その猫さんのタイミングで旅立つ
おかげさまで、Xやその他のSNSでたくさんの猫友さんに恵まれています。しかしながら、年月を共に過ごしていく上で、どうしても猫友さんの愛猫さんが虹の橋へと旅立っていくことが多くなります。

猫友さんの愛猫との接し方をみるにつけ、私などは爪の垢を煎じて飲まねばならぬような飼い主さんもたくさんいらっしゃいますし、その分、看取りはさぞかし辛かろうと思います。猫さんはその猫さんのタイミングで旅立つといいますが、少なくない愛猫さんたちは飼い主さんに撫でられながらその時を迎えていることが多いような…
私の場合、先代の三兄妹を虹の橋に送り出しましたが、言葉を掛けながら見送ったのは次男猫だけ。
見送り方を失敗すると後悔が尽きないのです…
旅立ち~長女猫の場合
その日は三兄妹揃って輸液に通院していました。三兄妹の最後に長女猫の輸液が終わり、キャリーに入れようとしたところ、診察台の上でげっこげっこと嘔吐、そのままぐにゃりと意識を失いました。先生も大慌てで診察室の裏にある処置室に運び込んで、挿管して人工呼吸器を回してモニターをつけて強心剤を何度もうってくれましたが、そのまま意識は戻りませんでした。私にとっては初めての看取りでしたが、まさかまさかの旅立ちに呆然…感謝の言葉をかけることも出来ませんでした。

旅立ち~長男猫の場合
長女猫が病院で突然死し、病院でエンゼルケアをしてもらって帰宅して長男猫をキャリーから長男猫を出したところ、瞳孔が開いた状態で物凄い呼吸音で苦しそうにうーうー言い出し、取って返すように病院に駆け込んだのですが、その時は既にこと切れていました。長男猫が旅立つ時に側にいながらも撫でてあげることも出来ず、その後は涙も枯れて呆然…
妹と同じ日に旅立つってひどくないですか?残される方のことを全然考えてない…

茶トラ兄妹のトラウマ
この中途半端なお別れ二連発は私にとっての大きなトラウマになっています。長年、寄り添って暮らしてきた猫たちの最期を彼らが大好きだった自宅で過ごさせてあげられなかったことは何年経ってもじくじくと心が痛みます。
長女猫は蘇生措置もしてもらいましたが、長男猫は私が背負っていたキャリーの中で息絶えたと思うと、悲しくてやりきれない気持ちになります。あんなことなら、病院に取って返すんじゃなかった…ただ、心の準備が出来ていないまま、自宅で看取れたかと思うとそれはそれで…

とは言え、見極めは難しい…
長女猫と長男猫、どちらも足腰が怪しくて状態は良くはありませんでしたが、長女猫はその日の朝も私の布団で一緒に寝ていましたし、長男猫は病院に行く前にもカリカリを食べていたので、今日明日どうにかなる状態ではなかったと思いますし、かかりつけ医もそう言ってました。輸液をしたら一時的にせよ脱水状態が緩和されてカラダがラクになるはずと思って通院したのに、まさかそのことであんな中途半端なお別れになるとは。未だにどうしたら良かったのか分かりませんが、輸液のためだけに通院するのは止めよう(夏は暑いし冬は寒く猫に負担がかかる)と、次男猫には自宅で輸液をするようになりました。
次男猫は納得の看取り
その分、次男猫の介護はがっつり在宅になりました。

採血などの検査は通院しましたが、輸液も自宅でするようになって外に出る頻度は格段に下がりました。最終的にはかかりつけ医からも「あと数日、自宅で好きなように過ごさせてあげて」と言われてキチンとお別れの言葉をかけて送り出すことが出来ました。3ニャンめにして初めてでした。
「猫さんのタイミングで旅立つ」…だって猫だもの。ただ、お別れくらいはしたいのが飼い主というものなのですよ、猫さんたち!
姫ちゃんは空気が読めない猫なので、今からその時が心配…



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