライのです。

しかし、「エリザベスカラーをしていると、痒いのに掻けない」という、考えてみれば拷問に近い行動制約を課してしまうことになります。かさぶたの痒さは致し方ないとして、その他の痒みについては、飼い主が薬やその他の適切な治療等によって取ってあげないといけませんね。そのためにも、どこをどの程度、カイカイするかを獣医師先生に伝えることはホントに大事になりますので、エリカラをつけっぱなしというのはやはりよろしくありません。人間だって「痒くて気が狂う」ことだってあるわけですから…

エリカラを外すと活動的に!

エリカラを外す時間が長くすると、姫ちゃんは非常に活動的になりました。

これまではエリカラが邪魔をして、忍び込めなかった家具の隙間とかにもどんどん入っていきます(それはそれで困る)し、出窓にも飛び乗って、網戸越しに「姫ちゃんはここに居ますよー」と隣の建物に叫んだり(それもちょっと困る)しています。猫じゃらしなどのおもちゃへの反応も良くなりました。

いや、姫ちゃんってこんなに活動的だったのかと…驚くとともに申し訳ない気持ちになっています。これまではエリカラがイヤで大人しかったのかと。

猫からすれば、視界の一部は遮られるし、知覚器官であるヒゲにも当たっちゃうし、何より重みで首に負担がかかるので、ストレスにならないはずがありません。傷がいつまでも治らないというのも困りますが、だからといってエリカラに頼り過ぎていた自分に反省です。

カラーが無いとアンモニャイトもキレイにキマりました!

エリザベスカラーも色々あります

保護主さんとこから来た時は、ハードタイプのエリザベスカラーでした。今も通院時にはこちらを着装してもらっています。首周りがソフトな素材で、スナップが多いものは微調整がしやすいので便利です。

開口部大きめでお食事どきはカポッと…

保護主さんがお持ち下さったソフトタイプのエリザベスカラーは、ハードタイプに比べてかなりストレスが少なそうでした。柔らかいですし、なにより軽い!その後、洗濯時用にもう1個買い足しました。奥行きが少し足りないのですが、顔やお腹の保護には十分でした。

意外とカキカキもグルーミングも出来ないのです

フォロワーさんが教えて下さったのが、neconanoさん手作りの「アンリッカラー」なるもの。

保護具としてのカラー機能と、猫のストレスを減らすために進化し続けている手作りのカラーだそうです。Amazonではパチもんがちょいちょい出品されてますね…危うく買うところでした。ただ、姫ちゃんお気に入りの深胴の猫トイレの出入り口が狭いので断念…!

私が在宅してる日のお昼寝中などは、ダイソーのマイクロビーズのネックピロー(300円シリーズ)がお気に入りです。まあ、多少グルーミングはできちゃうんですけど、快適そうに寝てくれます。

しかし、今、調子に乗っちゃうとまたカキカキして流血、かさぶたが出来てカユカユになっても困るのです。姫ちゃん、もう少しエリカラを頑張ろうね。

 

 

 

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました