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【猫】便秘が食欲を阻害する…いかに出すかが問題だ

1 猫
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高齢+腎不全猫の便秘

人間も、便秘になると食欲が落ちるといいます。このあたりは猫と同じですね。最近の次男猫は、以前のように、3日出ないとかいうことは無くなってきていて、さほど多くない量ながらも毎日出すというありがたい状態です。

ウンコ2

ただ、毎日出していてもやはり腸内には宿便のようなものは溜まっているみたいで、抱っこしてずっしり感じる時は、この困った宿便の重みのようです。一掃後は軽くなるからなあ。

たまの宿便一掃の時はものすごい量をどかんと出し、ついでにいきみゲロもやらかしてしまうことが多く、お腹が空っぽになってしまいます。こういうタイミングで通院すると、獣医師先生が触診で「お腹に何も入ってない…」とやや非難めいた視線を投げかけてくるので、ネグレクト疑惑を払拭するためにも、そのたびに「宿便一掃といきみゲロで…」と説明しなくていけなくなります。

(ゴハンを)食べないと(ウンチは)出ない」のですが、「(ウンチが)出ないと(ゴハンを)食べない」ということもあります…「出して食べる」から「キチンと食べてしっかり出す」という健全なサイクルを回したいところです。

なにより、便秘すると腸内の尿毒素が溜まってしまい、腎不全にもよろしくありません便秘を侮るべからず、です。

便秘と食欲不振

食べる量が細ってくるのは、便秘の影響によることも多そうな我が家の次男猫。

今や猫じゃらしにも反応せず、走り回ることもない次男猫、便秘に有効とされる「適度な運動」というのはなかなか実践してくれそうにありません。膝上に乗せて、お腹を大きく「の」の字を描くようなマッサージが有効とされています。腸の蠕動運動に沿った動きだそうです。

ウチは膝上で仰向けになって寝てくれるので、マッサージもやりやすいです。

「もうどうにでもしてください」の図。完全に脱力しています

意外と、この「の」の字マッサージ中に「催してきた!」と飛び起きていそいそとトイレに行くこともあります。他にも、お腹をむんずと触って、ウンチの塊が触れる際には、肛門に向けて軽く押し下げたりもしますね…。

他には、食餌療法と脱水防止でしょうか。

我が家の場合は腎臓サポート食がメインではありますが、カリカリのトッピングには繊維質の多い毛玉に配慮した製品や、乳酸菌が多く含まれたフードを選ぶことが多いです。

その他としては、私の夕食に食べるはちみつ入りヨーグルトを、毎晩2−3mlの少量をシリンジで分け与えます。また、ちょっと便通が良くないなと感じ始めたら、レンチンしたサツマイモをほんの一欠片食べてもらいます。

このサツマイモ、次男猫はあまりお好きでないようで、口の中に入れるとぺっぺするし、無理に入れようとするとかなり抵抗するのですが、最近はちゅ~るビッツを少し割いて、サツマイモを挟むようにして与えると、うまうま言って食べてくれることが判明。

乳酸菌と食物繊維のマリアージュです。

あとは脱水防止のために、適切な輸液や、経口補水でしょうか。便秘になるのはウンチが乾いてカチコチになってるのが原因ということも多いでしょうし。

ただ、色んなことをやりすぎると、何が効いたのか、全部効いたのか、とてつもない宿便一掃キャンペーンになってしまうことがあります。「効果がないな…」とどんどん量を増やして継続すると大惨事になる(前科あり)ので、ご注意を。

残便感があると

しかし、便秘とまではいかないまでも、ウンチの量が少ない日が続くと、残便感というものを感じるらしく、ミョーに活動的というか、ソワソワする次男猫。

そういう時は、夜もウロウロしてはニャーニャー鳴きます。自力で排便をコンプリート出来ることもありますが、お尻からちょろっとウンチをのぞかせた状態で「なんとかしてくれー」と助けを求められることもよくあるので、なかなか気が抜けません。

放っておくといきみゲロをしてしまうので、下僕は飛び起きて対応せねばなりません。先日も夜の間に何度かヘルプコールがありましたが、収穫はちょっとしたブツのみ。朝になって、追加で少々出しましたが、どうも快便とは行かなかったようで、ウロウロしながらなうなうと鳴いておりました…

「もう少し降りてきてくれないと排便の補助は出来ないんだよ」と、抱っこして「の」の字マッサージをしながら言い聞かせております。

また、昔は無かったんですけど、歳をとってからはすかしっぺを時々します。ソファに並んで座ってたら、なんだか自分のものではないニオイがぷーんと。もう野性味が無いというかなんというか…まあいいけど。

評判がいいのはこのおクスリ「モビコール」。

 

 

 

 

 

 

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