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【日記】インスタント袋麺、茹で汁を捨てますか?

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美味しいインスタントラーメンの作り方で論争が続く「麺のゆで汁」。捨てるかスープとして食すか…私は「別茹で」派です。油分が少なくなる以上に、麺のもっちり度が全然違うからです!

インスタント袋麺 売れてるTOP10は…

全国で売れてる「インスタント袋麺」TOP10! 1位は超ロングセラーの人気ラーメン

好きですよ、こういうランキング。上位はこんな感じです。

1位 サッポロ一番 塩らーめん 5食(サンヨー食品)
2位 サッポロ一番 みそラーメン 5食(サンヨー食品)
3位 中華三昧 赤坂璃宮 広東風醤油(明星食品)
4位 ケンミン 即席焼ビーフン 65g(ケンミン食品)
5位 中華三昧 赤坂榮林 酸辣湯麺(明星食品)

袋麺では強いですね、サンヨー食品のサッポロ一番。それにしても、ケンミンの焼ビーフンってそんなに売れてるのか…知らんかった…

中華三昧」は確かにインスタント袋麺ではありますが、価格帯が全然違うんですよねえ。プレミアム袋麺とでも言うべきか。ノンフライ麺のもちもち感やスープの香りとかは別次元なんですけどね、中華三昧。

5位以下は、こちら。

6位 マルちゃん正麺 醤油味5食(東洋水産)
7位 マルタイ 長崎皿うどん140g(マルタイ)
8位 うまかっちゃん5食(ハウス食品)
9位 チキンラーメン 5食(日清食品)
10位 中華三昧 中國料理北京 北京風香塩(明星食品)

カップ麺では無類の強さを誇る日清も、チキンラーメンがTOP10のぎりぎりです。うまかっちゃんにも負けちゃうのか…

油揚げ麺とノンフライ麺

以前に比べて、袋麵もすっかりノンフライ麺が増えてきました。ノンフライ麺は、もっちりした食感とヘルシー志向がウケていると思いますが、技術革新により昔に比べて美味しくなりました。

が、「インスタントラーメン」と言えば、「油揚げ麺」のイメージが強いでしょう。お財布にも優しいですしね…スーパーの特売で買えれば、5食入り298円くらいで手に入ります。スーパーのPBだと198円くらいが定価のところが多いでしょうか。ただ、NBと同じメーカーの工場で作ってたりしますので、PBでも結構おいしいのが増えてきました。

油揚げ麺だけに、麺には油が多い

インスタント麺については、「即席食品工業組合」さんのサイトが分かりやすいです。

油揚げ麺は、麺から水分を飛ばすために油で揚げています。乾いた麺を茹でることで麺のなかに水分が戻っていくという仕組みです。NHKの朝ドラ「まんぷく」でこの辺りをじっくりやってましたね…

ただ、こうするとやはり麺には揚げ油がしっかり残ってしまっています。乾燥させるのが目的なので、洗い落とすわけにもいきませんしね…このインスタント袋麺を、もう少しヘルシーに食べられないかということで、「インスタントラーメン別茹で調理法」生まれたのではないかと思います。インスタントラーメンは一つの鍋で麺を茹でてそこにスープを入れて出来上がりというお手軽なまさに「インスタント」に調理するのが売りなのですが、ひと手間かけて摂取する油を減らそうとする考えです。

個人的にはインスタントラーメンは大好きなので、いろいろと調理法は工夫してきたのですが、今日は別茹で調理法をご紹介。(紹介するほどのものでもない)

インスタントラーメン別茹で調理法(たけ式)

お湯を沸かすところから始めます。麺を茹でる用になるべくたくさん1リットルくらい。同時にスープに使うお湯も沸かします。出前一丁の場合、500mlの湯で作るとなっていますが、こっちは麺に吸わせる水分は不要なので、スープ分として400ml程度です。

たっぷりのお湯で麺を茹でます

別茹での良いところは、スープの水量を考えなくて良いところです。たくさんのぐらぐら沸騰したお湯で茹でます。この時、麺を入れてすぐに麺をほぐし始めない方が良いそうです。3分茹での麺なら、2分放置してからでも3分以内に十分ほぐれます。なお、大量のお湯で茹でると、麺に火が入りやすくなるので、メーカー推奨時間よりも気持ち短めに茹で終えるほうが良いかもしれません。(麺の固さはお好みで調整)

茹で上がった麺をどんぶりに取り置きます。どんぶりがあったまってるほうが麺は冷めませんが、そこまでの手間は私はかけません(笑)

空いたお鍋に野菜などを入れ、スープを作ります。別の鍋で具とスープを作っても良いのですが、それだと鍋の洗い物が増えるので…私は同じ鍋で作る主義です。なお、粉スープは火を止めてから投入した方が香りが飛びにくいと思います。小さい鍋だとスープを投入したとたんに吹き上がることもありますが、火を止めてからだとその心配もいりません。チャーシューが無くて寂しいので、写真はもやしマシマシです。

出来たスープをどんぶりに取り置いた麺の上にかけて完成です。インスタントラーメンは、お店のラーメンに比べて油分は少ないため、ごま油を足したり、ラードを追加してもコクが出ます。

油を足しては、せっかく茹でこぼした意味がないといわれるかもしれませんが、揚げ油を除いて調味油を足してもいいんじゃないかと…このあたりはお好みです。ただ、大量のお湯で茹でた麺は、もっちり感が強くなるので、別茹でにした意味はあります。

茹でたお湯は再利用のしようもありませんが、冷えてくると油分が固まってきます…一口舐めてみましたが、美味しいものではありません。

気になる味の差

別茹でにした場合、
  • 多めのお湯で茹でることにより、麺全体に火が入りもっちり感が増す
  • スッキリとしたスープが味わえる
  • 麺に付着した揚げ油の多くが落とされるため、カロリーが減らせる

というメリットがあります。

その一方で、

  • インスタントラーメンのくせに生麵と同じ手間
  • 味がスッキリしすぎてパンチに欠ける
  • メーカーが考えて作った油揚げ麺+粉スープのバランスが崩れる

という面もあります。こちらもホントにごもっともだと思います。

油揚げ麺+粉末スープ、このジャンクな感じが失われるのはちょっぴり残念ではあるのです、はい。しかし、この作り方で私も10年以上色々な袋麺を食べてきましたが、意外と慣れるもんです。今、この作り方ができないチキンラーメンを食べたりすると、結構お腹にもたれたりします…。昔、受験勉強とかで夜食にジャンクな袋麺を常食していた時は、若いのに結構お腹が出ちゃったんです。ちょっとお腹まわりが気になっている人はお試しを。

インスタントラーメンは好きだけど、美味しくヘルシーにいただきたいと、自分なりに到達した作り方です。もっとこうしたら美味しいよ!というやり方があったらぜひ教えてください!

ここまで書いておいてなんなんですけど、油分が気になるなら、ノンフライ麺のマルちゃん「正麺」とか日清「ラ王」を買えばいいんですけどね。どっちも値段が下がってきてますし、たっぷりの野菜を煮込みたいならノンフライ麺の方がいいと思います。ただ、あの油揚げ麺の食感も捨てがたいんですよー。

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