猫の記念日はたくさんある
以下のサイトによりますと、日本だけでなく海外でも(特にアメリカで)色々と猫さんの記念日があるようです。
9月1日は「茶トラ猫に感謝する日」なんだそうです。
長年、茶トラ猫飼いだった私も知りませんでした。「Ginger Cat Appreciation Day」というとちょっとカッコいいです。単に「茶トラ猫の日」じゃなくて、「茶トラ猫に感謝する日」ということで、世界でも愛される猫のようです、茶トラ猫。
寝たきりの長女猫を守るように寝る長男猫
私自身も、茶トラ猫を愛してやまないのですが、同時に心から感謝もしているのですので、こういう日があることを知ってとても嬉しいです。
愛すべき存在の長男猫
体重300グラムに満たない生後2週間ごろ、長男猫が、とある公園で周囲5メートルに響き渡るような声で私を呼び止めなければ、私は三兄妹と出会えませんでしたし、幸せな十数年を共に過ごすこともありませんでした。私の猫バカライフは、長男猫のおかげ。
よく食べ、よく遊び、よくじゃれる猫。好奇心旺盛でイタズラ好き、陽気な性格で人懐こく、私に叱られると明らかにしょんぼりし、嬉しい時は本当に嬉しそうな顔をするヤツ。どっちかというとポーカーフェースな次男猫と違って、本当に分かりやすいヤツでした。
表情豊かなのも茶トラ♂の特徴かも
弟妹猫にはちょっかいを出したり、喧嘩することもよくありましたが、とにかく人間に対しては怒ったことが無い長男猫。私に噛み付いたこともなく、ツメを出したことは皆無。なにかで怪我をしたときに塗った軟膏が沁みた時と、抱っこしたら関節炎が痛んだ時の2度ほどくらいしか、「シャーッ」と言われた記憶がありません。
(人間に対しては)なぜか非常に寛容だった長男猫
長女猫が亡くなった時、自ら現世との関係を絶ち、追いかけて行った妹思いの長男猫でもあります。猫ながらあっぱれなヤツです。
茶トラのオスはちょっと抜けてるところがありますが、そこが愛される要素なのだろうと思います。初めて猫を飼う、という方には、茶トラの男の子が良いような気がします。一緒にいて楽しいです。
芯が強い凛とした長女猫
ツンデレというのは長女猫のためにあるような言葉だと思うのです。
よく、あーだこーだと喋っていた長女猫
人間や他の猫のことは見ていないようで、実は一番敏感に感じ取っていたような気がします。独りで寝ているかと思いきや、いつのまにか兄猫たちと一緒に寝ていたり、私の膝上に来ていたりしました。孤独を愛するようでいて、実は一番の寂しがり屋。そのくせ、気が強く、兄猫たちにちょっかいをかけられると、しょっちゅう怒って「シャーっ」と威嚇しながら猫パンチを食らわせていました。ただ、その数分後にはその兄猫たちと猫団子になっているというよく分からない行動もしばしばありました。
「飄々と」という言葉が似合うマイペースな長女猫でしたが、なぜか三兄妹で一番私を愛してくれていたのは長女猫だったという感があります。なぜそう思うのかと問われるとよく分からないのですが、愛されていた感は強いです。なんでそう思うんだろう…とにかく私は幸せだったのですよ…。
癌を患って大手術をしても、退院してからは特別扱いを望まず、粛々と普通の暮らしをして傷を治していた姿が今でも脳裏に浮かびます。
茶トラのメスはちょっと変わり者(猫)が多いとも言われますが、私の知っている茶トラの女の子は、気高くて凛としたところがあるメンタルが強い猫ちゃんが多いような気がします。ツンとデレ、オンとオフのギャップが大きいところが、本当に魅力的でした。
ペットメモリアルデイは9月13日
ちなみに、9月13日は、Pet Memorial Dayだそうです。アメリカにおけるペットのお盆みたいな日なんでしょうか。外国の猫ちゃんが現世に降りていくのをみて、虹の橋のたもとにいる我々の猫ちゃんたちも釣られて帰ってきてくれるかもしれません。
我が家の猫たちだけじゃなく、私の猫友さんとこの猫ちゃんや、Twitterのフォロワーさんたちの猫ちゃんも随分と見送りました。きっと虹の橋の向こうで飼い主自慢をしていたり、愚痴を言ってたりすることでしょうね。
9月13日も、忘れずにお迎えしましょう。
コメント
こんにちは~
私も茶トラ感謝の日というのを今年初めてツイッターで知りました。
おっしゃる通り、毛柄の種としてオスはおおらかで優しい、
メスは凛として気高く意思がはっきりしていると感じてます。
幼稚園の頃、庭にやってきた茶トラメスの野良さんを、
猫好き父が家の子にして「総柄茶トラのメスはすごく珍しいんだよ」と。
この猫さん(チーコ)は大きくなっても父の懐が大好きでした。
私が小学校の頃に居たオスのトラ公、彼とは
ポテチを一緒に食べたり学校から帰るといつも門の所で待っていたり
私の良き相棒でした。
そして縁あって長く暮らした賢くて凛とした鈴。
いまも懐かしく心にず~んと残る思い出を与えてくれる茶トラさん、
感謝でいっぱいです。
たけさんへのコメ欄を拝借して茶トラさんへの感謝を書かせていただきました。たけさん、ありがとうございます。
銀次郎と鈴さん
トラ公…凄い名前ですけど、なんとなくイメージが湧きます!
チーコちゃん、きっとかわいがってくれていたお父さんに愛を注いだんですね。
茶トラの女の子はやっぱり男性が好きなんですかね…鈴ちゃんもそうですもんねー。
私も長女猫と鈴ちゃんはかぶるところが多いような気がするんですよ。
やっぱり、茶トラさんはオスとメスと、ちょっと性格は違うような気がしますが、
どちらもホントに愛すべき存在…です!